多分ボクが幼少の頃合いなんで、まだ先代の頃だと思うんだけど、TVのバラエティで見かけた日本語が上手なインド人のナイルさんは、田舎の子供にとってはなかなかの異世界ぶりで衝撃だった覚えがある。
大学に入り上京するとなぜか東京で知っているお店の一つが『ナイルレストラン』(笑)
これは是非とも行かないわけにはいかんっ!と思いつつもなんだかんだ四半世紀以上が経ち、現在に至るわけですがついにっ!その時がやってまいりましたっ!!
東銀座のこのエリアなんていつでも行けたのに、なにゆえこれまで足を運ばなかったのか?その理由はボクにもわからないのですが...(^^;)ハハハ。
とにかく四半世紀以上経由して令和になりついにナイルレストラン御入店の機会が訪れたのでございます。
お昼時のナイルレストランはさすがに繁盛店だけあって、次から次へとお客さんが店内に吸い込まれていきます。
外で並んでいても回転が速いんで10分も待たずに入店。
その間、店外に張られているメニューで物色です。
ちなみにこのナイルレストランさん、評判のムルギーランチが評判過ぎて、みなさんムルギーランチをいただきに来るんで、座席についても店員さんにいわないとメニューは出てきません。
メニューを頼んでも逆に不思議な顔をされてしまいます...(^^;)ハハハ。
店内に入るとピンクが基調な思いのほかPOPな雰囲気(笑)
入口を入って横に階段があり、二階席もあるようです。
ムルギーランチだけだとなんか味気ないかな?と思い、まずはスープ!
注文したのはお豆のスープのダールスープ。
最初の一口はなんか豆のすり身の味だけでけっこう薄味?と思ったんですが、二口三口と飲み進めるうちにお豆のコクとほんのりだったスパイスが次第にハッキリと味わえるようになってきて、これは旨し!
ひよこ豆のポタージュみたいな感覚ですかね。
そして名物料理のムルギーランチ!
テーブルで店員さんが最後の仕上げ!!
チキンの骨を取り除き、身をバラして食べやすく仕上げてくれます。
そして、眼前に運ばれた状態のムルギーランチがこちらっ!
ほぐされたチキンが右半面に。
中央には煮キャベツにマッシュポテト。
左にはほんのりサフランが効いたサフランライス。
これが、昔から変わっていないナイルレストラン名物のムルギーランチなのです。
スプーンにサフランライス、煮キャベツ、マッシュポテト、チキンにルーと全部のせでいただきます。
最初の一口はなんじゃこりゃっ!?という初体験な味わい。
インドカレーは腐るほど食べてきたつもりのボクですが、そのどこのカレーとも違うオリジナルなスパイスの効果なのです。
辛味というよりも爽やかさ。口の中に爽やかな風味が広がるムルギーランチはかなりクセになりような予感です。
煮キャベツの水気とマッシュポテトの芋芋しい風味がルーに加わるとまた一味違った味わいにっ!!
ホントなんで今まで来なかったのが不思議なくらいに、ボクにとってのベストカレーだったムルギーランチ。
職場が日比谷にある間にもっと通わなくてはっ!!(笑)
ちなみにその隣にあるこちらのレストラン早川もめっさ気になってるんですけどね(笑)