ある日fbのグループに投稿された一枚の写真。
パッと見ただの玄関先の写真なんですが、ぱっと見しただけでも妙な違和感があり...。
その場所はなじみ深い雑司ヶ谷の弦巻通りからちょっと奥に入った裏路地。
ブラぱち仲間が親切にもストリートビューの位置情報を投稿してくれていたので、さっそくその位置をGoogleマップに登録して弦巻通りに向かったのです。
弦巻通り自体は以前も何回かご紹介した明治通りから大鳥神社参道として伸びている脇路地なんですが、池袋ネコ歩きminiの南ウィングコースに一部重なってもいて馴染みはあるものの、今回の物件は全然目にしたことなかったのです。
とりあえずブラブラと進んでいきます。
この弦巻通りはそもそも弦巻川が流れていて、その川筋なんで道の左側はこのように高台になっています。
ちなみに現在は弦巻川は暗渠になっていて弦巻通りになっています。
弦巻通りのランドマークといえば、こちらの雑二ストアー!
『雑煮』ではなく、『雑二』です。雑司ヶ谷二丁目なので(笑)
こちらの肉の大久保さんもおすすめスポットです。
というのも、チョートク翁曰く『共食い看板』があるから(笑)
お肉屋さんによくあるパターンですが、喰われる側が可愛く看板にえがかれているんですねぇ。
しかもこちらは牛、豚、鶏とフルラインナップなところが貴重でございます(笑)
こちらの小倉屋さんの工場の脇路地もおすすめです。
令和になって4年というのに、いまだに平成をすっ飛ばして昭和感が維持されております。
テクテクと先を進むと日本女子大学寮。
これ、さすがにもう使ってはいないんでしょうねぇ?
とはいえ、この錆と蔦の絡まる佇まいは歴史の重みを感じさせられます。
黒板塀が有名な『寛』さんですが、敷地の端が前回は工事していたんで、この黒板塀もなくなってしまうのかと思いきや、まだ残ってました。
ちなみに工事していた敷地の端っこにはカフェができていましたねぇ。
お目当てのポイントの手前にそういえば以前見つけたバラックがあったなぁ〜とちょいと寄り道です。
この辺りはまだ狭小木造住宅エリアが残っていて、こういう光景を目にできます。
そして、この道を進めば目的のあのスポットがっ!?
ということで、ここからは気を引き締め直して注意深く進んでいきます。
注意して歩いていたにもかかわらず、あまりにも巧妙に脇路地と脇路地の交差点に半分隠れていたんで、最初は通り過ぎてしまいましたが、こちらがお目当てのポイントですっ!!
一見、一般住宅の玄関かんですが、どういうわけか一段高いところに玄関があるんですよね。
しかも二世帯住宅なのか左右両脇に玄関がある。
加えて、狭小住宅だから仕方なしだからなのか、玄関を二つ設けるにしても階段が急すぎる.........。
見れば見るほど謎な玄関口。
しかし、ブラぱち仲間がフト気付き写真を上下逆にしてみるとこの通り、もう一つの家が現れるのですっ!?!?
ってか、お゛ぉ〜っ!?と感心してしまったんですが、それにしてもだからといってこの急な階段、普段生活し辛くはないのだろうか?
ということで無事に目的地の検分も終わり、そういえばこの辺は散策したことなかったな!と雑司ヶ谷一丁目あたりの狭小エリアを散策です。
なんか良い色味の木造アパート。
どういうワケか、こういう古い木造アパートの玄関先って、住民が自由気ままに改造しているケース多いですよね?
あれ無勝手流なんだろうなぁ。
そんなこんなでまた弦巻通りに戻ってくるとなんとも綺麗なオート三輪!?
三輪車といえば、昭和の高度成長期に活躍していた作業車で、これよりもっとコンパクトだった記憶があり......。
これは車体もピカピカで綺麗だしひょっとして新車なのか?とfbにアップしてみると、さっそくコメントをいただいて新車ではなく60年代のマツダのオート三輪とのこと!?
とはいってもこれは当時としても大型のタイプのようで。
SNS時代って便利だなぁ〜と実感した逆さ玄関にオート三輪でございました(笑)