近所に二毛作な店舗がございまして。
夜は讃岐うどんのうどん居酒屋『大福』さん。昼間はラーメン屋さんでついこの間までは麻布に店舗を構える『純鶏そば156』さんが営業していたのです。
がっ!?昨年の繰り返される緊急事態宣言下であまり近所もウロつかない間に、いつの間にか閉業となっており......。
代わりに黄色い派手な出で立ちで登場したのがこちらの『野郎ラーメン』さん。
ラーメンには事欠かない池袋西口界隈ではございますが、二郎系ともなるとちょっと要町方面まで足を伸ばしたところにあった『らーめん大』さんくらいしか無く、そこもビルの解体で閉店となってしまったところだったので、ご近所二郎系ともなればいつしか詣でねばっ!!
と思いつつ数ヶ月...(^^;)ハハハ。
ついにそのタイミングがやって来たのですっ!!
夜は別のお店になってしまうので移動可能な小さい券売機が入口の外に鎮座坐して在らせられます。
野郎ラーメンは食したことないので、まずは左上の法則に従って(笑)
店内は厨房をコの字に囲むようにカウンター席のみ。
しかしっ!?そのカウンターにはソーシャルディスタンス用のアクリル板のすべてに『豚野郎』の文字の数々!?
その筋の性癖の持ち主にはたまらない攻め文句でございましょう(笑)
厨房は2名の店員さんで切り盛りしていらっしゃいます。
カウンターの調味料は辛味天かすな辛玉、にんにく、黒胡椒、特製唐辛子、お酢、パンチ汁!?にカレー粉となかなか味変するには豪華な充実ぶり!!
初めてなので『食べ方の極意』を熟読しながら着丼を待ちます。
パンチ汁ってようはかえしですよね?
そしてやって来たのがこちらの豚野郎普通盛り!
野郎ラーメンさんの特徴としては野菜を『焼き』か『茹で』を選べるんですねぇ。
今回は他の二郎系では食べたことないので『焼き野菜』でお願いしました。
脂とにんにくはマシマシで。ちなみにこちらでは着丼前ではなく、食券を渡すときに野菜、脂、にんにくのオーダーをするシステムになってるようです。
御覧の通り野菜は普通ですが二郎のような凶暴な盛具合ではございません(笑)
脂、にんにくもマシマシにしてもたいしたこと無い感じ。
海苔にも『豚野郎いらっしゃいませ』とツンデレなご挨拶が書かれてございます(笑)
豚野郎は普通の豚骨野郎に比べて煮豚が多いンですね。
この煮豚も他の二郎系に比べると凶暴性は皆無です。ちょっと厚めな渦巻き煮豚が三枚入ってます。
しっかりと中まで味が染みこんで柔らかい仕上がり。
焼き野菜にはちょっと特製唐辛子がかかってます。
この焼き野菜、いぃ〜ですねぇ。厨房でお兄さんがしっかりと炒めてくれてましたが、野菜炒め替わりにいただけます。
途中でパンチ汁をかけてコクを増したり。
早々にカレー粉を野菜の上だけにかけてカレー野菜炒めにしていただくのも一興です。
この時点でカレー粉を一杯ふりかけてしまうとスープまでカレー味が沁みてオリジナルな味がわからなくなるので適量で!
焼き野菜を2/3くらいお腹に納めた頃合いで天地返し!
ゴアゴアワシワシな麵が出てきました。
こういう二郎系の麵てどれくらいぶりだろう?
要町の富士丸の店長が新たに開いた『自家製麵NO11』に行って以来だと思うんでほぼ一年ぶり??
麵も2/3くらい腹に収めた頃合いで一発目の味変は辛玉で!
これ、YouTubeのラーメン動画で見たことはあるんですが、実際味わったのは初めてで、思いのほか辛味が足されるもんなんですね?
適量わからずざくっと入れたら結構辛かったです...(^^;)ハハハ。
最後は丼一面にカレー粉をふりかけて仕上げです!
なんかカレー煎餅のような味わいに(笑)
一年ぶりの二郎系ということでしたが、過去に食した直営二郎、二郎系のスープに比べるとだいぶあっさりした感じですね。
二郎系は久々すぎて完食できるかビクビクしながら臨みましたが、野菜が焼きで出てくるインパクトに比べて、総じて全体はあっさりした味わいなので思ったよりは苦労せずに完食できました。
でもさすがにもう大盛は食えないな...(^^;)ハハハ。