泉麻人氏の『東京いい道、しぶい道』をまるまる辿るパクり企画の偽『東京いい道、しぶい道』 !
もっとダラダラかと思いきや、思いのほか興味が先立ち週末になると旧道お写ン歩が重なり、ついに今回で城北エリアは踏破でございます。
そんな城北エリア最後の旧道は荒川を渡っても埼玉ではなくまだ都内!?西新井の関原通り。
この日は柳原千草通り〜いろは通りと連続して歩いているので、そろそろ疲れが見え隠れ...(^^;)ハハハ。
でははじめましょうか。
荒川を渡っている時に比べると小振りにはなったモノの、まだ油断は出来ない空模様。
こちらが城北エリア最後の旧道となる関原通りの入口になります。
心して進むベしっ!
昭和の香りがまだどことなく残っている個人商店だらけの通り。
この日の道中やたらと目立っていたのがこちらの朝市大道芸祭りの立て看板(笑)
街灯の電柱にはいたるところにこのマスコットらしき恐竜キャラが。
関原通りと恐竜ってなんか関係があるんだろか?
こういう昭和の町並みには違和感なく馴染む駄菓子屋さん。
こういう所にはまだまだ残っているんですね。
ちなみに浅見菓子店さんというようで。
ここにもさきほどの朝市大道芸祭りの立て看板(笑)
こちらにも先ほどの恐竜キャラがっ!?
そうか、ここはショッピングモールだったのか(笑)
本書では触れてなかったんですが、この通りには関原八幡神社がございました。
ので、参拝です...(-人-)合掌。
この関原八幡神社の謂れですが、そもそもは後ほど触れる大聖寺の守護神として創建されたそうですが、明治の神仏分離令によって1870(明治3)年、現在の地に移転したそうです。
すると、本殿のほうからうなり声が?
あ゛っ!?猫だと思って近づいてみるとロシアンブルーのような灰色の猫さんが喧嘩中なのか唸っておりました。
ちと落ち着くまで待って写真を撮ったのですが、ボクがハァ〜ハァ〜し過ぎてブレてます...(^^;)ハハハ。
なんかiPhoneで写真撮る方が難しいではないかっ!?!?
また関原通りに戻って歩いていると、本書ではまだ古そうな佇まいだった浅田書店さんが改築されていて新しいビルにっ!?
案の定レトロな週刊誌自動販売機はございませんでした...(^^;)ハハハ。
がっ!?あのハリソンフォード太郎丸君はいまだに健在っ!(笑)
しかし、なにゆえハリソンフォードなんだろ?
本書で『寺の向かいの焼肉屋で旨くて安い定食を味わって』と書かれていたのはおそらくこちらのクリーク・パンチャンさんでしょう。
旨いと聞くと入りたくなったのですが、ちと一見さんで入るのには勇気がいる間口でございまして...(^^;)ハハハ。
そんなクリーク・パンチャンさんの前にあるお寺が関原不動尊大聖寺さん。
ちなみに真言宗豊山派のお寺さんとのこと。
お不動さんですね。
なかなか立派な本堂でした。
この二差路の左側に僅かに写っているのがいまや廃業した関原湯さんでしょうか?
この後はこの二差路を右側に進みます。
すると本章のサブタイトルにもあるライオン看板が見えてきます。
この種の看板は素朴な木造屋の表の看板だけ雄ライオンのたてがみの如く立派ということから、洒落でライオン看板と呼ばれ、終戦後の下町商店街ではちょっとした流行りになったそうです。
そんなライオン看板も今となってはここくらいということらしく。
そんな貴重なライオン看板をしっかりと目に焼き付けておきましょう!
なんか習字の時間に筆で書いたようなこの看板の文字が良い味出してるひらさわ呉服店さん。
そんなひらさわ呉服店のとなりの天国食堂さんも気になりました...(^^;)ハハハ。
ここらで本書では終わるんですが、まだまだ商店街は続くので終点まで目指すことに!
このあたりでは関原銀座会と電灯看板が出ています。
さすがに朝飯の松むらさんの稲荷寿司しか口にしていなかったんで、お腹が空いてきて、惣菜みやはらさんで野菜コロッケを一つ。
なんと一個30円という安さですっ!?
徐々にお店も少なくなってきて.......。
なんかやたらと小綺麗で今風のインテリアショップみたいな感じだった佐々木材木店さん。
そろそろ終点が近づいてきているような?
するとT字路に突き当たり、ここにて終了ですっ!
もう一度関原通りを振り返り、道中愉しませていただいてありがとうございました。
さてさて、京成関屋駅に降りたって、柳原から北千住駅に向かい、いろは通りを隅田川沿いまで歩き、その先は荒川を渡って関原通りを西新井駅まで。
西新井駅までの数分の道中もなかなか妖しげな路地があり愉しませていただきました(笑)
そんなこんなで、東武伊勢崎線西新井駅に到着!
いやぁ〜『東京いい道、しぶい道』を手にしながらの旧道歩きな街歩き。
こういうのも楽しいもんですねぇ。
なんとか厭きずに城北エリアの10本の旧道は踏破出来たんで、次はどこのエリアをブラりしようか?
【5 ライオン看板の見える参詣道・・・西新井 関原通り】
中央公論新社
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