池袋北口を出てしばらく線路沿いを北へ歩くと、ドン・キホーテの前のトキワ通りを越えたところに『へいわ通り』となんとものほほんとした通りの入口がある。
そもそも観光客がこの辺りまで足を伸ばすこともなく、このへいわ通りはジモティの買物向けの商店街であったのだろう。
しかし、このへいわ通りも全国の商店街同様客足は遠のき、駅側の一角の飲食店を除いてはほとんど商店街としては機能してない。
そんなのほほんとしたへいわ通りをまっすぐ北へ、川越街道にぶち当たる手前あたりに見つけたお店がこちらの『満腹カフェふるはうす』さん!
半地下という物理的にも隠れ家的な佇まいのこのお店。
夜はリーズナブルなフレンチ&イタリアンな感じのビストロなんですが、ランチがとってもコスパ高いのですっ!!
とにかく一通りがないへいわ通り!?しかも川越街道に近いという奥の奥のしかも半地下というロケーションはとても落ち着いた雰囲気(爆)
厨房はオープンキッチンではないですが、窓枠からチョロッとのぞける奥ゆかしさ。
この日のランチメニューはこちら。
値段的には池袋駅周辺のランチと変わらないお値段ですが、ビストロが創り出すランチは侮れませんっ!!
ランチにはドリンクバーとスープバーが付いてきます。
この日のスープは玉子のコンソメスープ。
注文を済ませて店内を見渡していると、目に止まったのが棚に飾られていたRICOHFLEX!?
正面の革とか全部ズル剥けになっていらっしゃいますが...(^^;)ハハハ。
お店の人にクラシックカメラ好きな人がいるんだろか?
それとも、オブジェとして二眼レフを飾っているだけなんだろか??
この日うちの相方さんが注文したのは牛肉の煮込み定食。
これ、ディナー出だしてる牛ホホ肉の煮込みと同じではなかろうか?
というくらいのナイフいらずで箸でもほぐれていくお肉。
口に入れると噛む毎に崩れ落ちていく肉の旨みに、なんとも言えない幸福感を味わえます。
ボクはからあげ定食で。
お肉はもも肉仕様なんでジューシーな仕上がりですが、カリッカリでクリスピーな衣の後に、ジュワァ〜と広がる肉汁の旨みがサイコーな逸品でございます。
なんかの野菜を卸したのが入っている、このドレッシングが美味しいんですよねぇ〜。
小鉢は人参を甘く煮込んだモノのスライス。
お昼時はお一人で廻しているのかな?それでも、すごく丁寧な接客で、サービス面でも申し分なし。
ってか、ランチの値段で充分安すぎるくらいのお味なんで、さらにサービスまでしっかりしていると逆に申し訳なく思ってしまうくらいのコスパが高いランチです。