新橋から虎ノ門の職場に向かうちょうど真ん中辺りにある『二代目つじ田』さん。
金沢に来てからずいぶん遠ざかってしまった濃厚魚介豚骨のWスープに、恋い焦がれ続けて早一年!
よぉ〜やく顔を出す機会に恵まれたのでございます。
この日新橋に着いたのはすでに夕飯時。
タイミングが悪いんで行列かなぁ〜と恐る恐る覗いてみたところ一組ほどが待っているのみ。
これなら数分待ちか!と入り口横の券売機で食券を買って、ハァハァ〜しながら暖簾を潜ったのでございます。
ちなみにここつじ田さんの券売機は外にありますンで、食券を購入してからお店の中に入りましょう。
つじ田さんのメニューは至ってシンプル。スープは濃厚魚介豚骨スープで、つけめんからーめんから選びましょう。
どちらも普通と二代目、特製二代目がありますが、具が違ってきます。
ボクは味玉好きなんで、基本二代目!
これ以外に期間限定でカレーつけめんなるものがっ!?すっげぇ〜気になりましたが、久々のつじ田なんで昔ながらの味を懐かしむべく魚介豚骨で...(^^;)ハハハ。
この日注文したのは『二代目つけめん』。『二代目』が付くと普通のつけめんに味玉が付いてきます。
嗚呼...懐かしきこの光景!
見るからに濃厚な魚介豚骨スープにすだちがのっかったつけめん。
ここ、つじ田さんのつけめんには食べ方に流儀があるのです。
それがまた素晴らしい!
まずはそのまま食べてスープと麵自体の本来の味を味わいます。
3分の1くらい食べたら、麺にすだちを絞って食べましょう。すだちの爽やかな風味が重なり、違う味わいに。
さらに3分の2くらい食べたら、カウンターに置いてある黒七味を麵にかけましょう!
この黒七味がつじ田のつけめんを唯一無二たらしめる秘伝の元!!
ただ単に辛味を増すだけでなく、魚介豚骨のコクとすだちの爽やかさにプラスして全体の味を引き締め、さらに香ばしさを増すのですってっ!?
ちなみにつけめんの麵は太麺でトゥルントゥルン!
つややかに光り輝いていて観ているだけで食欲をそそります。
最初の一口はダブッとつけだれに漬けずに下の方だけサラッと漬けて麵本来の味を味わいましょう。
小麦の味が口の中に浸みわたることでしょう。
ここのつけめんのタレは数多いつけ麺のなかでもボクが一番好きな味。
系として今やつけ麺の中でも一般的な魚介豚骨のWスープですが、鰹出汁が主張しすぎず、豚骨もまろやかで一番いい〜按配なのです。
後、好みの問題ですが、こちらのタレは酸味がありません。なので魚介豚骨でもさっぱりと酸味の効いたのがお好きな貴兄には向かないかも。
そんなこんなの『二代目つじ田』さん。
次の機会には絶対カレーつけめんをいただくのだっ!!と心に誓ってお店を後にしたのでございました(笑)