我がサラリーマン人生の中で、入社時から所々で縁があるのが竹橋だったりしまして、思い起こすと社会人になった頃合いは当時付き合ってた彼女が竹橋勤めだったんで、外出ついでに竹橋でランチをしたり、そのうち開発担当の職場が竹橋に移ったんで仕事で竹橋を訪れたり、気がつけば自分の職場が竹橋に引っ越してきたり、職場が竹橋から別の場所に移ったかと思ったらお客さんが竹橋でまた竹橋に訪問するようになったり...(遠い目)。
そんなこんなでなにかと縁があった竹橋の起点となっていたのが決まって竹橋パレスサイドビルでありまして、なのでこのビルの食堂街はなにかとお世話になっていたのでございます(笑)
そんな竹橋パレスサイドビルにもこのところ全然仕事で来ることもなくなってしまったんで、隣の東京国立近代美術館に向かう前に腹ごしらえにやってきたのでございます。
竹橋パレスサイドビルの食堂街といえば、本ブログでも何度もご紹介している『タカサゴ』さん!
ランチタイムはとっくに終了している時間帯なんでお客さんもまばらでしたが、店内は相変わらずオジサン100%!!
このお店のオジサン度は相変わらずの高さのようでございます(笑)
店内に掲げられているメニューも一応はチラ見しますが、でもたまにしか来られないんで頼むのはいつも決まってるんですよね...(^^;)ハハハ。
カウンターには昭和の洋食屋さんでしか見かけたことない調味料セット。
胡椒、塩にあの独特の蓋のついたソースにタバスコ。
そもそもが店名に『カレーの店』と付いている位なので赤・青・黄のお新香も揃っております。
そんなこんなで、もう一体何回登場させんのよ!!と顰蹙を買いそうですがすいませんm(._.)m
ボクにとって20代前半からタカサゴさんといえばとにかくカツスパ一択なのでございますっ!!
このどんだけ叩いて薄くしたん??というくらいに食べ放題の焼肉みたいに薄いカツ!
でもラードで揚がった衣の食感とこの薄い豚肉の食感のバランスが見事なのです。
昔ながらの洋食屋さんというか昭和の喫茶店で出てくるようなミートソースは、今どきの意識高い系のミートソースのような手作り感MAXではなくミートソース缶にひき肉を加えたような素朴で無駄がない味わい!!
ミーソトースはカツの上に載っかっちゃってて、全然スパゲティまで絡めようがないですが、これも昭和のミートソース通りでフライパンで炒めてあるんですよね!このちょっと油が絡んでいる風味がパーフェクトな昭和感でございます!!!
注文するときはなんでまたカツスパ頼んじゃったんだろ?と出てくるまでは後悔するんですが、食後には20代の頃から30年間変わらないこの味に安心するんですよねぇ〜。
多分今来てるオジサンたちも社会人成り立ての頃からこの味が舌に刻み込まれているから爺になっても来てるんだろうなぁ〜。