劇場通りの一本東側、我が家の裏通りのあたりは昭和の池袋の話をみると三業地であったらしく、近所に映画館も存在したとか?
今となってはその痕跡を見つけるのも難しいほど、当時の面影は全く感じられないのですが、それでもどことなく怪しげな気の流れを感じるよぉ〜な感じないよぉ〜な、ディープ池袋の一画なのございます。
そんな裏通りに以前から毎日目にしているにもかかわらず、入ったことがなかったタイ料理のお店『プリック』さんがございます。
こちらのプリックさん、なかなか入る機会が無かったのはディナータイム営業だったからなのですが、ある日このようなランチの幟が立っていることに気がついたのです。
以前は路面にこんなメニューパネルも出していなかったのに、こういう写真付きのパネルが見られるとどんな料理があるのか知れて安心です(笑)
ということで、ついに我が家も週末ランチに入店してみることにしたのですっ!!
中はバンコクのお店にでも入り込んだかのような現地仕様。
以前はタイの方々がほとんどだったようですが、最近は逆にほとんどが日本人だとか。
こちらがメニュー。
なんかタイ料理で見知った名前は数個しかなく、えっ!?えっ!?という感じ...(^^;)ハハハ。
でも最初のページの説明書きと、写真を見比べながら選んでいきます。
ちなみにこちらはランチメニューの用で、ディナータイムのグランドメニューはまたディナー用のメニューになるようですね。
ちなみに店名の『プリック』とは唐辛子の意味なんだそうです。
注文すると、タイ料理ならではの調味料セット、クルアン・プルンが。
左上からグラニュー糖、プリック・ナムソム(唐辛子入り酢)、プリック・ポン(粉唐辛子)、ナンプラーの四種類。
うちの相方さんが頼んだのはセンミーナム。
ランチは全てセットになっているようで、他にサラダ、ご飯、タピオカココナッツミルク。
説明書きで汁米粉と書いてあった通り、ようはフォーみたいなモノ。
ただ、麵は素麺くらいの細さです。
しっかりと味が付いている鶏肉に、出汁が効いているスープがなかなか。
これウマし!!
ボクは、パッパネーンラッカオ。
肉とカレーペースト炒めかけご飯というシロモノです(笑)
セットには大根たっぷりのスープ。
これが辛味を中和してくれるのに良い働きをしてくれます(笑)
それとごまドレッシングがかかったサラダ。
パッパネーンラッカオにはフライドエッグが載ってます。
このパッパネーンラッカオは鶏肉か豚肉か選べるんですが、今回は豚肉にしてみました。
カレーペーストはレッドカレーを使っているようで、なかなかの辛味が毛穴をこじ開けてくる辛さです(笑)
辛いのと、味がしっかりしているんでタイ米と混ぜ合わせていただきます。
これがなかなか!
もう、滝汗状態の食後にはこれまた甘さたっぷりなタピオカココナッツミルクで中和します。
池袋のタイ料理としてはなかなかの有名店だったらしく、これからはランチでお世話になろうかなとうちの相方さんも満足なプリックさんなのでした。