『ヒプノスの回廊』栗本薫 読了!☆☆☆
御大栗本薫によるモノとしては最後のグイン・サーガ外伝『ヒプノスの回廊』。正伝がようやく終焉に向かって回り始めた今、正伝の将来が描かれている本書の短編は今になって実にいろんな示唆を与えてくれます。という書評。
“TEAM H末端構成員”が妄想と現実の狭間で戯れます。
御大栗本薫によるモノとしては最後のグイン・サーガ外伝『ヒプノスの回廊』。正伝がようやく終焉に向かって回り始めた今、正伝の将来が描かれている本書の短編は今になって実にいろんな示唆を与えてくれます。という書評。
ようやく終わらない物語が終焉に向かって回り始めた。感のあるこの『紅の凶星』。という書評です。
国内外の有名企業を10回も転職してきた著者の尾原和啓。そんな著者がプラットフォーム屋の視点でITビジネスとコミュニケーションの関係を紐解き、これから重要となるであろうファクターを論じます。という書評。
ボクは煩悩の塊である。 『五欲』『十悪』はもちろんのこと、ボクの煩悩は108個では足りないのでは、ひょっとして細胞の代わりに煩悩で形作られているのでは無いかと不安で夜も眠れなくなるくらいの煩悩の塊なの...
現在も作品を書き続けている現役作家の中でも、作家買いするほど好きな作家はそうそういなくなってきたが、森見登美彦はその中の一人である。 森見登美彦は『文体』の作家だと思っている。 文体の妙が、彼独特の少...
今年一発目にポチった一冊。 本を愛でて愛撫しているだけじゃなく、ちゃんと読まねばっ! と愛撫した流れでそのまま読了! 亡きスティーブ・ジョブズとともにAppleを今世紀最大の企業の一つにまで成長を遂げ...
世界史というものは今の時代には基本的な教養の一つだと思う。 海外ビジネスを進めるに当たり、当然のことながら相手先の文化、文明、慣習等々に気を配りながら進める必要がある以上、その国の成り立ちを前提として...
日清・日露戦争と第二次世界大戦との間の第一次世界大戦に具体的なイメージがともなわないのは、明治と戦前昭和に挟まれた大正の時代像があいまいなことに関連している。 第二次世界大戦に向かう戦前の体制に関して...
これまで敢えて避けてきた感のある昭和の陸軍に関する本。 イメージだけで言ってしまうと、海軍は論理的で欧米に精通したエリートであり日米開戦に最後まで反対し続けたベビーフェイス。 かたや、陸軍は精神論を武...
青き時代に思いを馳せた本を巡る旅は中学、高校を終えて、大学から20代というモラトリアムの時代を舞台とした本書に辿り着いた。 ワセダ三畳青春記 (集英社文庫) posted with amazlet a...
ボクの両親は団塊世代のちょっと前。ボクは団塊ジュニアの前世代。物心ついた頃には団塊な方々が好き勝手やり尽くし、世間的にヲトナ達は管理主義方面に力を入れはじめ、さんざん騒いだ『若者』といわれる人たちは『...