サラリーマン稼業をしていると半年に一度は『ボーナス』という家長の権威をその日だけ増し増すイベントがございまして。
今回はかなり頑張ったほうなんで、思いっきり贅沢させてもらいましょうかっ!と向かったのは池袋東武百貨店11Fの『回転寿司トリトン』さん!!
朝から気合い入りまくりで11時半頃に到着したンですが、舐めてました...(^^;)ハハハ。
すでに順番待ちの行列が出来ており、我が家の前には8組がお待ちのご様子...。
いつもならそんなに待ってられん!と他のお店を探すんですが、この機会を逃したら今度いつ来られるか?
そもそもコロナ禍に入って以来、海鮮モノはよくテイクアウトでISPやまぐろ市場の海鮮丼をいただいてましたが、お寿司となるとお正月にテイクアウトした天下寿司の桶以来!?
店内で好きなだけ好きなネタをいただける機会など早々あるものでは無いので、ジッと我慢したのでございます。
そんなこんなで待つこと20分ほど。
無事に入店でございます。店内は手前がカウンター席。
グルリと廻って奥の方がテーブル席になっています。
なぜかカウンター席があまりお好みではないうちの相方さんなので、この日はテーブル席で。
以前は職人さんにオーダーして握ってもらってたと思うンですが、テーブルにはタブレットが設置されており、ここから注文する方式になっておりました。
コロナ禍になってからこういうオーダーシステムのお店増えましたよね。
これはこれで写真付きで見られるし、とりあえずバンバン注文出来るんでありかなと。
そうそう!でも一度に注文出来るのは4皿までのようです。4皿までたまったら注文して、その後は品が到着してなくても次の注文が出来るようになってました。
テーブル席から上方を見上げると旬の味わい!
一発目はこういう三種盛りって便利で良いですよねぇ〜。
嗚呼、金沢時代の黄金の食生活を思い出します...(遠い目)。
すべてのメニューはタブレットから見られるンですが、パッと一覧でどんなネタがあるのか見たい貴兄は上に短冊メニューが貼られているので、こちらを参照いたしましょう!
ということで贅沢三昧スタートですっ!
金沢時代に回転寿司での自分流儀の嗜みを思い出して、まずは汁物から。
なんか汁物って2、3種あったようなきがするんですが、この日はほたてのみそ汁だけでした。
がっ!?小振りではありますがほたての身から溢れ出す出汁が秀逸な一杯です。
2皿目に頼んだんですが、一番最初に到着したのがこちらの真鯵のにぎり。
美味しい鯵ってほんと美味しぃ〜ンですよねぇ。身も厚く脂ものりまくっていて、これで一気に胃が拡張して準備万端な体制となりました(笑)
そして最初に頼んだ旬の味わい三種。
上からあぶらがに、かんぱち、南蛮海老になります。
あぶらがには初めて見聞きした蟹ネタで、身がふっくらしているなぁ〜と思いながら食べたんですが、これってタラバガニに似た蟹のようですね。
いわれてみれば確かにタラバの身に似てるわなぁ。
かんぱちは嗚呼こういう白身のネタ金沢で普通に喰ってた!とあの幸せな日々を思い出させてくれました。こういう新鮮なプリプリッとした白身ってなかなか喰えないんですよねぇ。
そして甘えびよりも甘くて蕩けるような南蛮海老。こちらも秀逸でございました。
まさに旬の味わい三種でございます!!
うにネタもあまりなく、贅沢といったらうにでしょ!と頼んだのがこちらのムラサキうに海苔包み。
手巻きでも軍艦でもない初めての形態ですね(笑)
まさに瑞々しいうにを堪能でしたが、一貫だとちょっとモノ足りないかなぁ〜。
こういうのはうに丼でガッツリ頬張りたいですね(笑)
お次は中トロ味比べ。
中トロの握りはこれも生まぐろなんですかね?なんか食べ慣れている中トロとは全然違う食感で、脂も乗っているんですが生肉のような食感でした。
この肉感はもう一つの炙り中トロをいただくとさらに追撃してきます。
ちょっと表面を炙っただけなんですが、これだけでもかなりレアステーキの様な味わいに。
この辺でしょっと箸休めに厚焼き玉子。
厚焼き玉子は握りと玉子だけを選べるお店は多いですが、トリトンさんでは温と冷が選べます。
わがやは温で。暖かいので出来たてのようなフワッとした食感と玉子の甘味が口の中に拡がり、箸休めにちょうど良い按配です(笑)
中盤の最初の一皿は真いかと甘えびの二種盛り。
いかはうちの相方さんの好物なので、彼女は真っ先に頼んでましたが、それを見ていて旨そうだったので(笑)
久々に白化してない半透明ないか。コリコリで美味しぅ〜ございました。
甘えびはさきほど南蛮海老をいただいちゃったんで、ちとさっぱりかなぁ。
そして若い頃には全然興味が無かったつぶ貝。
このつぶ貝の旨さは金沢時代にいろんな貝を食してみてよぉ〜やく気付かされましたね。
この歯ごたえがたまりません!でも、一貫だったんでちとモノ足りなかったです...(^^;)ハハハ。
中盤はしっかりと味が付いたモノで攻めようとこの辺りからロールモノが続きます。
まずは海老アボカドロール。いわゆるカリフォルニアロールみたいなモノですが、海老にアボカドにマヨネーズの組み合わせが合わないワケが無いですよねっ!
