瞬間的にこれだっ!?と思い脊髄反射的にポチッとしたものには当たり外れがある。
当然といえば当然だ。そこには理性の回路を迂回して欲望に直結した反射反応であり、冷静な判断というモノが働いていないのだから。
今年の夏、ボクはこんなモンをポチッとしていた。
PFUのSnapLiteである。
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本体そのものはデスクライトの機能しかない。
しかし、BluetoothでiPhoneと接続し、SnapLiteアプリを起動することで、このSnapLiteの上にiPhoneを載せると簡単スキャナーに変身するという、合体変身ガジェットなのである。
そう、以前何度もエントリーで触れたと思うが、『合体変身』というキーワードにハァ〜ハァ〜しない男子はいるまい。
ボクもご多分に漏れずこのSnapLiteの存在を知ったときにはハァ〜ハァ〜なのである。
冷静な判断など出来るはずもない。
というわけで、引っ越し早々我が家においで坐したSnapLiteくんなのである。
こいつのスキャナー機能、というかiPhoneアプリの機能はスゴイのである。
複数枚の名詞を置いて一斉にスキャンしても、個々の名刺として認識し、画像化してくれるのである。
いままで一枚一枚カメラで撮っていた手間がいかほど省けることであろう。
さらにA4二枚分を別々にスキャンして合成し、A3の大きさまでのドキュメントのスキャンまで対応するという優れモノっ!!
できるだけ、我が家に紙を置きたくないボクとしてはベストソリューションであることこの上ないのがこのScanLiteくんだったのである。
そぉ......『だった』のである。
たしかに、購入当初は次から次へとパチッパチッとスキャンしまくった。
だが、スキャンするときの台が白色のPCデスクだったためか、なかなか複数枚の名刺を認識してくれない。結局一枚一枚スキャンすることとなる。
A42枚の合成は、結局一度しか使っていない。
そもそもここ数年紙の雑誌を買っていないんで、A4以上の大きさでスクラップするものが無いのである…(^^;)ハハハ。
さらに、彼にとって都合が悪いことに、Evernoteの名刺カメラやドキュメントカメラの性能が上がってきたのである。Evernoteのカメラで撮った方が名刺の管理もやりやすいし、ドキュメントも文字が綺麗に写るのだ。
かくして彼はいつの間にかデスクスタンドとしての機能を発揮すべく、日々活躍することになった。いるべき場所を見つけたのである......。
そんなある日、PCデスクでMacを弄っている時にフト見上げると彼の上部(iPhoneを載せるところである)が非常に寂しげなコトに気がついた。
そこにおもむろに横に置いてあったAmazonのスピーカーを置いて、音を鳴らしてみた。
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するとなんということでしょう!?
Macを弄っている時の姿勢の丁度耳の辺りの高さから、音楽が流れてくるのですっ!?
このAmazonスピーカーの高音部のキレも良くなり一石二鳥。
デスクトップ視聴環境が劇的に向上したのであります。
ということで、SnapLiteくんはスキャナーの役割を終える一方、あらたにスピーカースタンドとしての役割を見出され、日々ボクのテンション向上にお役立ちいただいている日々なのでございます(笑)