Leica M4とともにお迎えしたレンズは、ELMAR f2.8 50mmとSUMMARON f2.8 35mmの2本。
まずはこの辺りで慣れていこうかと、スキヤカメラさんのオススメに応じてお迎えしたのである。
35mmという画角はFUJIFILM X100Fのレンズの画角と同じなのでまず違和感はあまりない。
方や50mmとなると、いくらLeicaの先達たちが後世に残るスナップを撮り続けたモノといっても、なかなかボクの距離感と合わないのである。
まぁ〜撮り続ければ次第に慣れてくるのであろうが...(^^;)ハハハ。
そんな日々を過ごしているとどうしても、これまで慣れてきたレンズで撮ってみたいモノよのぉ〜と思ってしまうのがボクの悪いクセでもある。
ボクの目と感覚に一番合っているというか、一番慣れているのは28mmなのだ。
これは初めて手にした高級コンデジがRICOH GR2だったからである。なにより一番付き合いが長いのである。ただ単に目と感覚が慣れているのである(笑)
このGR2が積んでいるのが28mmのレンズなのだ。
そういえば、以前GR1vをお迎えしたときに読み漁ったGR本に、当時GRレンズの描写力の高さをレンズ交換式カメラでも味わえるようにと3000本限定でLeica Lマウントレンズを販売していたことを思い出したのだ。
ちなみに今はいかほどのモノなのだろう?とヤフオクで調べてみると、3000本限定というプレミアム感からか、いまだに付属品完備のものは10万を軽く超える値段が付いている...(^^;)ハハハ。
これでは話にならんとその場でテンションが下がり、忘れかけていた頃にまたヤフオクで調べてみると、箱とかはないが、本体だけでも状態が良さそうなモノが半額以下で出品されているのである。
これは天の思し召しと言うしかない。幸いまだ手持ちの軍資金は残っている。
ということで、無事に入札と相成ったのでございます(笑)
後日送られてきたGRレンズ。レンズキャップにはシンプルに『GR』の文字だけ。
このGRシリーズはフィルム時代から現在のデジタル時代に至るまで、RICOHという会社名よりも『GR』というブランド名に誇りを持っているのだ。
そのシンプルな潔さがボクがGRを愛している所以でもある。
横から見るとこんな感じ。
すべてが金属製のボディは小さいのにかなりズッシリと感じる。
ちょいと邪魔に感じるのがかなりの広がりを持つレンズフード。
デフォルトではこのレンズフードに合わせたレンズキャップがはめられている。
レンズフード外したら、レンズフードが使い回せないんで、レンズ系に合ったレンズキャップを探さなければならない......。
レンズキャップを外したGRレンズ。
ラッパのようである...(^^;)ハハハ。
レンズフードを外したところ。どうせならこれくらいのコンパクトな状態で使いたいのだが、これだとフレアーとかゴーストが出るんだろうか?
GRレンズの品質を持ってすればそんなことは無いと思うのだが......。
前述の通り、このGRレンズはスクリューマウントのLeica Lマウントなのである。
当然のことながら、このままではLeica M型には付けられない。
しかし、M型以前のバルナックライカ向けに作られたLマウントレンズをM型でも使えるように、昔からLーMアダプターリングというモノが用意されているのである。
もう、沼が目の前に大きく口を開けて待っているとしか思えない...(^^;)ハハハ。
こちらが、LマウントレンズをM型にも取り付けられるようにする、LーMアダプターリング本体。
このリングを選ぶ際に気をつけなければいけないのが、M型に取り付けたいレンズの焦点距離に合わせてタイプが異なるということ。
たまにこのレンズの焦点距離に合っていないと思われるリングを購入して、ブライトフレームが機能しない!とかクレームを書き込んでいる貴兄を見かけるので、注意して選ぶべし!
こちらがELMAR f2.8 50mmを装着しているLeica M4。
まず本体からELMAR f2.8 50mmを外す。
Leica M4本体にLーMアダプターリングを装着。
LーMアダプターリングの溝に合わせてGRレンズをグルグルと回して装着完了!
昔々のLeica M4本体に現代といっても、ちょうど20年前に発売されたレンズ。
こういう組み合わせも出来るのが、Leicaの魅力でもあり、恐ろしいところですなぁ〜。
横から見るとこんな感じ。
やはりレンズの重みで、重心が前の方に傾く感じ。
やっぱりレンズフード邪魔かなぁ〜。
レンズフードを外すとこんな感じ。
やはりこの方がM4に似合う。
ちなみに写りはGRレンズならでは。
フィルムであってもGRの写りはGRであり、多少絞り気味でコントランス高めな高解像度な写りが愉しめる。