北池袋駅の踏切で自称写真家72歳踏み切り内部に取り残される!?
1月下旬にボクのタイムラインに流れてきたこのヘッドラインを見て、衝撃が走ったのである。
あんなところをカメラ片手にウロつく70overの老人をボクは独りだけ知っている。
ってか、あんなところをウロつく老人は一人しかいない。
我らがチョートク翁であるっ!?!?
毎月第二日曜日はチョートク翁率いるチョートクブラぱち塾の日!!
2月のチョートクブラぱち塾は上の翁のnoteの記事の通り、自称写真家72歳が辿った道を行脚なのです。
この日のお供は相変わらず代わり映えしませんが、EPSON R-D1SにVoigtlander Color Skopar 21mm f4.0とRICOH GR1sでデジタルとフィルムの2台体制で。
集合は東武東上線北池袋駅の改札前。
御覧の通りのローカル線のあじわいが滲み出ている北池袋。
初めてこの駅に降り立った時はけっこう衝撃でして。
池袋の隣の駅なのにこうもローカル臭が漂うモノか?と。
少年時代のチョートク少年が通った志村高校の想い出が詰まった駅なのだそうで、日本の中でも侘び寂にあふれる駅なのだそうで。
ちなみに北池袋の踏切内部に取り残された自称写真家72歳がこちらです(笑)
時間になったので、まずは本日のブリーフィングを改札前で。
まずは駅前商店街の奥にあるお稲荷さんへ。
この辺はうちの小春さんの散歩コースの一つでもあるんですが、駅よりもこの道に侘び寂のさらに錆を感じてしまいます。
もう何度この前を行ったり来たりしただろうか?というくらいのお稲荷さん。
神社と言うよりも祠な感じですが。
この辺りはチョートク翁もよく写真やコラム・エッセイで触れられてますよね。
稲垣足穂と池谷舞踏教習所のエピソードとか。
ちなみに何度行き来したかわからないこちらのお稲荷さんですが、本日初めて『北池袋出世稲荷』というお名前だったと知りました...(^^;)ハハハ。
そしてまた駅に戻り、こちらが事件現場の開かずの踏切(笑)
この日はそんなに長い時間待たなかったんですが、東武東上線と埼京線の二つの踏切が連続しているここは、ハマると7本、8本の電車を待つことになります。
ハマるとといってもほぼ8割方ハマります(笑)
そんな事故現場をこの日は取り残されることなく渡りきるチョートク翁と御一行。
そして、この日のブラぱち塾のテーマ名にもなっているところに早々に到着っ!?
コース料理を頼んで、ウェルカムドリンクの後にすぐに肉料理が出てきた感じでございます(笑)
こちらが、今回のメインディッシュである『捨て石劇場』の舞台(笑)
ちなみに正式名称は『北池袋仮児童遊園』でございます。
ちなみに、池袋界隈のちょっとした公園はたいてい『児童遊園』という名称を使ってますが、わざわざ『仮』と付けている公園は初めてみました...(^^;)ハハハ。
劇場名の元にもなった居酒屋『すて石』の跡地です。
手前の三角になっているところから右側はらーめん屋さんだったそうで、塩辛くて体に悪いラーメンを出していたそうです(笑)
そんな北池袋仮児童遊園のベンチに腰掛けたチョートク翁の脚本・主演による今は無き『捨て石劇場』が再現されるのですっ!?
チョートク翁の目前に広がるこのスペースが『捨て石劇場』の舞台.......。
チョートク翁の幻想に促された我々には眼前に広がる舞台はもはやオーストリアのブレゲンス湖上音楽祭の舞台っ!?
捨て石劇場はそれ以上に格式が高い!と宣うチョートク翁!!
さぁ、上手からお爺さんが登場。下手からはお婆さん。
婆『ねぇ、聞いてる?エラい目に遭っちゃった』
爺『あんなとこ夏の暑い日に行くモンじゃないなぁ〜』
チョートク翁の眼前で繰り広げられるたわいもない会話が続く、台本のない芝居......。
爺『四日と居ないと全然ゴミの分別ができねぇ〜なぁ〜』
どぉ〜やら当時は右側の黄色い遊具のところにゴミ箱があったらしく、お爺さんはそこのゴミの分別を日課としていたようですね...(^^;)ハハハ。
そんないま風に言うと日常系なシュールな演劇がこの地で繰り広げられていたそうです(笑)
ちなみにここの公園の水は旨いらしいです。
北池袋でオーストリアの湖上オペラを堪能した我々は、チョートク翁のおかげで文化指数が跳ね上がったまま滝野川方面へ。
毎回ブラぱち塾で狙っているのが、チョートク翁がファインダーを覗いた瞬間を撮ることなんですが、この日も全然そのノーファインダーの妙技のスピードについて行けず...(T^T)涙。
五差路?六差路?を越えると、
その先は滝野川市場通りに突入です!
