泉麻人氏の『東京いい道、しぶい道』をまるまる辿るパクり企画の偽『東京いい道、しぶい道』 !
今回は残る城北エリアの三通りを踏破!
まずは足立区の柳原千草通りを目指します!!
この日バッグに忍ばせたカメラはこの二台!
久々のご登場なLeica M2にレンズはこの旧道歩きの定番レンズなVoigtlander COLOR SKOPAR 21mm F4、フィルムはFUJIFILM SPERIA PREMIUM400とRICOH GRⅡにワイドコンバージョンレンズを付けて21mm状態に!
とフィルム&デジタルともに21mmコンビで臨んだのでございます!
池袋から山手線で日暮里へ。日暮里から京成線で京成関屋駅下車。
駅前はまぁ〜なんともローカルな佇まい(笑)
そしてデジタル露出計兼務で持ってきたRICOH GRⅡの電池の寿命が早くもここで途切れるのでした...(T^T)涙。
なぜ!?なぜ予備の電池パック持ってこなかったっ!!
だからデジタル嫌い!電池なければ無用の長物!!などと日頃お世話になっているGRⅡの悪口は申しません。心の中で罵倒するだけです...(T0T)号泣。
なので、これ以降のデジタル画像は全てiPhone XS Plusによるモノになります...(^^;)ハハハ。
もうほとんど京成関屋駅前という所に東武伊勢崎線の牛田駅がございます。この駅前を右へ。
道中、BAR CAMERAなる気になるお店があったり(笑)
すると今回のスタート地点、東武伊勢崎線の高架下が見えてきました。
本書の中で、
これをくぐって柳原の町へ入っていく感じは迷宮めいていて、いつもそわそわする。
と有りましたが、まさにそんな感じ。何かが口を開けて待っているかのような...(^^;)ハハハ。
そして<注意桁下1.7メートル>の警告版!?
ってかボク175cmあるんだけど余裕でくぐってた気がするんだけど、ホントに1.7メートルか??
そしてこちらが今回のメインストリート、柳原千草通りの入口でございます。
ですが、本書の順番通りまずは柳原千草通りに入らずに、逆走して柳原千草園に向かいます。
すると、こちらが『戸が閉まった古い自転車屋』と書かれていたお店ですね。
ってか、本に自転車屋と書かれてなかったらそうとは思えないほど、看板のインクも文字も剥がれ落ちていらっしゃいます...(^^;)ハハハ。
まずは柳原千草園に立ち寄ってみます!
と思いきやっ!?
そういえば、泉麻人氏が『すぐ向こうに、どことなく工場の経営者宅を想像させる大きな日本屋敷が建っている』と書かれていたんで、そちらの方が気になりいってみると...。
柳原千草園の隣に、確かに古めかしい門構えの奥に日本屋敷を構えた邸宅がございました。
柳原千草園中に入るとさっそく黒ブチさんが目の前を横切り...。
瞬時にボクは偽『東京いい道、しぶい道』モードからブラぱち猫クラブモードにスイッチです(笑)
黒ブチさんはそそくさと立ち去ってしまい、見失ったところで左の茂みからガサガサと音がしたんでみてみると...黒猫さん?
近づいてみると茂みの中で黒猫さんが佇んでおりました(笑)
池袋ネコ歩き以外のお写ン歩ではなかなか猫さんに出くわさないのに、この日はすでに2匹と出会い、これは幸先よろしいのではないかと気を良くするボクなのです(笑)
園内には様々な花が咲き乱れ!?ということはなく、この一角だけ...(^^;)ハハハ。
園内を流れる小川のせせらぎ?
東屋に木橋などもあり。
なんかミニミニ版の簡易日比谷公園のよう...(^^;)ハハハ。
本書によると、桜の季節は良さげですね。
そんな柳原千草園を後にして、今度こそ柳原千草通りに向かいます。
すると住宅脇でアメリカンショートヘアさんを発見!?
さすがにこちらは飼い猫でしょうねぇ。とっさのショットでブレブレです...(^^;)ハハハ。
しばらくなんの特徴もない通りが続いていた柳原千草通りでしたが、通りの看板も出てきたこの交差点を渡った向こう側はなんか良い雰囲気を感じるモノがあります。
鶯色のタイルが敷き詰められた小径といった感じの商店街。
住宅地と密接した商店街ならではの密接感というか、暑苦しいというよりもこの小径の幅がすごくいぃ〜のです。
泉麻人氏が『年に一度くらい、これといった用もないのに歩きたくなる道がある。』と冒頭で触れていたのも解るような気がする。
そんな鶯色の小径を歩いてきて、鋭角的V字に曲がるポイントがここ!
このV字の左側を引き返すように進みます。
すると唐破風の軒を見せた銭湯、大和湯さんが見えてきます。
堂々とした唐破風の佇まい。
大和湯さんを通り過ぎて2、3分ほどの所で今回の朝ご飯として期待していた稲荷寿司の松むらさん。
初めてなんで勝手がわからずこの折詰のショーケースを眺めていると、中から女将さんがバラでもお売りしてますよとの優しいお声がけ(笑)
お稲荷さんを二つ頼んで、店内でしばし女将さんとご歓談です。
その間、美味しく煮られているであろうことが一目瞭然な揚げに酢飯を詰めてその場で作ってくれている大将。
昭和39年創業ということだから、もう55年の老舗なんですね。
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そんな松むらさんでお稲荷さんを2個作って貰って、目指したのがすぐそばの柳原稲荷さん。
手水舎で手を清めて、やってみたかったのが......。
お稲荷さんで稲荷寿司を食べるということ!
松むらさんの稲荷寿司は味濃く甘めに煮られた揚げが極薄で、ちょうど良い酢加減の酢飯に極薄の揚げのバランスが絶妙ですっ!
上からふりかけられたごまも良いお仕事をしております。
これはお土産用にもっと買っておくべきだったと後悔...(^^;)ハハハ。
しかし、洒落でやってみたかったんだけど、絶対これバチあたるよな(笑)
そして、今回の旧道巡りのポイント一つだったのがこちらのキデンキ!
といってもこれは今風のLEDキデンキで本書にあった昔の木製電柱に取り付けられた『木電気』は見つけられませんでした...(T^T)涙。
柳原千草通りの突き当たりには理性院さん。
ボクもこちらでちと理性を取り戻した方がいいのかもしれません(笑)
理性院さんの前を左に進み、北千住駅に向かいます。
駅の手前で東武伊勢崎線の開かずの踏切に出くわします。
が、ラッキーだったのかこの電車が通った後にすぐ渡れました(笑)
この先には北千住駅が。
この後は『千住 いろは通り』編に続きます。
【8 キデンキの迷宮へ・・・柳原千草通り】
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