毎朝のお写ン歩にフィルムカメラを持ち出しては、LAB-BOXでの自家現像に耽りまくっていた7月第三週。
平日は自宅から30分〜45分程度の近場を徘徊していたので、ちと足を伸ばして東池袋の路地裏広場を目指した7月第三週の週末のお話。
この日は数年ぶりにボクが中坊の頃にはじめて触った一眼レフ、Canon FTbにFD50mm f1.4にKODAK 400TXを詰めたのをメインに、サブでLOMO LC-A+にFujifilm ACROS100を詰めた2台体制でした。
相変わらず重いなぁ〜こいつと思いつつもファインダー内の追針式の露出合わせが懐かしいCanon FTbでの一枚。
池袋大橋に並走する歩道橋から山手線の線路を写したモノ。
けっこうコッテリ気味に写ります。
こちらは同じく池袋大橋から池袋駅方面にLOMO LC-A+を向けて、遊びでLC-A+の多重露光機構を試してみました。
レンズ下のレバーをスライドさせると簡単にフィルム巻上レバーを回すことなくシャッターが切れるんですよね。
こちらはHAREZA前での多重露光。
でもこれはカラーフィルムでやった方が面白いかな...(^^;)ハハハ。
早朝とはいえ、最近は結構朝の人出も増え始めていたサンシャイン60通りもこの日は何故かお正月並の閑散具合。
東池袋の路地裏広場へは、以前辿った水窪川の暗渠ルートで向かうことにしました。
東池袋はここ数年の池袋再開発の中でも最初期から始まったエリアなんで、サンシャイン周辺には新しいビルが建ち並んでおります。
この先の路の向こう側はまだまだ以前の東池袋の風景が残ってるんですけどねぇ。
路のこっち側と向こう側で全然違う顔を見せるのも、今の東池袋の面白いところでございます。
そんなこんなでまた水窪川暗渠に沿って歩いていると最初の路地裏広場『日光広場』が見えてきます。
ちなみに上はCanon FTb+FD50mm f1.4にKODAK 400TXで下がLOMO LC-A+にFujifilm ACROS100。
レンズが明るい分だけ上の方が明るく写ってますが、フィルム感度が低い下の方がしっかり解像しているように見えますね。
日光広場ではありますが、ミミズクさんなのはふくろう押しだから?
日光広場の狭い広場にわざわざベンチが設けられてるんですが、とても実用的な大きさでは無いんですよね。子供用といってもいいくらいの大きさ。
そんな木製ベンチの侘び寂びがいぃ〜按配で撮れたと思う一枚です(笑)
日光広場の次は『日の出広場』。
といっても日の出広場は勝手にそう思っているだけで、正式名称が何故かこの広場にはないんですよね。
Googleマップにも表示されないし......。
これも上はCanon FTb+FD50mm f1.4にKODAK 400TXで下がLOMO LC-A+にFujifilm ACROS100。
これは絞りを絞ってたのか、下よりも上の方が解像してますね。
流石に画角は上が50mmで下は32mmなんで範囲は大分違いますが...(^^;)ハハハ。
広場の近くにバイクが止まってたんで同じくらいの大きさに撮れるように距離を調整して撮り比べたんですが、こうみるとメタリックな描写でも下のLOMO LC-A+は頑張ってますね。
そして目的地の『富士山広場』に到着です!
いつ来てもいぃ〜空間です。
時空の穴に落ち込んで取り残されてしまったような空気感がたまりません。
ですが、今回そこかしこに飲食禁止のちらしが貼られてました。
昨今話題の路上飲みが行われてるんですかね?
といっても富士山広場にはキッチンに卓袱台、さらには書斎まで揃ってますからねぇ(笑)
書斎にはビニール傘の忘れモノがありました...(^^;)ハハハ。
時空の歪みに取り残されたこの一画には的場亭もございます。
最近では富士山広場よりもこの的場亭のほうが闇が深いのではないか?と。
なので、的場亭敷地内の観察時間の方が増えてきております(笑)
権利問題で手がつけられないのか?ポツンと取り残されたこの区画にもいつの日か再開発の手が入ってしまうのでしょうか???