数年前の鰻高騰の余波を受けて、平日のボクの生活圏で安くて旨い!とされる老舗のうなぎ屋さんが次から次へとお店を畳んでしまったのである。
以来、金沢時代の2年は安くて旨い鰻をいただけましたが、都内に戻ってからはなかなかお手軽にいただけるお店が見つからず...(; ;)ハラリ。
そんなこんなでウロウロとしていたら、灯台もと暗しとはこのことで何気に毎日職場に通う通勤路のちょいと寄り道したところにそのお店はありました
。
以前ご紹介したこともあるうどんのおにやんまさんと同じ通りの新橋柳通り。
この一角は新しいお店と昔ながらのサラリーマン御用達のお店が混在するオモロイ一帯ですが、その一角で営業されている『宇奈とと』さん。
お店の外観からは、新しいワケでも無く、昔からそこで営業されているような佇まい。
この柳通りは何度も行き来しているにもかかわらず、すっかり見落としておりました...(^^;)ハハハ。
店内はこの並びのお店らしく、入り口が左右に分かれており、それぞれにカウンター席が並ぶというレイアウト(笑)
どちらからでもOKです。
ランチはご飯、夜は一杯飲みにでもといった感じですなぁ〜。
この宇奈ととさんの一押しはどぉ〜やらこの『うな丼ダブルセット』な模様です。
セットだとお安いのです(笑)
鰻の蒲焼きメニューはこんな感じ。
なんか今時分の鰻の感覚からするとどれもこれもやたらと安いのですが...?
これダイヂョブなんだろか?とちょっと心配になるくらい安いのです。
国産鰻を謳っているようなところと比べると半額程度??
おつまみメニューはこんなラインナップ。
カウンターの調味料は、七味に山椒、特製鰻タレとうなぎ屋さんの基本から、変わったところではしば漬けが。
お新香がついてこないとなると、このしば漬けはお口直しに助かります(笑)
この日、いるモノは赤だしをチョイス。最近は肝吸いよりも赤だしの方がお好みです。
ちなみに、こちらの宇奈ととさんで一回食事をすると、赤だし無料券をいただけます。次回はただで赤だしだっ!!
そして、どぉ〜せ安いならデカいの頼んでやろう!と注文したのがこちらのビックリ重!?!?
なんと、頭を切り落としただけの鰻の蒲焼きが丸々一匹分お重の上に載っかっているのですっ!?
しかも、頭と尻尾ははみ出ているし...(^^;)ハハハ。
タレ付け焼きなんで黒々としております。
ただ一本丸々というだけではなく、この丸っと感!?
しかも、けっこう肉厚なのです。
これで2千円てどゆことなのだっ!?!?
して、そのお味は?値段が値段だけあって、国産鰻のようなフワッとふっくら感というのとは違いますが、でも中国産とかのイメージのような泥臭さもありません。
ちょっと脂のノリが足りないかな?という程度。天然鰻のような身が締まった感じという程度で、このお値段だったら文句の付けようがないコスパ高なうなぎです。
にしても、よくこの値段で出せるよなぁ〜と感心しきり、お腹も気分も満足しきりでお店を後にしたのでございました。
鰻喰いたくなったら、ここにこよ。