コロナ以降のリモートワーク中心になったことで、毎朝お写ン歩でカメラに触れる機会が多くなったのは嬉しい限りなのです。
不思議とカメラに触れられる機会が増えると、それまでのどっぷりと沼に漬かっていた時のように、新たなカメラやレンズに手を出しまくるよりも手持ちのカメラやレンズに改めて触れる機会に歓びを感じるようになりまして。
といっても、たまにレンズに手を出してたりもしますが...(^^;)ハハハ。
そんなワケで、毎週週替わりで今週はどのレンズにしようかと決めて、一週間はそのレンズで撮り続けることをこの数年繰り返しているんですが、その中でもいまいちしっくりこないのが、Leitz Summicron 50mm f2.0。
Summicronといえば、Leicaのレンズの中でも銘玉中の銘玉で、現行レンズはとても手が出せないような価格で販売されてますが、ご多分に漏れずボクもこれまで2種類ほど手を出しております。
一つはSummicron 35mm f2.0 2nd。
当時は50mmよりも35mm!と思ってたんで、憧れが過ぎるこのレンズの各世代の写りの違いを比べながら、ボク的には第二世代モデルが一番好きかも!と思いお迎えしたんですが、憧れと期待が大きすぎたのか、実際手にするとそれで満足してしまい、写りもなんかちょっと違ったんですよね...(^^;)ハハハ。
なので早々に手放してしまい、現在も保持しているのはLeitz Summicron 50mm f2.0のみ。
何度か使っているうちに、手持ちの個体のクセも解ってきてしばしば持ち出す機会が増えて来たんですが、でもやっぱりElmar 50mm f3.5の方が写りが多少は落ちても持ち出す頻度は上なんですよねぇ...(^^;)ハハハ。
これはなぜだっ!?Summicronはボクには合わないのだろうか??
手持ちのガジェットの類はなにより見た目を重視する性癖の持ち主としては、Elmarに比べてSummicronの大げさな感じが苦手なんだろうか?
そんなことを思っていた矢先に、Twitterに流れてきたジェット・ダイスケさんの一枚の写真。
沈胴式ズミクロンに、もしやと思って12550(E39レンズフード)を買い与えたらバッチリ似合うんです!いい買い物した #summicron #沈ズミ #ライカ #Leica pic.twitter.com/H9V2W1M7hG
— ジェットダイスケ (@jetdaisuke) October 14, 2022
Summicron用ではないレンズフードを付けたSummicron 50mm f2.0 1st 沈胴タイプのなんてシンプルなことかっ!?
カメラは見た目が第一!なボクは脊髄反射でポチッていたのでございます。
翌日には届いたプチプチを剥がすと、その中にはLeicaがElmar 50mm f2.8用に作ったこちらの『E39 12550』!
シンプルが過ぎます!ほぼただの輪っかです(笑)
ちなみにほとんど手の込んでないデザインのこのフードは単純なねじ込み式です。
これに比べていままでSummicron 50mm f2.0 1st用に使っていたのはこちらのITDOO。
ちなみにSummicron 50mm f2.0 1stはこんな感じで、本体自身もElmarに比べるとボク的には随分と大げさなんですよね。
おおげさな本体にITDOOを装着するとこんな感じで、さらに大げさになってしまいます...(^^;)ハハハ。
これがElmar 50mm f3.5にFISONを装着した時のようなシンプルな感じにならないモノかと常々思ってたのですが......
12550を装着すると、なんということでしょう!?
こんなにシンプルな外観に!?圧迫感もございません。
カメラにつけた感じは?ということで、朝ン歩カメラのM9-Pを引っ張り出します。
カメラとレンズを合体させるとこんな感じ。
M型のフォルムによく合います。
沈同部分を伸ばしてもこんな感じに。
これはなかなか持ち出し率が上がりそうな外観でございます!!
上から見るとこんな感じ。
ITDOOはラッパ型に開いているんで、より大げさに感じてしまうんですよね。
それに比べてこの12550がどれだけレンズフード効果をもたらすのかは不明ですが...(^^;)ハハハ。