そんなこんなで、また思いつきで始めてしまった都内の暗渠を巡る『東京暗歩』シリーズの今回は水窪川編!!
参考情報は、
キッカケとなった『東京人10月号』に、
ナンの当てにもならないWikipediaの『水窪川』の項目。
それと、これさえあればなんとかなるじゃん!なGoogleマップの『河川&暗渠ルートマップ(神田川水系)』!
先人様、ありがとうございます...(-人-)。
引き続き、じゃじゃ馬M9-Pに弄ばれながら歩を進めます。
ということで、前回はここT字路でルート行き止まり!?どないすんねん!!
というところで終わってましたが、川筋はこの塀の内側の敷地内へ直進しているんですが、塀を乗り越えると不法侵入で捕まってしまうんで、右側へ迂回します。
この敷地が気になって迂回の道中左側を気にしていたらのぞき込めるスペースがあったンで、行ってみると。
日本庭園が広がっておりました。
またルートに戻って先に進むと、オヤオヤ?
これは見覚えのある光景??
お茶の水女子大西門ではないですかっ!?
ということはここから先はひょっとして、あの祝令和で茗荷谷から護国寺を徘徊したチョートクブラぱち塾のルートを逆走する感じですかね?
ってことは、あのチョートクマニアが一生に一度は訪れないと罰が当たると言われているあの場所も(笑)
確かにあのブラぱち塾の行程がフラッシュバックしてきました。
この使いづらそうな三角物件も記憶に残ってます。
この小径は水窪川の暗渠だったんですね。
ひょっとしたら、当時チョートク翁もちゃんと解説してたかもしれないなぁ〜聞いてなかったんだけど(笑)
なかなかしっかりと描きこまれたストリートペイントも現存しております。
ペイントされてさらに錆びだしている地獄門(笑)
この謎のケーブルラックも残ってますねぇ。
これなんなんでしょうね?電線とか電話線のケーブルを這わせてたヤツかと思うんだけど。
そんなこんなしているうちに文京区音羽一丁目15番地にっ!
そう!こちらこそかの写真家の大家!謎の仙人?我らがチョートク翁が生まれ落ちた生誕の地!!
聖人に名を連ねる方々は馬小屋だの厩所だの馬に関係した場所で生まれ落ちてございますが、我らがチョートク翁御生誕の地はいまやこちらのマンホール!?
そしてその後生誕の地の目の前はかの有名な『嘆きの壁』。
まさに音羽一丁目のこの区画はチョートク教信者の聖なる地でございます。
ってことはチョートク翁ってば水窪川の産湯に浸かったんですかね??
そんな生誕の地の前のコンクリートからはいまも水がしみだしております。
ただの生活排水なのか、暗渠が染み出しているのか??
この嘆きの壁は全面にわたり水分豊富な故か、蔦がいぃ〜感じに纏わり付いています。
生きている部分と枯れている部分のコントラストが諸行無常を感じます(笑)
ほんと、無節操に縦横無尽な感じ...(^^;)ハハハ。
階段の側面にも蔦がグルリと展開しています。
なんか金網の色と全く同じ色の自転車おもしろかったんで(笑)
このあたりでまたT字路で行き止まりになります。
とりあえず音羽通りに出て迂回します。
そして、近年考古学的発見ッ!?と暗渠マニアの中では喧々諤々の議論になっているという、鳩山会館隣接の空き地にある穴!?
なんか真新しいブロックで塞がれちゃってますね...(^^;)ハハハ。
以前はここに建物があったンでわからなかったとのことですが、建物が撤去されたら穴が見えたというコトで、これは水窪川のリアルな痕跡なのではっ!?!?
と騒がれているようです。
そして堂々たる御門の鳩山会館。
用事もナンも無いので素通りします。
邪魔な鳩山会館の敷地が終わると、また本来のルートに戻れます。
左側の高台に赤い鳥居が見えたんで、マンション脇の細い階段をあがるとお稲荷さん...(-人-)合掌。
こちらもブラぱち塾でチョートク翁が解説していた八幡坂ですね。
最後のランドマーク、今宮神社までやって来ました。
この週末はいつもの雑司ヶ谷方面にネコ歩きしなかったんで、お参りしてなかったこともあり。
手水舎で清めてから、
今宮神社の拝殿でお参りです...(-人-)合掌。
またルートにも取り、ゴールを目指します!
この辺はなんなんですかね?この穴??
ところどころこんな感じで穴が開いてます。水出てくんのかな??
そんなこと思ってたら、ホントに水が滲みだしてきているところもありました。
けっこうチョロチョロと出てるんで、染み出すというレベルではないですね。
振り返ってみて一枚。
この辺りまでが暗渠としての小径の終点となります。
この後、水窪川はこの道を横切り、神田川へ!
ここが水窪川と神田川の合流地点となります。
遠く北西東池袋の美久仁小路から染み出したせせらぎは、水窪川となり、この神田川に合流することで消滅します。
ちなみにこの合流地点の真上は現在何かといいますと、キングレコードのビルとなってます。
そんな水窪川を飲み込んだ神田川を眺め、
江戸川橋を渡ります。
首都高5号池袋線をくぐったところで、うまい具合に有楽町線江戸川橋駅。
ここから池袋に帰るのでした。
そんなこんなな今回の行程はこんな感じで正味4kmくらい?
ちょっと長めのお散歩にいぃ〜感じですね!
なにせ、狭い暗渠をくぐるように歩いている途中、途中で富士山広場だの、チョートク翁御生誕の地だのハァ〜ハァ〜するポイント盛りだくさんなルートでした。
やはり、水窪川暗渠散策は暗渠の面白さを味わう上で初心者向けかも知れません!!