ここのところ本ブログでは十数年見られなかった文房具エントリーが続いておりますが、今回も引き続き文房具、いや万年筆エントリーでございます!!
最近の文房具エントリーでは毎回書いている通り、今年は年明け早々手書きに拘るお年頃で、大切に十数年間保管していた万年筆を引っ張り出して、命の息吹を注入し始めたのでございました。
そんな中、今年も訪れる我が御生誕記念日っ!?
最近はNew Balanceのスニーカーが続いておりましたが、今回は久々にっ!?
御生誕記念の贈呈品として、十数年ぶりに文房具をいただくことにいたしましたっ!!\(^O^)/
それがこちら!
PILOTのCAPLESS万年筆!!
昔、まさに文房具熱に日々魘されていたときには全く興味が持てず、むしろあんなトリッキーな万年筆は万年筆ではないっ!!
とまで思って毛嫌いしてたんですが、あれから十数年、酸いも甘いもかみ分けられるくらいにはいい歳のとり方をしたと思っているからか、以前とは逆にあの徹底的に実用的なデザインとメカニックこそ、日本らしい万年筆ではあるまいかっ!?
と思うようになっていたのでございます(笑)
そんなパッケージの化粧箱の蓋を開けるとこんな感じ。
まぁ、所詮は国内メーカーなのでラグジュアリー感の欠片もないことは否めません...(^^;)ハハハ。
中身は商品登録用はがきにペラ紙、CAPLESS本来にオマケのインクカートリッジ。
こちらがPILOTのCAPLESS万年筆のマットブラック!
表面はサラサラした仕上げになっていて、とても触り心地がよろしぅ〜ございます。
万年筆に必要なキャップ部がない、CAPLESSならではのデザイン。
ノックボタンを押下すると、ボールペンのようにこのペン先の穴から万年筆のペン先がニョキッと現れます。
ボールペンのようにこのノック部を押下します。
一回ノックするとこんな感じでペン先が現れます。
もう一回ノックするとペン先はボディ内に収納される機構になっているので、キャップが必要ないのですっ!
今回ペン先は手帳用にEF(極細)にしました。
国内メーカーの万年筆だとちと硬めでホントに細い字が書けそうなので。
持ち方はちょうどクリップ部分を人差し指と親指で挟む感じですかね。
でもあまりペン先の方を持ってしまうとペン先が立ってしまうんで、EFでは紙を引っかける感じになって書き辛いので、ペン先から離して持つようにした方がいいかもしれません。
インクの吸入ですが、本体中央部を回転するとこのように3つのパートに分けられます。
インク吸入時には真ん中のペン先が含まれている機構部分を使用します。
真ん中の部分はさらに3つの部品に分かれます。
半透明の部分は空のインクカートリッジですね。
インクカートリッジを使用する場合はこのようにペン先の部品にカートリッジを装填。
そしてインクカートリッジカバーを装着します。
当然のことながらインクカートリッジ以外にもコンバーターでいろいろなボトルインクを使用することも可能です。
コンバータはPILOTのCON-40を使用します。
コンバータ使用の時はペン先とコンバータの2つのみ。
ペン先にコンバータを装着し、コンバータの回転部分を回しながらインクボトルからインクを吸入します。
コンバータ使用の時にはインクカートリッジカバーは使わないので、無くさないように保管しておきましょう!
今回は初物なのでPILOT純正のインクカートリッジでお試しですっ!!
モンブランと違って、低価格な上にたっぷりと12本もカートリッジが入ってます(笑)
ペン先にBLUE BLACKのインクカートリッジを装填してインクカートリッジカバーを装着します。
さらには本体ケースに機構部を差し込み、
ノックケースを装着します。
このつや消しのマットな按配が主張してなくて大人の1本でございますなぁ〜。
書き味はというと。
いつものSMYTHSON PANAMA NOTEに同じように書いてみましたが、まさにこのようなポケットサイズの手帳やノートにぴったりな書き具合です。
国産ならではのムラのない精密なインクの出具合に加えて、まさに極細な線の按配が想定していた通りでした\(^O^)/
そんなこんなで十数年ぶりに文房具な御生誕記念の贈呈品でしたが、まさに今こそ必要な一本ということで、日々大切に使わせていただきますm(._.)m