ここのところはすっかりカメラ沼も落ち着いているンですが、ガチでこれ欲しい!というよりもお遊び気分でちょっとこれで遊んでみようかな?くらいなモノに判断力が弱まる傾向が発症しつつあるようです...(^^;)ハハハ。
送られてきたこちらのダンボール。
配送伝票とか注意書きラベルを剥がしたら、思い切りダンボール自体に『カメラ』とか書かれてるし...(^^;)ハハハ。
これではその辺に置いておいたらうちの相方さんにすぐバレてしまうではないですかっ!!
外側のダンボールは中身を出して早々にマンション裏庭のダンボール置き場に待避でございます(笑)
中にはさらにダンボール箱。
なんか凝ったマスキングテープで留められておりました。
ダンボールを開けるとこんな感じで、まさに時代を感じますが『フィルムカメラを初めて使う方』、『フィルムの現像』といったフィルムカメラ初心者用のペーパーがついてました。
あ゛っ!?ちなみ今回ポチったのは真ん中のやたらとポップな色合いのOlympus pen EES-2でございます。
本体の他にオリジナルのOlympus pen EES-2の取扱説明書のコピーとか、これはお店のオリジナルなのかな?ボディーカラーに合わせたストラップに、なによりうれしいのが試し撮り用にと24枚撮りのFUJICOLOR100が同梱!?
といった感じで、penだけにフィルムカメラ初心者用セットみたいな内容でございます(笑)
SNSでこの配色のカメラが流れてきたとき、あ゛っ!?これオモシロそ!と思っちゃったんですよね。
本体そのものはpen EES-2ということで、馴染みのあるpenシリーズだし。
あ゛っ!?ハーフサイズカメラとなるとRicoh Auto Halfよりも断然Olympus pen派でございます!(笑)
Penは相変わらずフィルム初めの女子に人気ということで、いろいろとお店独自にカラーリングを変えて販売されてますが、これもその一環。
ただ、革の部分を張り替えただけではなく、ロゴの部分の部品まで水色で塗っていたり、このレンズキャップですよね。
こんな青色のレンズキャップとかないだろうに。3Dプリンターで造形したんだろか?
軍艦部はこんな感じ。
右のフィルム枚数カウンターの針と文字盤がチープでかっこよろし!
背面はこんな感じ。
てっきり革かと思ってたんですが、青い部分はファブリック素材なんですね。
汚れたら拭いても落ちなそうなのがちと心配です...(^^;)ハハハ。
底面はこんな感じで。
EESはセレン受光部での自動露出。
なのでこのセレン受光部がまだ生きてるか死んでるかでpenの価値が決まります。
この個体はまだ充分生きているようで、商品価値があるからこそボクのところにやってきたわけですね。
あと、よくよく見渡して感心したのがこのカラーリングの妙。
基本的によくホールドして汚れやすい右側のほうは濃い青にして汚れができるだけ目立たないように配慮されているように思えますね。
Olympus pen EES-2は目測のゾーンフォーカスでピントをテキトーに設定します。
フォーカスリングのマークの説明はこの通りで、1m、1.5m、3m、無限遠の4種類。
1m以下の最短撮影距離は90cmまでなんだそうです。
基本的にはフォーカスは3m、絞りはAUTOであとは写ルンですのようにパシャパシャ撮っていくスタイルになりますね。
初めての貴兄が悩みそうなのが裏蓋の開閉の仕方。
フィルム巻き戻しノブを引っ張っても裏蓋は開きません。
この本体右側のレバーを下に引くと裏蓋が開く仕掛けになってます。
フィルム室はこんな感じに。
シャッターの部分が縦長になっているところが、このカメラがハーフカメラであることを実感させてくれます。
そして今の時代には大変有り難い試写用フィルムで同梱していただいたFUJICOLOR100!
そもそももう24枚撮りって生産すらされてないですよね?
でもハーフカメラには24枚がちょうど良いンですよね。36枚撮りだと倍の72枚も撮るのに、フィルム一本でいかほどの日数がかかるかと...(^^;)ハハハ。
フィルム代が上がることはあれ下がる気配が全くない昨今にはとても嬉しいプレゼントでございました。
さっそく装填させていただきます!
なんかpenといえばしばらくは一眼システムのpen-fばかり触ってたんで、コンパクトカメラのpenにフィルムを装填するのはかなり久々...(遠い目)。
フィルムカウンターが1になるまで空シャッターを切ります。
あ゛っ!?この時レンスキャップを付けているとシャッターが切れないのでレンズキャップは外しておいてください。
レンズキャップがついていたり、充分な露光が出来ない状況だとこのようにファインダー内に赤ベロが出現してシャッターが切れない仕組みがpenシリーズには備わってます。
ということで、出勤日の通勤の合間や朝ン歩の2日間で48枚を撮り終えました。
まずは駅に向かう途中の西一番街。
ハーフカメラらしい解像感の低いカリッとした写りですね。
池袋北口リトルチャイナ。
こちらは客先に向かう途中の市ヶ谷長延寺町の都営長延寺アパートに繋がる階段路。
いつもの朝ン歩の東武東上線路脇のガリガリ路地なんですが、なんかすごいこってりしてますね...(^^;)ハハハ。
そういえば以前持っていたpenも露出はオーバー気味に写ったのを思い出しました。
とはいえ、露出補正なんて機能はないんで、次回はISO感度の設定で調整してみようかな。
そんなこんなな、愛くるしい顔を持つOlympus pen EES-2。
フィルム代がなかなか下がりようがない昨今ですが、そんな中でもフィルムで撮りたい欲望が湧き出てきたときには、こいつを片手に撮りまくろうと思います(笑)