初めてシルバーのOLYMPUS Pen FTを手にした頃合いに、やたらと探しまくったブツがある。
本ブログを検索してみるとかれこれ2年以上前の頃合いだ。
当時は結局待てど暮らせど出モノがなく、いつの間にかPenブームも落ち着いてすっかりその存在を忘れてしまったのだ...(^^;)ハハハ。
それがある日突然目の前に現れるっ!?
当然のことながら久々に脊髄反射で我が家にお迎えすることに相成りましてございます(笑)
それがこちらっ!
なかなか月日が経ち古めかしい佇まいの小箱に収められているこちらのブツ。
蓋を開けるとなんとも仰々しく象られた枠に収まり、鎮座坐してございます。
見るからにただのマウントアダプターですが、横に彫られているロゴを見るとそこには、
OLYMPUS-Pen F MOUNT ADAPTOR L MOUNT
の文字っ!?
そぉ〜なのです、デジタルじゃないですよ?フィルムカメラのPen FにLeitz Lマウントのレンズが付けられてしまうというシロモノなのですっ!!
2年前、コンパクトなボディのPen FにコンパクトなLeitzのLマウントレンズを付けたらどんなに可愛らしい仕上がりになるかと妄想に妄想が膨らみ過ぎてあちこち探し回った挙げ句に見つからなかったモノが、いまボクの手の内に転がり込んできたのですっ!!
こちらがレンズ側のマウント。
Lマウント、M39のスクリュー式のレンズが装着可能です。
こちらがボディ側のPen Fマウントですね!
ちなみに現在手元にあるPen FマウントのカメラはこちらのブラックPen FT。
レンズを外して、ボディのPen Fマウント部を晒します(笑)
そこにPen F-Lマウントアダプターを装着!
嗚呼ぁ〜感動の一瞬でございます(笑)
しかしこのマウントアダプター、結構頑張って薄く仕上げてはいるンですが、このマウントアダプター経由でLマウントレンズを装着すると、Lマウントレンズのフランジバックよりも長くなってしまうため、無限遠がでないとか?............??
ちなみに手持ちのLeitz Summaron 35mm f3.5を付けてみました。
いやぁ〜金属感たっぷりな重量感がありますがとてもコンパクト!
これぞ夢見ていたPen Fの御姿でございますっ!?
しかしっ!?!?言われているとおり無限遠が出ません...(^^;)ハハハ。
というよりも、無限遠処か普通の撮影は期待できないほど、ほぼ接写リングのように接写専用になります...(; ;)ハラリ。
とはいえ、見方を変えるとLマウントレンズなのに最短撮影距離20cm〜25cmくらいまで寄れて撮影できてしまうのですっ!ともいえます。
というか、そこしか価値は見いだせないかも(笑)
フランジバックが長くて無限遠が出ないということならば、Lマウントの沈胴レンズであればより短く出来るのでは?
とLeitz Summicron 50mm f2.0を引っ張り出してきました。
沈胴させるとコレくらいマウント部から奧へ出っ張ることになります。
これくらいなら収まるんじゃないかな?
とアバウトな目測で怪しい考えが思い浮かんできます。フフフ。
素直に装着するとやはりフル沈胴ではミラー可動部にひっかかりました...(^^;)ハハハ。
これは危険なのでやめときましょう。
ということで、夢にまで見たPen F-Lマウントアダプターですが、ただの接写リングとして活用の場があれば試写してみるけど、自己満のおもちゃ箱の肥やしになりそうな気配がプンプンでございます...(^^;)ハハハ。