これまでうどん喰いたいっ!となると先日アップした本町製麺所さんしか知らなかったボクでした。
しかし、金沢市内には『百万石うどん』さんなるお店が有名なのだそぉ〜で。
たしかに、南町のみずほ銀行の前にお店があるのは知っていたもののこれまで中に入ったことがなく...そんなこんなしていたら、近江町市場内にもこの百万石うどんさんがあるという。
近江町市場は路地路地がグニャグニャしていて、いまだに全貌を把握していないのです...(^^;)ハハハ。
そんなこんなでブラブラ近江町市場内を散策していたら発見!
というか、店先でうどん売ってるこのお店の前は何度も行き来してたところでした(笑)
この『百万石うどん』さん、近江町市場内の大口水産さんの経営だそぉ〜で。
ここ近江町店では毎日市場内で打っているうどんを直販しとります。
というわけで初めて店内に潜入なのですっ!
店内は15人ほどが座れるカウンターのみ。
市場で働く人や近所で働く忙しい人がササッと食べられる気軽なお店といったテイですなぁ〜。
この日は暑い日だったにもかかわらず、とりあえず『近江町』の冠がついた、このお店ならではのモンを喰わんと意味が無いだろうと、『近江町うどん』を券売機で購入です。
この近江町うどんにはエビ天、いなり、肉、玉子が入ってます。
いなりは油揚げが一枚でぇ〜ン!というモンではなく普通の油揚げを1/4に切った感じのものが入ってます。
肉は肉そばの肉ですなぁ〜。
けっこう、オールター的な具が満載な感じ(笑)
して、そのお味はというと。
スープはいなりと肉の煮汁の味付けがしみ出していてちょっと甘い感じ。
関西風ほど出汁が効いたモンでもなく、関東風ほど醤油が効いたモンでもなく...。
どっちつかずの中途半端感はあります(笑)
麵は本町製麺所のよぉ〜なしっかりとコシの入った麵では無く、フニャッとソフトな感じ。
このどっちつかずのスープといい、フニャ麵といい、なんかいかにもどっちつかずな外様の大藩、加賀百万石の真髄を見たっ!!!
といううどんでございます。
これは明らかに金沢らしいソウルフードですなぁ〜。
『金沢うどん』とB級グルメに名乗り出る価値はあると思います(笑)
金沢らしさという点では、金沢カレーやハントンライスに優ると劣らない絶妙などっちつかず感覚っ!
でも、そのどっちつかず感が外部の人からするとどっちつかずで終わってしまいそぉ〜な点が難点でございます...(^^;)ハハハ。
でも、ボクはこの金沢らしい『どっちつかず感』を感じられる百万石うどん、気に入りました(笑)