というワケで迷走を始めつつあるボクですが...(^^;)ハハハ。
写ルンですは発売開始後から学生時代を通してお世話になっておりました。
当時はただシャッター押せばよく、ピントもなにも気にせず軽いこのカメラはとても身近なガジェットだったのです。
そんな写ルンですを20年ぶりに手に取り、フィルムカメラで撮影なんぞ久々にしてみたのです。
とりあえず、当然のことながらディスプレイもないんでピントが合ってんのかどぉ〜なのか解らないという緊張感に最初のうちはビクビクしてましたが、いつの間にか一本分終了。
昔は近くのカメラ屋さんに現像頼む以外の選択肢もなく、というか写真とはそういうモンだとしか思ってませんでしたが、いざ現像に出そうとするとどこに出せばいいのかさっぱり解らんのです...(^^;)ハハハ。
結局、池袋なんでカメラと言えばビックカメラだろうということで、言ってみたらちゃんと受け付けてくれました。
夜に出したんで、翌日受取。20年前を思うと早いのですっ!?
当然のことながら、今の時代はデジタルデータ受取なんてモンも普通にあるわけで(笑)
試しにデジタルデータも。
そんなオプション重ねていると、いくらお金があっても足りなくなるフィルムカメラ......これはなかなか末恐ろしいお遊びかも...(^^;)ハハハ。
出来上がったネガとプリント。
APSフィルムの頃にはインデックス付いてましたが、35mmフィルムでもインデックスが付くようになったンですねぇ〜。
こちらはCD-ROM。これ一枚にフィルム5本分くらいまで収録出来ると言うことなんで、その都度焼いてたらメディア代分無駄になりますなぁ〜。
こちらが記念すべき1枚目、2枚目の写真。
おわかりだろうか??
我が家の娘たち、小豆さんと小春さんを撮った写真である。
もう、完全にデジカメとフィルムカメラの違いを解っていないのである。
普段デジカメやiPhoneで撮っている感覚でフィルムカメラを扱うとこうなるといういい例なのだ。
そう、デジカメではフラッシュ炊かなくても普通に写るんで、なんの躊躇もなく気軽に撮れる室内も、写ルンですではこの程度にしか被写体は写らないのである...(^^;)ハハハ。
すっかり忘れていた。というか、そもそも写ルンですを持ち歩くのは遠足や修学旅行、プライベートな旅行と外で撮ることがほとんどだったんで気にしたことなどなかったのである。
さらに夜となっても当時のフィルムコンパクトカメラの文化としては、暗かったらフラッシュ!と考え無しにフラッシュ付けていたのに対し、デジカメの性能アップとともにフラッシュを付けない文化に慣れてしまっていたんで、夜はフラッシュという感覚をわすれていたのかもしれない。
こちらはフラッシュ撮影のうちの娘さん達。
なんか小豆さんにいたっては、チェキで撮ったときのような化け猫加減...(^^;)ハハハ。
写ルンですには当然のことながら赤目防止機能なんてモンはないんで、瞳に反射して赤目になってしまいます。
外で撮るとこんな感じ。
さすがにちゃんと色も乗っています。フィルムっぽい色合い。
もうちょっと色合いを試しておこうと、小春さんの散歩の道中に小学校脇の花壇を試し撮り。
残念なことにこの日曇りだったんで、今ひとつ色が淡いかなぁ〜という気もしないではありません。
チョイと逆光気味だったンですが、逆光気味のパターンを撮っておこうと薔薇の壁。
このお家、なかなか見事に薔薇の花に覆われておりました。
池袋東口のサンシャイン大通り。
逆光でもないのなんでこの白飛び加減になったのかよぉ〜わかりません。
こちらも空が真っ白!?草に浸食された家の感じはいいのに、なんかフィルム感度が高めなんだろか??
もちろん、写ルンですなんで露出調整、ISO設定などできません(笑)
こちらは朝の散歩時の池袋西口の劇場通り。
曇り空だったはずなんですが、やはり空は真っ白。
これは逆光気味なパターンで。
最近ちょくちょくお邪魔している東大本郷キャンパスの赤門。
この日は晴れてます。でも空は白飛び。
うぅ〜ン。昔はこんなにえ゛っ!?こんな出来映え??と首を傾げることなかったと記憶してるんですが、やはりデジカメの写真の写りに慣れて、目が肥えてしまったんでしょうか??
ちょいと寄って赤門を写してます。
まぁ〜レンズがレンズなんでこんなもんだろうなぁ〜と納得してますが、周辺は歪曲してます...(^^;)ハハハ。
赤門を入ってキャンパス内。
よくよく見ると空だけじゃなく、緑もなんか白っぽく写ってますね?
やはりフィルムのクセなのかな。
木々の間から敢えて太陽を狙ってみると。
もっと写り悪いかと期待して撮りましたが、思いの外木の幹までしっかりと写ってました(笑)
池袋大橋から眼下を走る山手線。
ブレ写真を期待して撮ったのに、ちゃんと山手線切り取ってんじゃん!?
と、フィルムのせいなのか、ボクが単にヘタなだけなのか、遠景になればなるほど白っぽい仕上がり。
とはいえ、逆光時にも関わらず何気に写っていたり、動く被写体もブレずにちゃんと撮れていたりとホッホォ〜とも思える性能を見せる写ルンです(笑)
やはり友だち、彼女のスナップ写真で使ったりするのがちょうど良いのかなぁ〜という気もします。
やれやれ、これでフィルム熱が冷めるかと思いましたが、さらに深めてみたいなんぞと興味が沸いてしまったではないかっ!?
どぉ〜する!?おれっ!?!?