四日四晩降り続いた線状降水帯による雨模様で、すっかりお盆は引き籠もり...(T^T)涙。
全然お写ン歩にもイケず悶々と引き籠もっていると、案の定緊急事態宣言Mark4も8月末から9月中まで延長らしいという話も聞こえてきて......。
流石にストレスフルフルで、年休消化で休んだ週の真ん中、ついに線状降水帯も消え去り、夏の日差しと暑さが舞い戻ってきた日にモノクロも中休みだっ!と東武東上線大山駅に向かったのです!!
というのも、なにを思ったのか突然こんなフィルムを購入したんです。
昨年発売されたLomographyのMETROPOLIS TOKYO。
ネーミングの印象もそうですが、パッケージからしてAKIRAに出てきそうな女子がデザインされてます。
色味もこんな感じらしいんですよね。なので一度街中をこれで撮ってみたくなりまして。
ちなみにこのフィルムは元々はMETROPORISというネーミングで発売されてたようなんですが、Lomographyとカメラのキタムラのダブルネームで昨年名前もパッケージも一新して発売されたとのこと。
普通フィルムというとISO感度は100とか400とか800とか決められているんですが、このフィルムが面白いのはISO100〜400の間で設定出来るということ。
この時の感度によっても色味が変化するようです。
パッケージを開けると、アルミのフィルムケースに入ってます。
こういうユーザ体験いいですよねぇ。Lomographyらしい感じ(笑)
フィルム缶をあけるとさらに紙のパッケージに包まれております。
紙のパッケージを開けるとようやくフィルムパトローネがお目見えします。
好みはあると思いますが、このチープな感じがLomographyっぽさもあり、METROPOLIS TOKYOのB級なイメージと相まっていい感じです。
フィルム面はこんな色合いで、やっぱりちょっと変わってますよね?
FUJIやKODAKのフィルムでは見かけない色味です。
これがどんな風に作用するのでしょうか?楽しみです。
METROPOLIS TOKYOを装填するカメラはこちら!
KONICA HEXAR RFにLight lens lab M 35mm f2(周八枚)で行こうと思います。
ちなみにパトローネにはDXコードが付いていないので、AE機の場合はISO感度を設定する必要があります。
今回、METROPOLIS TOKYOのレビューブログを見て回ると、ISO100の場合はハイキーで青味が強く、ISO400の場合は赤味が出てくるということのようなので、何ごとにも中庸を信条とするボクとしては、今回はISO200で試写しようと思います。
KONICA HEXAR RFにLomography METROPOLIS TOKYOを装填です!
我が家のある池袋からだと東武東上線で大山駅は二駅。
徒歩でも30分弱といった程度なんですが、行きは電車に乗って大山駅に向かいます!!
久々のご新規さんなお写ン歩なんでテンション上がりまくりながらあ゛っ!?という間に一本撮り終えてしまいましたが、このフィルムなんとビックカメラでは店内現像してもらえないとのこと!?
なんてこったい!?!?
なので、興奮冷めやらないうちに当日現像&当日エントリー執筆を想定してたんですが、10日待たされて仕上がってきた現像結果がこちらです。
なので、けっこう冷静に見られるかも(笑)
ということで、10日待たされてよぉ〜やく現像されたネガを早速デジタルデュープしてNegative Lab ProRAW現像です。
どぉ〜でしょ?なるほどというか想定通りの色合いですね。全体的に青みがかったちょっと非現実感が足された感じです。
改札を出て大山駅南口。
なんと南口はハッピーロード大山に直結してるんですねぇ。
なんかただの歩道橋の階段もこの色味だとなんぞの生命を与えられたかのような感じがします(笑)
大山駅前、ハッピーロード大山の入口すぐ脇に入り込むと、早速今回のお目当て、昭和な空間が待ち構えております!!
時が止まった異世界への入口でございます。
狭い通路を抜けると目の前の光景以上に先ず目に止まるのが、壁に大きく描かれたすずらん神社。
なんでしょ?場所柄立ちション禁止かなんか向け?とおもわされますが...(^^;)ハハハ。
視線を正面に戻すと、期待通りの世界が100mも無いと思われる狭いエリアに広がります。
ハッピーロード側が一番空間が拡がり、先に行くに従い狭まっていくレイアウト。
なんでこんな狭い処にひしめきあうことになったのでしょうか?
表通りの裏側で目立たないところだし、まぁいいかと放って置かれたからこそ今に残る昭和遺産なのかもしれませんね。
中でもこちらの『BAR 254』さんの佇まいが一番よかったですね。
このフィルムの色味とよく合う寂れ具合です。
反対側の一番狭まる部分。人二人分くらいの幅しかありません。
抜けた先は東武東上線の線路脇。
反転してまた戻りますが、この裏路地にはハッピーロード側にもう一つ出入口がありました。
このわざわざ3〜4mの間に二つの入口があるのも謎。
ふたたびハッピーロード大山です。
かなり長いアーケード商店街のようで、シャッター通り感は全くなく今時珍しい地域に根付いた商店街のようです。
この後も何枚か出てきますが、大山でやたらと目に止まるのがこのひみつ基地アジトのスパイダーマン(笑)
お店の中の雰囲気もレトロなインテリアでおもしろそうです。まぁ、なかなか来る機会無いと思いますが...(^^;)ハハハ。
このフィルム、ガラス越しとかリフレクション目当てで撮り回るのも面白いかも!
脇路地徘徊で目にした玄関照明。
こういう色味が無くなりそうな感じもいいですね。
三度ハッピーロード大山にもどると、なんと『金沢ターバンカレー』がありましたっ!?
大山で金沢カレーのお店に出会うとはっ!?
ターバンカレーはどこだっけ?東京に戻ってきてから、錦糸町で見つけて入ったんだっけ?
生きてる猫は一匹もお見かけしませんでしたが、にゃんまる地蔵に拝謁いたしました...(-人-)合掌。
奥まで進んでも切りが無いので、途中でハッピーロード大山を引き返して、踏切を渡り北口方面へ向かいます。
北口側はアーケードはなく、名前も『遊座大山』に変わるようですね。
しかし、大山駅前の商店街は元気です!日常生活を送るには便利な街かもしれません。
すると遊座大山にもひみつ基地アジト(笑)
こちらのスパイダーマンは糸出してます。
なんかこの色渋くていいな。
こういう看板もより渋く映し出してくれていいですね。
スパイダーマンだけでは飽き足らず、バットマンもいらっしゃいました...(^^;)ハハハ。
そんなこんなでなかなかワクワク度の高い大山散歩でしたが、METROPOLIS TOKYOもいいですね。
もっと嫌みな感じに仕上がるのかな?と思ってたんですが、個人的にはちょうどいいところで落ち着いた色味で良かったです。
これがも少し値段も安くて、後はビックカメラも店内現像してくれるともっと使いやすいんですけどねぇ...(^^;)ハハハ。