ある日突然脳裏にジュリーの歌声が鳴り響く♪
最初は数ある彼のヒット曲の中でどの曲だったかなかなか思い出せなかった。
脳裏に鳴り響いた曲は、、、
ききわけのない 女の頬を
ひとつふたつ はりたおして
背中を向けて 煙草をすえば
それでなにも 言うことはない
沢田研二の『カサブランカダンディー』である。
なんかスゲーのっ!?
いまの時代こんなことやらかしたら、
すぐさまDV問題に発展しかねませぬ。
我が家でこんな暴挙に至ったら即離婚!?民事裁判!慰謝料請求!!
ボクは社会的にも経済的にも抹殺されてしまいます...(^^)ハハハ。
ボギーボギー あんたの時代は良かった
おとこがピカピカの気障でいられた
ボギーボギー あんたの時代は良かった
おとこがピカピカの気障でいられた
さすがの暴力が男の価値を支えていた戦国時代であろぉ〜とも、言うこと聞かない奥方を張り倒して、背中を向けてキセルをふかす姿が『気障』の一言で済まされはしなかったのではないだろぉ〜か?
『男が気障でいられた時代』、過ぎ去りしハードボイルド全盛の時代。
その時代でもここまでの暴力性はなかっただろう。
ハードボイルドの名台詞といえば、
『男はタフでなければいけない。優しくなければ生きる資格がない。』
タフ=暴力ではないし、なにより優しくなくては生きる資格がないのである。
ジュリー全盛の昭和のある時期。
一体日本の男女の関係はどういうものだったのだろう?
この歌詞がなんら問題視されることない社会背景があったのだとしたら、なんか空恐ろしいものを感じるのだ...(^^)ハハハ。