緊急事態宣言下出迎えた今年のゴールデンウィーク。
巷ではしきりとSTAY HOMEがキーワードとして溢れておりました。
そんな特殊な状況をカメラに収めておこうと始めたこのシリーズ。
今回は週休祝祭日で連休STAY HOMEな5/2、3の池袋住宅地模様を。
といっても、この辺りの住宅地の路地はコロナ禍であろうとなかろうと週末の朝の人気はほとんど変わりないのですが...(^^;)ハハハ。
ただただ、中判カメラで撮り歩きたいというだけなのです(笑)
まずは2日の池袋大橋を渡った上池袋の状況です。
花見の季節はソメイヨシノの咲きっぷりが綺麗な都営上池袋二丁目アパート。
こういう集合住宅も次から次へと取り壊されていく東京ですが、ここはまだまだ大丈夫かな。
たしか昨年の今頃、平成が終わり令和の始まりと共になんとなく始めた『池袋昭和探訪な街歩き』で初めてちゃんと目を向けたエリアで、ここの打ち捨てられた感に塗れたアパート群が好きなのです。
この躯体に包帯のように蔦がグルグル巻な感じ。
この奥のドアが開いて、人が出てきたらかえってコワイ...(^^;)ハハハ。
動きはしないメーター群。
去年の写真とあまり変化がないポスト。
そんなお気に入りエリアを抜けて、ネコ歩きのルートに戻ると黒ブチな家猫さんのご尊顔を拝謁したしました。
明治通りに架かる堀ノ内橋を渡り、山手線の線路沿いの路地を徘徊。
もう昭和な空気感が漂う空間です。
日付が変わって5/3の憲法記念日。
この日は劇場通りの南の終点の向こう側、西池袋を徘徊です。
目指したのは自由学園明日館。
うちの相方さんと春になったらお散歩がてら行ってみようかね!とか言ってたんですけどねぇ。残念です。
休館中なので柵越しにパ写リ。
こういうときに広角のレンズにすればよかったと後悔です...(^^;)ハハハ。
いつも気になる『B gallery』のパネル。
明日館の前の路地を進んでいくと蔦が絡まりすぎというよりも、むしろ蔦に覆われている御屋敷...(^^;)ハハハ。
こういう物件は大好きなんで近づいてみると『ENGLISH HOUSE』?その後は『YOSHIOKA』ですかね?
ドアも外れてるみたいだし廃屋?
またデジカメ持って探検に来たいですが、テキトーに歩いてきたんで、次回もここに辿り着けるか不安...(^^;)ハハハ。
そして何度か本ブログの記事で写真を使ってる、青いタイプライターの見える家。
モノクロなんでわかりませんが、このタイプライターの青とこの硝子越しに見える家の小道具の配置がいいんですよねぇ。
こちらも蔦の絡まる家ですが、なんなんだろ?デザイン会社なのかな??
西池袋のお気に入りスポットでございます。
その前におもちゃのように同じ形状の戸建てが建ち並ンでおりますが、その前に雪のようにフワッとワッサァ〜っと咲き誇る白い小さな花。此花なんていうんだろ?
そんなこんなな5/2、3の池袋住宅地路地徘徊のお供はこちらも久々に持ち出したZenza BRONICA S2とNIKKOR 75mm f2.8の組み合わせにILFORD XP2 400でした。
普段はどうしても機動性とフィルムの取り回しの楽さ加減で35mmフィルムカメラに手が伸びちゃうんですが、やっぱり中判カメラはいいですね。
ウェストレベルファインダーに映し出される光景は35mmフィルムカメラのファインダーよりも明らかに気分が高揚させられます。