そんなこんなで、JR板橋駅前に残る闇横丁を徘徊しにきた5月中旬の週末。
期待通りな闇横丁の風情に触れるも、あ゛っ!?という間に踏破してしまい、さてどうしようかと。
ラーメンストリートからこの方、旨そうならーめん屋に満腹中枢を刺激されまくってたんで、ここは板槁の名店にお伺いしましょうというコトで、駅の西口方面へ!
すると見えてきました『鯛塩そば 縁』さん!
ちなみに『縁』は(えん)ではなく(えにし)と読むんだそうです。
店名に『鯛塩そば』とあるように、鯛塩そばが定番のようですが、初入店なのでまずは店先のパネルで熟考です!
狙いを決めて店内へ。
かなり狭い感じですが他のお客さんに気を遣いながら券売機で食券を求めましょう!
店内は白と木目で綺麗ですが、とにかく狭い...(^^;)ハハハ。
カウンターの端の方に座るには店内の外側を通って、別の入口から腰をかけます。
カウンターの上には、レモン水が入ったポットと調味料らしい調味料はコレくらいしか無い黒胡椒、それと鯛だし茶漬け用の薄口だし。
厨房の上の方には鯛めしのおいしい食べ方が貼ってますので、お初な貴兄はらーめんを待つ間熟読しておきましょう。
替え玉、和え玉というシステムもあるようですね。でも今回はランチセット頼んじゃったんで,又の機会に。
そしてやってきました!
鯛塩濃厚そばと鯛だし飯のランチセットがこちらですl!
出てきた時白くクリーミーな感じのスープを見て、注文間違えたのかと思って慌てふためきかけた鯛塩濃厚そば。
実はこれ、とても細かくスープが泡立てられてるんですね。
そして、元フレンチのシェフだったという店長ならではの色鮮やかな仕上がりです。
これは視覚からでもおいしさを味わえます。
具はじっくり低温調理仕上げな鶏チャーシュー。とてもしっとりとした食感です。
それと生ハムのような薄切りにも関わらず、不思議と肉々しい食感も味わえる豚のチャーシュー。最近はこういう鶏と豚のダブルの焼豚で攻めてくるお店多いですね。
変わり種は水菜とサラダ菜。
さらには甘辛く煮られた牛蒡のきんぴらに長メンマ。
らーめんにきんぴらは初体験で衝撃です!?
でも、そもそも鯛だしで和テイストな風味なんでコレが合うンですよねぇ。
味玉は黄身がオレンジ色に輝く半熟トロトロ。
器の縁にちょこっと乗ってるのは辛味噌。
けっこう辛いので、少しずつ試し試し味変させていくのがよろしいかと。
麵は中細のストレート麵。
若干細く感じますが、しっかりとコシがあり鯛だしスープに負けない麵です。
そして残りのスープですが、鯛だしの塩スープが絶品ですっ!
豚骨のような色味になってますが、食べ始めの頃はもっとさっぱりしたスープです。
隊の出汁がしっかりと効いていて、スープだけで器一杯飲み干したい出来映えなのです。
でも、塩分取り過ぎに注意ですね...(^^;)ハハハ。
そして、鯛だしで炊き上げた鯛だし飯!
お茶漬けにつきもののあられの食感と香ばしさが旨味を広げます。
なんと、ちゃんと鯛のお刺身が乗ってるのもいいですねぇ〜。
このまま食べ進んでもいいんですが、やっぱり!
鯛塩濃厚そばの残りのスープをぶち込んで、雑炊のように啜ります。
もぉ〜緊急事態宣言Mark3で塞ぎ込んだ欲望を解放してくれるかのような多幸感に包まれますっ!
でも、鯛だし飯の味と鯛塩濃厚そばのスープの味がWで効いてくるんで、ちょっと味が濃いかも...(^^;)ハハハ。
なので、スープを2/3ほど飲み干してそこに鯛茶漬け用薄口だしを注入します。
コレくらいでちょうどいい感じのだし加減に。
お爺ちゃんはコレくらいさっぱりの方がイイですねぇ〜いやぁ〜久々に幸せでございますm(._.)m
とにかく久々にちょっといつもの按配と違うらーめんに出会えたんで、いつも以上に多幸感に包まれまくった一杯でございました。
また間を開けずに来たいかも(笑)