今度まとまったお小遣い貰ったら是非とも用意したかったのが『自家現像』セット!
年々フィルムの単価が上がっている昨今、少しでもランニングコストを抑えられないか?ということが先ず一つ。
先日のRolleiflex 2.8fで紫陽花撮った時のエントリーでも触れましたが、デジタルデュープしたRAWファイルをLightroomプラグインのNegative Lab Proでネガポジ変換した際の仕上がりがなかなかナンですよね。
ってことは、フィルムのデジタル化までのプロセスは固まりつつあるンで、後はモノクロフィルムに限っていえば『自家現像』さえ出来れば、モノクロフィルムさえ買ってくれば後は自分で最後まで出来んじゃね?
という安易な考えでよっしゃぁ〜〜っ!とイキってみたわけでございます(笑)
そんなこんなで、とりあえずなにを揃えればいいのか細かいところはわからンので、コレくらいでなんとかなるんじゃね?とポチった自家現像セットがこちら。
まぁ、コストかけないやり方もあるンですが、根がガジェッターな性癖の持ち主なんで以前からLAB-BOXを使ってみたかったわけでございます(笑)
そんなこんなで、自家現像セットの中核をなすのがこちらのLAB-BOX!
今回はLAB-BOXの開封エントリーでございます。
内箱はこちらの2つの箱に分かれてます。
というのも今回は135mmモジュールと120mmモジュールのセットをポチったのです。
左は120mmモジュール。右が135mmモジュールと本体になります。
120mmフィルムとなると結構フィルム現像に期間がかかるんで、120mmモノクロフィルムを買いだめしたモノのなかなか使う気になれなかったんで、これを機会に撮りまくろうかと120mmモジュールも用意しました。
本体の箱を開けるとこんな感じ。
開けた途端に蓋のオレンジ色が飛び込んで来ます。
ユーザマニュアルは日本語版も付いてきました。
なお、各種マニュアルはこちらからダウンロードも可能です。
ダウンロードしてKindleとかで管理しておけば後々参照が楽ですね。
本体の箱の中身を全部取り出すとこんな風に細かい部品はそれぞれ小分けされてます。
こちらは135mmモジュールがセットされた本体の中身。
YouTubeとかでLAB-BOXの動画を見ていると攪拌するのにクランクがあった方が便利!ということだったんで別売りのクランクも用意しました。
ユーザマニュアルの順番通りに部品を組み立ててゆきます。
まずはフィルムを巻き取るリール部分。
部品は3つのみなんで悩むことはないですが、ちゃんとリングと中軸にそれぞれ『L』と『R』の指定があるので左右を間違えないようにすることだけが注意点です。
組み立てるとこんな感じ。
真ん中のベロみたいなモノはフィルムをはさむフィルムクリップです。
もう一つの部品はパトローネからリールにフィルムがちゃんと巻き取れるようにガイドするフィルムガイドレール。
こちらも部品はコレだけ。ガイドレールの向きがあるのでそれだけ注意して組み立てましょう。
完成するとこんなカタチに。
135mmフィルムだとガイドレールを密着させる形になりますが、120mmフィルムの場合はこのガイドレールを中軸の120mmのガイドラインのと頃まで広げて使用するコトになります。
まずは本体脇のオレンジのダイヤルを外して、リールを本体に装填します。
リールの向きはこのようにフィルムクリップの『LAB-BOX』のロゴが上に向くように装填しましょ!
リール装填した後にこのダイヤル部分にダイヤルもしくはクランクを装着します。
リール装填した後にフィルムガイドレールを装填!
手前の部分が135mmモジュールで、この溝の部分にパトローネを入れる感じになります。
ちなみにフィルムが暴れないようにガイドレールに送るために,フィルムは金具の下を通します。
135mmモジュールの側面にあるボタンはといいますと、リールにフィルムが巻き取れた後に、フィルムをカットするためのボタンになります。
ボタンを押し上げるとこんな感じで金具の間からカッターの刃が伸びてきてフィルムをパトローネからカットします。
フィルムカットまで進んだら、これからはいよいよフィルム現像に入ります。
今回は楽するために現像液、停止液、定着液が一緒になった『MONO BATH MB500』を購入したんで、この本体脇の溝からMONO BATH MB500を流し込みます。
そしてクランクをグルグル回して攪拌攪拌!
という段取りで自家現像を愉しむはずだったんですが、この自家現像セットが届いたのは6月末。
梅雨入りしても全然雨が続くことなかったのが、この頃から連日の雨、雨、雨で全然写真を撮りに行く機会が訪れないのです...(T^T)涙。