今は無きチェコスロバキアで生まれ育ったmeopta flexaretⅥ。
グレーの布張りが気に入って、ちょいちょい連れ出してはいるのですが、120フィルムのランニングコストはそれなりに嵩むモノでして...(^^;)ハハハ。
とりあえず持ち歩いて、何かあったら撮ろうかな?という際にはやはり35mmフィルムで済ませたい今日この頃なのです。
ということで、予め35mmフィルムの使用も前提に本体設計されているflexaretⅥなので、35mmフィルムアダプターが欲しくてヤフオクでチェックし続けること数ヶ月。
ついに出モノがございましたっ!?
革ケースにコンパクトに収まったお姿は、充分ガジェットオタクの心を揺さぶります(笑)
ケースの中身は左上から時計回りに、35mmフィルム用スプール、アダプター、35mmフィルム用スクリーンマスク、スペーサーの4つの部品。
装着手順は、flexaretⅥの裏蓋をまずは開けます。
フィルム室の120フィルム用スプールを取り出します。
これは35mmフィルム使用時には使わないんで、無くさないように保管しましょう!
120mmフィルム用スプールを取りだしたら、スペーサーを取り付けます。
本体上部の巻取側のフィルム室には35mmフィルム用スプールを取り付けます。
中央のテイクレンズの裏側にはアダプターを装着。
まるでもともとついていたかのようなカチッとした装着感に感激です(笑)
このアダプターは扉式になっているんで、このように開閉してフィルムを押さえる仕掛けになっています。
本体下部のフィルム室に35mmフィルムを装着して、
フィルムはこの写真のように一度下側のロールに絡ませながら上へ引っ張り出します。
アダプターの下にフィルムを通して、上部の35mmフィルム用スプールの溝にフィルムの先端を絡ませて巻き上げます。
なかなか作り込んですなぁ〜と思うギミックがこちらのフィルムタイプのカウンター窓。
通常の120フィルム使用時はこのように『60』の数字が現れているんですが、
35mmフィルムをセットして、裏蓋を閉めたとたんにカチッという音とともに『35』に変わるのです!?
この機械的な動きがステキッ!!(笑)
最後にスクリーンに35mmフィルム用スクリーンマスクを落とします。
フィルム装填が完了したら、巻き上げノブを回して右のカウンター『1』になったら、撮影OKになります。
ちなみに左側のカウンターは10枚目になったら時計回りに回して『1』を表示させます。右のカウンターは『0』に戻るんで、これで10枚目を意味することになります。
ガジェッター的にはハァ〜ハァ〜するガジェットですが、ランニングコストが安い35mmフィルムが使える利点はあるモノの、画角的には中望遠程度になっちゃうんで、いつものお写ン歩程度ではどうですかねぇ〜。