夏の残暑もすっかり消え去り、朝夕は少々肌寒くもある10月最終週の週末。
スポーツの日を過ぎた辺りからでしょうか、これまで暑くて写欲も削がれがちでしたが、そろそろお写ン歩も本番ですっ!お写ン歩の秋開幕でございますっ!(笑)
というワケでこの日向かったのは三軒茶屋!
学生時代に下北で暮らしていたこともあり、茶沢通りをチャリで行き来することがあったモノの、社会人になってからはすっかり縁遠くなっていたエリアでございます。
この三軒茶屋で徘徊したかったのがこちらの三角地帯と言われているエリア。
首都高の高架が通る国道246と手前の世田谷通りの二差路に分かれるところに残る昭和の残滓です。
学生時代はなんか鄙びたアーケードだなぁ〜くらいにしか思っておらず、また昭和の残滓などにその当時は見向きもしてなかったんで足を踏み入れたことも無かったんですが、ついに数少なくなった都内の戦後ヤミ市の名残を徘徊するのです!!
最近ノープランでこの手の路地を徘徊するときは、とにかく隅から隅まで歩き倒す手法をとっているんで(笑)、とりあえず一番西側から駅側の三角の頂点に向かうことにしました。
早速、昔ながらの町割りと昭和な木造モルタルな感じの建物が現れます。
この辺ではまだそれなりにちゃんと区画整理されているんだなぁ〜と思いながら歩いてました。
この後三角地帯の混沌に迷い込むとも知らずに...(^^;)ハハハ。
マリリン・モンローの看板が気になりまして(笑)
この奥の方に行くとそれなりに建て替えも進んで、あまり興味を惹くような物件は無かったんですが、この辺りからなかなかストリートなヤンチャな方々の仕事ぶりが散見されるようになります。
なかなか画力のあるかたの作品ですね(笑)
この手の横丁では必ずお見かけするシッコス禁止の鳥居のマーク(笑)
なかなかゴージャスに蔦に覆われてますなぁ〜と感心して立ち止まった物件ですが......
一つ上の立ち止まった物件の左側はこんな感じになっており、この隙間って通り抜けていいんだよね?と興味が先立って躊躇という言葉を忘れて好奇心の向かうままにこの隙間に入り込んで行きます...(^^;)ハハハ。
その先はもう新宿ゴールデン街のように碁盤の目のように狭い路地が整然としているようなところは全くなく、このように先細りになりつつもその先に繋がっているとか、もはや混沌、カオス、迷宮でございます。
こうなるともう探検気分が先立って、コワさを感じることも無く好奇心の命じるままに散策です(笑)
とにかく歩いているとこんな感じのところに必ず行き着くんで、自分がどっからやってきたのかすら、もう全然解らなくなるんですよね...(^^;)ハハハ。
ひたすらまっすぐな路地がありませんっ!?
宇宙人が可愛かったんでパ写リ(笑)
こういう二棟の建物が違法建築的に二階部分で繋がっているの好物です(笑)
ようやくまっすぐっぽい横丁に出てきました。
この辺はゆうらく通りなのかな?
この通りはなかなか今風な飲食店が連なってました。
振り向くと三茶のシンボル、キャロットタワー!
ここにも昭和と平成の谷間が垣間見られます。
ボクの学生時代にはこんな大きなビルは三茶に無かったですけどね。
そんなゆうらく通りの隣には三茶3番街。
ということは、以前はゴールデン街のように1番街、2番街も存在したんですかね?
三茶3番街の脇路地を巡っていると、なんか建物の中に入っていく道筋があり?
ってか、こんなところにもシッコス禁止の鳥居があるではないですかっ!?(笑)
その先はアーケード街に繋がっていました。
この辺りはエコー仲見世というようですね。
いやぁ〜これは一見さんでは満足出来ないなぁ〜と。
まだまだ何度も足を踏み入れないとこの三角地帯の全貌は把握できないですなぁ〜。
と、再訪を誓って三軒茶屋の駅に向かうとキャロットタワーの脇の方にまた横丁があるでは無いですかっ!?
こちらは飲食中心のすずらん通り。
距離も短く、これといった特徴も無く、駅前の飲食通りという感じでございました...(^^;)ハハハ。
そんなこんなで一筋縄ではいかない『三角地帯』。
新たなお写ン歩コースとして何度かかようことになりそうです(笑)