泉麻人氏の『東京いい道、しぶい道』をまるまる辿るパクり企画の偽『東京いい道、しぶい道』!
前回からスタートした城西エリアの第二回。
目黒区から始まったブラりお写ン歩が渋谷区に辿り着いたところで前回は終わったんで、今回は渋谷区の北西部、鳥の頭の部分にあたる幡ヶ谷から始まります。
うちの小春さんを連れずにピンでお写ン歩に向かうときは、ちょっと前までは早くても6時過ぎの時間帯だったんですが、最近お爺ちゃん化が激しいのか、この日は5時には目が覚めて、6時前から行動開始なのです...(^^;)ハハハ。
なもんで、まだ池袋は夜明け前(笑)
この日のお供はLeica M9-PにRicoh GRLENS 28mm f2.8のデジタルのみ。
ちなみにこの写真は帰りしなに撮ったんで、もう夜が明けてます(笑)
池袋から埼京線で新宿に出て、京王新線で幡ヶ谷下車。
この時点でよぉ〜やく夜が明け始めたところです。
幡ヶ谷駅前の甲州街道を渡ると「六号通商店街」と書かれたアーチ看板が見えてきます。
アーチ看板のところから六号通商店街が始まります。
泉氏がお気に入りだという路面にタイル張りを施した道。
もうすでに本書執筆時からなじみのある小林書店という古本屋は店仕舞いしていたようですが、あれから幾年......おそらくこのあたりだったのでは?と思われる小林書店跡地です...(^^;)ハハハ。
なるほど、よく見ると斜め向かいあたりにブックオフが建っている
と書かれているとおり、ご近所にはブックオフ。同じ古本を扱うお店の大手チェーンが近所に出来てしまうと、流石に個人経営の古本屋は難しかったでしょうねぇ。
そんな六号通りも脇路地を見てみるとウチの近所と変わらぬ路地裏の光景が広がります。
そんな六号通商店街は水道道路の所で終了です。思いのほか短かったな...(^^;)ハハハ。
水道道路を渡るところで東にレンズを向けると、西新宿の高層ビル街が姿を覗かせています。
水道道路を渡ると、
ここから名前は<六号坂通り>と微妙に変わる
ですです!(笑)
ホント微妙ですが、名前が変わります。
なんか一枚上の写真と露出の按配が激しすぎますが...(^^;)ハハハ。
M9-Pの扱いを心得たつもりだったんですが、やっぱり明け方の光だと安定しませんね。
水道道路を渡った先の案内板に、富士をあしらった浮世絵調の六号橋のカットが描かれている。
の通り、水道道路を渡ったところにある六号坂上公園にある案内板に玉川上水六番目の橋というコトで六号橋が描かれてました。
この通りは名前に『坂』が付いている通りで、道は緩やかな下り坂になっています。
その谷の所で東西に走る道と交差します。
直進すると道幅も広くなって『六号大通り』とまた名前が微妙に変わるらしいんですが、この六号坂交差点を右折します。
右折してもまだしばらくは六号坂通りの名前が残ります。
しばらく道なりに歩いていると『FUDO DORI』と書かれたアーチ看板が見えてきます。
ここから先は六号坂通りから不動通りと名前が変わります。
この道は環6(山手通り)の方から続いていてこの先の幡ヶ谷不動尊に向かう古道とのことです。
そんな一角に「純喫茶 車」という古めかしい喫茶店を見つけた。
とある純喫茶 車さん。
車さんの車輪を象った思しきマークと不動通り商店街のマークはなにか関連性があるのでしょうか?
商店街のマークの方は幡ヶ谷不動尊の紋章のようなんですけどね。
純喫茶 車さんを過ぎると個人のお店が建ち並んできます。
こちら『ヘレナ・ルビンスタイン』......いったい何のお店なんでしょうか?
化粧品店みたいですけど、なかなか謎が謎を呼ぶお店のようですね(笑)
なんか家の前の倉庫みたいなところがやたらアメリカンだったり、
突然インドな雰囲気を醸し出したり。
そもそもこの通りはさほど多国籍感ないんで目立ちますね...(^^;)ハハハ。
昭和な商店街の中に、今風なお店も混在していたり。
パッと見カフェかと思ったら、コインランドリーだったり。
けっこう有名らしいパスタとモダンフレンチの店D'ORO HATSUDAIがあったりと門前通りの賑々しさを醸し出すエリアでございます。
そんなクネクネした道を歩いていると、正面に西新宿の高層ビル群が見えたりして、リアル裸眼圧縮効果でなんか突然遠近感が掴めなくなってくるんですよね...(^^;)ハハハ。
すると左手に門を構えた幡ヶ谷不動尊(荘厳寺)が見えてきました。
道しるべの刻字はもはや剥げてしまったのか、判読できなかったが、
と本書にはありましたが、判読できなかったんで謂れ書きは作り直したみたいですね。
こちらが荘厳寺本堂。
裏のお不動様の方に足を踏み入れてみます。
まだまだですが、若干紅葉が始まりつつあるかな?という庭園です。
庭に置かれた不動明王の像にも参拝です...(-人-)合掌。
あの純喫茶のマークに似た輪型の紋章が所々に掲げられていた
との通り、境内のあちこちにあのマークが点在します。
といってもそもそも幡ヶ谷不動尊の紋章が始まりなんだから、当然ですよね(笑)
そんな幡ヶ谷不動尊を後にして、不動通りに戻ります。といっても、もうすぐそこがゴール地点!?
山手通りに差しかかったところで今回のブラりお写ン歩は終了です。
そんなこんなな六号通り・不動通り編は2kmくらいでしたかね。ログの計測をスタートさせるのを忘れて、六号坂通りの途中から計測開始になっちゃいましたが...(^^;)ハハハ。
ちっとランドマーク的なオモシロ加減や、バックボーンが薄く感じてしまい、この道はいまいちしぶすぎるかなぁ〜。
【27 渋谷区の鳥頭地帯・・・幡ヶ谷 六号通り・不動通り】
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