2015年3月14日(土)、念願の北陸新幹線開業!
とはいっても、前年7月に引っ越してきた異邦人のボクとしては待ち望むほどの期間をこの金沢では過ごしていないのである...(^^;)ハハハ。
開業日当日はJRのキャッチフレーズである、
『新幹線が 春を連れてやってくる。』
通りに12月早々以来、暗雲立ち込める北陸は一気に春になった。
それが一日だけかと思いきや、その後も日曜日、月曜日、火曜日と丸々四日間も晴れの日が続いたという快挙も北陸新幹線開業効果の一つである。
なにせ、新幹線が『春』を連れてきたくれたのだから(笑)
ちなみに、そんな春爛漫のご陽気にもかかわらず、我が家はこの冬の引きこもりペースに慣れきってしまい、開業日の金沢の盛り上がり具合だのなんだのはTVの情報番組で眺めた程度なのである。
実際に開業後の金沢駅を目にしたのは翌週19日(木)になってから。
『開業まで残り○日』と残り一ケタになってからも駅構内の百貨店や構内の柱はまだまだ工事中で、こりゃぁ~開業日に間に合うンかいなぁ~と他人事のように眺めたいたが、どぉ~やらちゃんと間に合ったらしく。
工事中でなんか照明が暗かった金沢駅もパッと明るい、今更ながら新しい駅舎感を漂わせている。
なにより一番変わったのは、『新幹線改札口』。
新幹線のきっぷ売り場も新たに開設。
開札の中にも在来線との連絡口が。まぁ〜当然ですが...(^^;)ハハハ。
いままで一つだった改札口に新たに新幹線用の開札が設置されました。当たり前ですが(笑)
どこもかしこも北陸新幹線の情報ばかりの開業日でしたが、変わったのはそれだけではありません。
新幹線開業に伴い在来線区間はなんとっ!?第三セクター化へっ!?!?
北陸本線の石川県下はJR西日本の管轄からIRいしかわ鉄道に移管されます。
となると当然、改札も利用者動線も解れんの?といっても、そんな大規模工事がなされる時間的余裕も資金もなく、どうやら改札は従来の改札がそのまま在来線用に使用されるみたいです。
ただ、在来線改札の駅員さんはJRではなくIRの駅員さんみたい。
ただ、ややこしいのは、このIRいしかわ鉄道の管轄は『倶利伽羅駅 - 金沢駅間』だけなんですよね。
なので、石川県下でも七尾線の中津幡から先とか、金沢から西の福井方面とかは引き続きJR西日本という複雑さ......。
そんな複雑さはこんなところに反映されてます...(^^;)ハハハ。
切符売り場もJR西日本沿線用とIRいしかわ鉄道に分かれていたり(笑)
みどりの窓口もJR西日本とIRいしかわ鉄道で分かれます。
なにげにこっそりと東口と西口もこんな書き方をされていたり(笑)
東口の兼六園口はまだしも、西口の金沢港口てっ!?!?
港なんか相当さきにいかんとありませんがなっ!!!
まぁ、個人的には東京方面は新幹線使うだろうし、大阪方面は雷鳥さんだろうから、あまりIRいしかわ鉄道の切符売り場を使う機会はないのですが、従来の北陸本線の利用客とか、新幹線で金沢になってきて、在来線で能登方面に足を延ばしたりとかいう観光客はよくわかんないだろうなぁ~と老婆心ながら勝手に心配しとります。
そんなこんなのボクは、久々の金沢駅を北陸新幹線ではなく、雷鳥さんに乗って大阪行なのです(笑)
いつもと変わらない雷鳥さん(笑)