老若男女万人にお勧めな一皿です。
そしてトリトンさんのロールといえば忘れてはいけないのがこのニクソンロール!
なにゆえニクソンなのかは解りかねますが、クリームチーズと胡瓜の千切りをシャリで巻いて、さらにその上から鰻の蒲焼きを巻いている逸品!
クリームチーズとうなぎというどちらもこってりの代表みたいなネタなんですが、ここに胡瓜と酢飯のさっぱりが加わると不思議なほどにこってりが中和されるんですよね。
夢中になって食べ始めたところ、なんか小さくね?という気がしたんですが、以前はも少し大きめのモノが2個だったようですね。
そろそろお腹にたまりつつある中、最後のロールモノはサーモンアボカド。
珍しくうちの相方さんがサーモンと頼みまして、その一貫をいただきました。
これも想像通りの出来映えですね、サーモンにアボカド、マヨネーズで合わないわけがございませんっ!!
おそらくこれくらいで終わりにしておけば身体に負担を与えることなく、健やかな午後を過ごせたと思うのですが、今度いつ喰えるか解らない!という小市民的な欲望が先立ちまして、この辺りから後半戦が始まります。
まずは蟹みそ喰ってないじゃん!とえんがわかに味噌二種盛り。
ここに来てのえんがわはちとつらいですね...(^^;)ハハハ。
ネタはもの凄くえんがわらしいこってりな味わいで旨いに違いないのですが(笑)
かに味噌も本来旨いはずなんですが、お腹の許容量が近づいていたからか、味の記憶が飛んでます...(^^;)ハハハ。
さっぱりしたモノをいただこうと、たこ足。
これ、ほんと美味しいンですよ。噛めば噛むほどに旨みが拡がり、タコを舐めんなよ!といいたいのですが、なにせ身が厚くて...(^^;)ハハハ。
すでに疲れが見えてきている中、なかなか飲み込めません(笑)
そしてたこ繫がりでたこのこ。
初めてみたネタですが、たこの幼生ってことなんですかね?
トゥルトゥルっと喉を通り過ぎてしまう感じで、なんだろ?生しらすのもっとトロッとした感じのネタでした。
この時間帯にはとても食べやすい(笑)
そしてここらでラストスパートをかけ始めます!
お腹的にはもう限界に近いんですが、頼み忘れていたモノを後悔なきよう次から次へと注文するのですっ!!
まずはたまり醤油で食べる真鯛。
金沢の回転寿司と比べて圧倒的に白身の種類が少ないんですよねぇ。
そんな中の貴重な一品です。しっかりと身が締まった真鯛にちょっと甘味のあるたまり醤油がよく合います。
さっきえんがわで苦労したことなどすでに忘却の彼方にあり、頼んでしまった炙りえんがわ焦がし醤油。
これは完全に注文の時期を誤りました。これは序盤に頼んでおくべきモノですね。
こってりのえんがわを焦がすことでさらにこってり感が増し増して、本来なら絶品なのですが、なにせこのタイミングではインパクト強すぎる...(^^;)ハハハ。
そして最後の大物!生まぐろ大とろ!
やはり大とろは食べないわけにはいかないでしょうということで。
さきほどの中とろ同様になんか肉々しい食感とあのまぐろの血なまぐささもなく、生肉?という感じでした。
本当の〆はやはりうなぎ!
金沢時代の嗜みから必ず最後の〆の一皿はうなぎと決めているのです。
焼き置きしているようなうなぎではなくついさっきの焼きたてのようなうなぎです。といってもそんなことないでしょうけどね。
そんなこんなで16皿+1皿。
ホンとは20皿を夢見てたんですがこれが限界...(^^;)ハハハ。
とはいえ、やはり都内でいただける回転寿司としてはトリトンさん旨いですね!
またこのように贅沢出来るように半年間頑張るのです(笑)