縁遠くなった本郷詣でも夏の終わりと共に忙しなくなってまいりまして、前日に続いてこの日も本郷詣で。
実は前日に『あ゛れっ!?こんなお店あったっけ??』と思いながらも前を通り過ぎてFIRE HOUSEに行ってしまったんで、この日はその気になったお店へ!
そのお店は『ゆきラーメン 山手』さん。
『背脂を雪のように散らしました』
と。でも、前もここってらーめん屋さんだった気がするのです。
それも本郷名物な東大生のソウルフードを提供していたお店だったと思うンだけど...。
店内は鰻の寝床な間取りでカウンターのみ。
手前に券売機があるンで、まずは食券を買い求めましょう。
メニューは、
- 山手基本の味
- こだわりの味
- 野菜志向の味
の3つのカテゴリーから。
ここで目に止まったのがみどりラーメン。
カウンター席においてあったユーグレナの説明書きを見てよぉ〜やく記憶の片隅から掘り起こしました。
やっぱり、かすかに記憶していたお店と同じようです。
旧店名は『山手ラーメン本郷 安庵』。
東大で研究しているユーグレナを練り込んだ緑色の麵が名物で、東大生のソウルフードになっていると聞いたことがあります。
そのお店が店名もシンプルに、より一般的な感じに衣替えしたのがこの『ゆきラーメン 山手』てことのようですね。
カウンターの調味料は半ペースト状の一味にお酢と刻みニンニク。
この日注文したのは、味玉ゆきラーメン。
背脂らーめんではあるモノの、見た目は上品でございます。
チャーシューはローストビーフのような低温調理された感じで、実は結構分厚いです。
柔らかくて、鶏チャーシューのような食感。
味玉は黄身まで出汁が染みわたっております。
それ以外には薄口なメンマにもやしと万能ねぎ。
自家製麵は中細ストレート麵ですが、これがなかなかなモッチリ具合。
その弾力のおかげで塩豚骨スープにも負けていません。
やはり秀逸なのは、よくありがちな醤油豚骨に背脂ではなく、塩豚骨に背脂というのがいぃ〜ですね。
臭みが無く旨みだけを抽出した豚骨スープにどことなくほんのりと魚介っぽい出汁も感じるスープはしつこさがなく、最後まで胃に凭れることなくいただけました。
これが本郷飯のラインナップに加ることにいたしましょう!!