2020年の8月に思いつきで始まり、12月の年末をもって更新が途絶えていた蓋をされた川である暗渠をひたすら歩く『東京暗歩』シリーズ。
コロナ禍真っ只中だったこともあり、2021年はついに一度も暗渠を歩くことなく終わってたんですねぇ。ということに今回初めて気がつきました...(^^;)ハハハ。
一時は暗渠マニアになろうか?というほど暗渠にハマっていたんですが、そんなことはどこへやらで一年以上経ち、久々に歩こうかな!と思い立って向かったのは渋谷。
相変わらず、どこをどう再開発して、最終的にどんな姿になるのか皆目見当が付かない渋谷駅東口の光景ですが...(^^;)ハハハ。
渋谷駅東口の交差点を渡った先に用事があるのです。
そう!渋谷といえば渋谷川!!
暗渠マニアのバイブル、本田創氏の『東京暗渠散歩』でも山の手地区南側を代表する川筋として真っ先に紹介されている都内を代表する暗渠でもある渋谷川!!!
現在は渋谷リバーストリートと命名されて、渋谷三丁目から東一丁目までの川筋がこんな感じに整備されています。
そんなこんなで久々の暗渠散歩の開始です!
とはいうものの、今回の渋谷川暗歩はスタートから開渠部分の開始となります(笑)
長々と暗渠として都内の地面の下を潜ってきた渋谷川は、渋谷三丁目のこの辺りから蓋が取れて開渠として流れていきます。
開渠として南東方面へ流れていく渋谷川。
こちらは金王橋。
この辺りは夜はライトアップされて映えポイントみたいですね。
渋谷リバーストリートを歩いていると前方に赤い唇。
道沿いには都心部らしいダンススタジオのシャッター。
写真のプリントのようなペイントです。
徒歩橋から渋谷方面をパ写リ。
大分歩いた感はあったんですが、まだまだ渋谷駅前の高層ビルの壁が近くに見えます。
徒歩橋から南東方面。
この辺は都市部の裏側を見られるので、一部マニアにはお勧めです(笑)
川筋に沿ったビルの壁の裏側をじっくり眺めていられるポイントです(笑)
それぞれのビルの裏側に個性があって見ていて厭きませんなぁ〜。
ビルの合間に昭和な家屋も挟まれていたり。
そんな都市部の裏側を鑑賞していると、その反対側にはこのような今風なデザインのビルもあったり。
まだ渋谷三丁目。
こちらは新並木橋。
この辺りまで来ると渋谷川を挟んでいたビルの壁が片側だけになってきます。
渋谷三丁目から東一丁目に入ると、まるでカップル限定な感じのハートのベンチ(笑)
渋谷リバーストリートもこのSHIBUYA BRIDGEに阻まれて終了です。
SHIBUYA BRIDGEを迂回してまた川筋に戻り氷川橋。
渋谷駅東口の高層ビルもだいぶ遠くになってきました。
氷川橋から反対側の渋谷川。
氷川橋の先は川筋に沿った遊歩道がなく、所々迂回しながら進みますが、途中に小さな上智橋が通っており。
上智橋のところではこんなに狭くなっています。
住所は東三丁目となり、こちらは比丘橋。
比丘橋で渋谷川は大きく左へ湾曲していきます。
庚申橋での渋谷川はウネウネ。
恵比寿一丁目に入ったところで、恵比寿東公園に立ち寄ると、なんとっ!?
SNSでよく見かけて気になっていたタコの滑り台、タコり台を初めて拝見っ!?!?
嬉しくてさっそくfbに投稿したところ、これは小ダコのようで、よくSNSにアップされている大ダコとのコメントが。
でも小ダコのほうが珍しいそうです(笑)
次は大ダコに会いにいかねばっ!!
そんな恵比寿東公園の先にちょっと枯れたいい感じのお店が。
イル・ボッカローネというお店のようです。
恵比寿橋からかなりの逆光な渋谷川(笑)
この辺になってくると住所は広尾五丁目。
広尾と聞くだけで緊張してきますが...(^^;)ハハハ。
そんな広尾に架かっている新橋から臨む渋谷川。
恵比寿二丁目に架かる新豊澤橋辺りも川筋に沿った遊歩道がなく、迂回しながら先へ進みます。
渋谷川の川筋に沿った明治通りと外苑西通りの交差点である天現寺交差点。
そこに架かる天現寺橋までが実は渋谷川。
ここから先は古川と名前を変えて、港区を流れ流れて東京湾へと流れていきます。
そんなこんなな東京暗歩といいつつもひたすら開渠なお散歩でしたが、さて、次は渋谷川の上流を暗歩すべきか、古川の先を開歩すべきかっ!?