LAB-BOXでの135mmフィルムの自家現像も説明書も見ることなく、自分なりのアレンジを加えながら現像できるようになりちょっと調子付いてきた頃合い。
そろそろ120mmフィルムも試してみようかと、同時に購入しておいた120mmモジュールを開封ですっ!
こちらが、いわゆるパトローネに入った135mmフィルムを現像する際のLAB-BOX。
これまで一度も現像失敗することなくお手のモン!と天狗になっておりました。
こちらがLAB-BOXの120MODULEパッケージ。
蓋を開けるとこんな感じに収まっています。
箱の中身を取り出すと入っていた部品はこれだけ?
左が120フィルムを装填するモジュールで、右が120フィルムを巻き取るリールのようです。
130リールの組み立てと同様に軸と円盤の↑同士を合わせて組み立てます。
フィルム幅の分だけ120リールの方が幅広ですね。
そして、フィルムガイドレールは軸の120のガイドに合わせてレール部分を広げます。
本体の上蓋を開けると135mmモジュールの場合はこんな感じでした。
そこのレバーをモジュール側に押し倒して135mmモジュールを取り外します。
本体に120mmモジュールを取りつけるとこんな感じに。
横から見るとこんな感じ。
モジュール下部には『120』と印字されてます。
本体に120リール、フィルムガイドレール、クランクを取りつけて組み立てます。
120mmフィルムを装填するにはまず120mmモジュールのグレーの蓋を開きます。
すると120mmフィルムのスプロールを格納するスペースが現れます。
120mmフィルムの装填は130mmフィルムと比べて、多少手順が増えるんですね。
まずはこのモジュール横のレバーが『▽』になっていることを確認します。
このレバーは120mmフィルムから上のシートを引き剥がして、フィルムのみになったときに遮光するための遮光カバーのレバーになってます。
『▽』は開、『□』は閉の意味です。
『□』にするとこのように遮光カバーが閉じてフィルムが感光するのを防ぎます。
さっそく試し撮りしてきたKODAK 400TX。
120mmモジュール背面のスリットにフィルムの端を通します。
スリットにフィルムの端が通ったら、スプロールを格納してグレーの上蓋を閉じます。
さらに本体の上蓋を装着します。
フィルムを引っ張り、数字の『1』が印字されるところまで引き剥がします。
この状態で120mmフィルムのフィルム部分のみが120mmモジュール内に格納されているということのようなのです。
どんな感じで格納されてんのか?コレ考えた人かなり頭いいよな。
ここから先はフィルム面が感光しないように遮光レバーを『□』にスライドさせます。コレ重要!
フィルムの紙の部分を切り取ります。
ここから先はなれるまでちと怖いですが、本体の蓋を外します。
フィルムそのものは遮光カバーより下に格納されているんで大丈夫なはず!?
グレーの上蓋を開けて、スプールに残った紙を取り除きます。
するとフィルムの先端だけ出ているので、再びグレーの上蓋を閉じて、フィルムの先端にリールのフィルムクリップを止めて、ガイドレールに沿ってフィルムを引き上げます。
ここであまり巻き取ってしまうと撮影部分が感光してしまうんでほどほどに!(笑)
フィルムを巻き上げる前に本体の蓋を閉めて、遮光カバーのレバーを『開』にスライドさせます。
後はクランクを回してリールにフィルムを巻き取りましょう!
ここから先は135mmフィルムと同様に、18度〜24度以内のMONO BATH混合液を入れて最初の30秒は連続攪拌、その後は30秒ごとに2回転反転させて合計8分ほどで現像完了!......のはず?
で、現像後のフィルムを撮りだして吊してみると、いぃ〜じゃん!
ちゃんと現像できてンじゃん!
下の方に視線を落とすと.........なにこれ失敗っ!?
ということで、130mmフィルムでは失敗のなかった自家現像ですが、120mmフィルムの一発目はなんとも手痛い失敗でございます...(T^T)涙。