この夏、ボクは二眼レフカメラに夢中(笑)
今さら企業がこのスタイルで新型カメラを出すことは絶対にないだろうと思えるクラシックな外観とシンプルな機能。それにガジェットとしての優雅な佇まい。
その佇まいにボクは惚れきってしまったのでございます。
しかし、Leitz、Hasselにならぶ舶来カメラのRolleiはそんな単機能の二眼レフカメラを補うべく、様々なアクセサリを作り込んでくれていて、これがまたLeitzと違ってお安く市場に出回っているもんで、コレクター魂を刺激してくれちゃってどぉ〜しよぉ〜〜っ!?という夏なのでございます...(^^;)ハハハ。
そんな中でも、ホントにいるンか?これ??
と思いながらも手にする欲望が止まらなかったのがこちらっ!!
ケースを開けるとなにやら黒い鉄の塊が.......
前から見るとこんな体。
なんか蒸気機関車の上の方に付いてそうなヤツ??
横から見るとこんな体。
後ろから見てよぉ〜やくそれっぽい感じに。
そう!これはファインダー脱着可能なタイプのRollei二眼レフに装着可能なファインダーなのです。
上から見るとこんな体。
ってか、さっきから真っ黒黒スケでなにやらよぉ〜わからんですよね?(笑)
裏返すと鉄の外装のなかにはたっぷりのガラスが隙間なく埋め込まれております。
なのでこれ、これだけでもとても重いのです...(^^;)ハハハ。
なにを隠そう!いや、隠してませんが、これは二眼レフならではの左右逆像のスクリーン像をを左右正像にするためのプリズムファインダーなのですっ!!
ってかお前、前にその左右逆像にうつるスクリーン像が二眼レフの魅力的なこと言ってなかったっけ?とツッ込みが多方面から押し寄せそうではございますが、凝るとトコトン突き進むのがボクの性癖でございます...(^^;)ハハハ。
何ごとも試してみないことには語れないのでございます。なので身を挺して体験して進ぜましょうという近代科学の申し子的な探究心のなせるワザ、イヤ、業なのです。
こちらが先日手に入れたRolleiflex 2.8Fのノーマルなお姿。
このスクエアなファインダー部から二眼レフらしいアイデンティティを醸し出してございます。
このファインダー部を両サイドの留め具を押しながらスライドさせると外れます。
するとファインダースクリーンが丸見えの状態に(笑)
そこに今度は逆にスライドさせながらプリズムファインダーを装着!
すると、ぬ、ぬ、ぬ、ぬぁんじゃこれっ!?
と一瞬引くほどの無様なRolleiflex 2.8Fが目の前にっ!?
母さん、あの幽玄美はどこにいってしまったのでしょう?
だったらやめろよっ!ってことですが...(^^;)ハハハ。
正面から見るとまるで寿老人か?ぬらりひょんか??というほど頭が伸びた無様なお姿...(T0T)涙。
横から見るとこんな体。
なんか中三になってイキってリーゼントにしちゃった感じ??
でも見た目はともかく、その見え具合は?
お゛ぉ〜まさにこれぞ見慣れている一眼レフカメラと同じ左右正像のスクリーンなのでございます。
いやぁ〜プリズムの発明ってスゴいことだったんだなぁ〜ということが身をもって理解出来るワケですね。
Roleiさん、ありがとう!
貴女のおかげで、カメラの進化を身をもって経験することが出来ましたm(._.)m
しかしっ!この頭でっかちのプリズムファインダー仕様のRolleiflex 2.8Fはとにかく重い&バランスがすこぶる悪いっ!
このクソ暑い真夏にこれを持って歩くのはなかなかしんどいっ!!
でも、この正像でピント合わせ出来るのは撮影時間をかなり短縮できそうなんだよなぁ〜。
あ゛ぁ〜はやく涼しくなってお写ン歩な季節になって欲しいわぁ〜〜。