そぉ〜いえば、北池袋から滝野川市場通りまでの道中は、以前ご紹介したこちらのエントリーをほぼなぞってたんですね。
滝野川市場通りをさらに奥の方に進んでいくと、なかなか趣深い木塀のおうちがありまして。
そぉ〜いえば、昭和の中盤くらいにはこういう木の塀で囲まれた住宅って普通にあったなぁ〜。
うちの御尊父様の実家のあたりとか、こういう路地の塀沿いに洗濯モノを干す物干し竿をかける柱が立ってたり。
今回のプラぱち塾本編の中で唯一のブラぱち猫クラブ活動の一枚。
生きてる猫さんを見つけられませんでした...(T^T)涙。
ブリーフィングで紹介しておきながら、気がつかずそのままスルーしていったチョートク翁(笑)
こちらの洋館は亀の子束子西尾商店の本店なのかな。
字体に歴史を感じます。
滝野川地区もここらで終了で、明治通りを渡り西巣鴨方面へ!
明治通りを渡ったところにチョートク翁の想い出深き物件がまだ存在し続けています。
こちらの物件はパチンコ天国?
海外から戻ってくるとわざわざ生存確認にくるというチョートク翁でございます。
やっぱり左に傾いてます...(^^;)ハハハ。
前月のブラぱち物件にもありましたけど、まだあるかな?と思っているとすぐ無くなったり、流石にないだろうと思っているといつまでも存在し続けていたりとこの手の物件の生存確率はホント読めませんねぇ〜。
変わり続ける東京、変わらない東京......。
そして御一行は庚申塚商栄会、旧中山道に入ります。
するとこれまで認識したことなかった建物がっ!?
すがも鴨台観音堂というのだそうで。
そういえば、荒川線の庚申塚駅よりこっちの方ってあまり来たことなかったからか。
こちらにはなんかしらんですがオクトパス君が鎮座坐して在らせられます。
「置くとパス」してくれるのだそぉ〜で?
そんな通りはさすがに旧中山道だけあって、まだ旧商家が残ってたりします。
こういう素硝子の奥に日焼けしたカーテンが締まっている感じがお好みだとか。
こちらは伊勢屋紙店さん。なかなか渋めです。
家屋よりも脇路地に置いてあった荷車の方が気になったりして、写真を撮っていたら、店先で女将さんと御一行の地域のふれあいが
始まっておりました...(^^;)ハハハ。
そんなふれあいを慈愛に満ちた眼差しで見つめるチョートク翁(笑)
最近はまたスナップ論が喧しいですからね...(^^;)ハハハ。
何ごともちょっとしたコミュニケーションは必要でございます。
ましてや我々、ジモティからすれば絶対怪しい集団ですから(爆)
そんな旧中山道沿いの裏側はちゃんと見て歩くと掘り出し物に溢れているかも知れずっ!?
こちらの裏には石造りの蔵が残ってました。
時間があればこの辺りの裏をしらみつぶしに観て廻りたいですねぇ。
『田中』に反応するチョートク翁(笑)
なんと巣鴨は未だに西ドイツと交流があるというっ!?
これもまた、今回のテーマの一つミステリーツアーでございますっ!?!?
ちなみに「オーニング」というのは店先の入口についている日よけのことだそうです。
すると横路地のトタンのペイントを見つけてはしゃぐチョートク翁!?
バンクシーも吃驚な巣鴨ストリートアートでございます。
なんか左手の夏ミカンの樹が懐かしいよぉ〜な気がしながら一枚撮っていたんですが...。
なんとここが移転前のファイト餃子のお店があったところだったようでっ!?
当時はまだ要町で暮らしてたんで、よく自転車飛ばしてこの夏ミカンの樹の脇に自転車停めてたなぁ〜と思い出しました...(遠い目)。
今回は『踏切』がテーマなブラぱち塾(笑)
今度は都電荒川線庚申塚駅の踏切を渡ります(笑)
するともう巣鴨地蔵通商店街。
ここにくると毎回のように撮っているこちらのお店。
奥のつるされているマリオネットがコワイのです...(^^;)ハハハ。
そぉ〜いえば以前は二体吊されてたんだけど、一体は売れたのかな?
こちらの象さんもセットで毎回パ写リです。
この中華人形は初めて認識しました。そんな新しくもなさそうなんだけど。
最後のワークショップの場所に向かう御一行さま。
はたして、我がチョートク翁は赤パンツはお持ちなのだろうか??
いつも混んでるときわ食堂。
もう、この時点で15時過ぎてたはずなんですけどねぇ、まだ行列が出来てます。
むしろ庚申塚の方とか巣鴨駅の方の支店の方がすぐにお店には入れると思うんだけど。
そしてワークショップは巣鴨と言えばこちら!
な、高岩寺さんで。
今回は例のF社の炎上の件もあり、タイミング的にスナップ写真に関する姿勢というか、まぁ大人としての最低限のコミュニケーションというか、いろいろ世間的に五月蠅いですからね、ますます。
そんな世知辛い話が多かったような気がします。
お互い気をつけましょうということで...(^^;)ハハハ。
我らがチョートク翁と本日の参加者の皆様。
そして本日の皆様(笑)
という記念写真を撮りまして、高岩寺にて流れ解散ということになりました。
今回もみなさんおつかれさまでございましたm(._.)m
そんなプラぱち本編が終了したところで、巣鴨地蔵通商店街の横路地でよぉ〜やく生きてる猫さんに出会いました。
帰りに独りお留守番のうちの相方さんに、元祖塩大福みずのの豆大福と特撰塩大福をお土産に!