『ひとり手帳会議』
なんか今となってはかなり懐かしぃ〜言葉である。
数年前まで、ガジェット好きのボクにとっては9月のこの時期、来年の手帳をナニにするか?ということは一大イベントだったのである。
綴じ手帳だったら、ほぼ日手帳・トラベラーズノート・「超」整理手帳・クォバディス...etc、システム手帳だったらマンスリーをどこぞ、ウィークリーをどこぞ等々。
今年の反省を活かして、来年度の使い勝手をどう向上するか?と妄想を膨らませるだけでもはやハァ〜ハァ〜の意識不明状態だったのだ。
実際、以前の本ブログのエントリーを見てもらえれば当時のハァ〜ハァ〜ぶりも垣間見られることでしょう(笑)
そんなこの時期の一大イベントもここ数年は無風状態。
新しい手帳をチェックしつつも以前ほど盛り上がることも無くなってしまったのだ。
それはなぜか?と問われれば、スマホの性能が上がったからだと思う。
世の中にスマホが登場して以来、特に予定管理はGoogle先生のGoogleカレンダーをデフォルトで使うよぉ〜になり。
紙の手帳とGoogleカレンダー両方で管理することの面倒くささに耐えられなくなって、ついには紙の手帳を持たなくなったのだ。
初めてのスマホが2010年発売のSonyEricssonの『Xperia X10』。
ドコモからSOー01Bとして発売されたモデルである。
スマホに期待しすぎていたボクは、この初代Xperiaで手ひどい目に遭うことになる。
とにかく動きはカックカクで引っかかりまくり、操作が早すぎると反応が付いていかずにすぐに固まる...。
普段使いであってもまともに使えないのである。
でも、このスマホという常にネットに繋がっているガジェットの可能性は十分理解していたんで、Googleをはじめとするネットサービスはこの時期から積極的に取り入れていたのだ。
特に以前から利用はしていたものの、Googleカレンダーについては2010年からライフログ的になんでもかんでも予定、作業等々、仕事、プライベートの如何に関わらず入力するようになっていた。
2010年以来、就寝時間も含めて、ボクの一日の記録は全てGoogle先生に覚えてもらっている。
こんなことをやり出したおかげで、段々と手帳とGoogleカレンダー両方に記録するのが面倒くさくなっていったのだ。
でも、Xperia X10ではまともな運用も出来ずにGoogleカレンダーを参照することがせいぜい。
それがなんとかまともになったのが2年後にSamsungのGalaxy NEXUSに変えた辺りから。
初代Xperiaのカックカクに比べるとこのGalaxy NEXUSはヌルヌルとまではいかずとも、普段使いには十分耐えられる性能を有しており、当時のAndorid端末にしてはまぁまぁ〜使えると。
予定管理に関してはGalaxy NEXUSでGoogleカレンダーを扱うには不満はなかったものの、タスク管理についてはどうしてもMacのOmni Focusから離れられず、とはいえAndroid端末ではなかなかOmniサーバと同期してくれるアプリが出ず...Androidにも対応しているタスク管理サービスを試したものの、やはり自分に合ったタスク管理となるとOmni Focusに戻らずを得ず...。
さらにはGalaxy NEXUSではLTEに切り替わっている周りに比べて、3Gしか対応していないという回線上のネックもあり、ボクが求めている手帳運用の通りの環境が出来るには2013年秋のドコモが初めてiPhoneを取り扱うようになるまで待たなければならなかった。
それまではまだ紙の手帳の出番もあったものの、2013年冬、Galaxy NEXUSからiPhone5Sに機種変してからはついに予定管理の手帳としてはほぼデジタル運用に切り替えてしまったのである。
予定管理については従来通りGoogleカレンダー。
タスク管理についてはiPhoneに変えたことで、よぉ〜やくMacのOmni FocusとiPhoneのアプリで同期できる環境が出来上がり、これもデジタル運用に移行完了。
OmniFocus 2
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
OmniFocus 2 for iPhone
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
となると、紙の手帳を使う用途がほぼ無いのである。
そういう意味では『ひとり手帳会議』も2012年あたりが最後だったのだろうか。
かといって、紙の使用を一切しないわけではない。
手帳の機能としてどうしてもデジタルに切り替えられないものとして、メモスペースが残っている。
このメモについては結局この2年はシステム手帳にメモリフィルを入れて最小限の厚み・重さの構成で運用している。
でも、このメモも以前のように使い切った手帳として保管して愉しむような考えは今となっては全く無い。
綴じられたモレスキンのようなノートでは無く、システム手帳のメモリフィルを使っているのは、一枚紙になっていた方が後々スキャンしやすいからである。
このメモリフィルも使ったらスキャンしてEvernoteに一年ごとにノートを作ってぶち込んでいる。
2013年あたりからEvernote上では年月日とメモの属性毎に記号化したタイトル、プロジェクト名やタイトルに付けた記号のタグを付けておくことで、時系列でもタグででも簡単に引っ張り出せるような管理をするようになった。
そういう意味ではノートというものも紙は保管するものではなく、一時的なものなのである。
なので厚いノートを持ち歩くことも無い。必要最低限の枚数だけバインダーに綴じておき、書き終わったらスキャンしてEvernoteに保管である。
ほぼこの2年間はこんな感じでアナログとデジタルを使い分けており、どちらかというとメモ以外はデジタルで十分なのである。
あれだけ夢中になっていた情熱は今やいずこ?なのだが、今年の手帳としては一番話題になった『モーメントダイアリー』はなんか気になったんで世の中品薄になる前にポチッてみた。
モーメントダイアリーについては昨年11月から今年1月にかけて、上記3本のエントリーをアップしている。
これがなぜか検索でヒットしているよぉ〜で、本ブログ一番のキラーコンテンツになっている...(^^)ハハハ。なんかすいません。
それだけ今年話題になった手帳ということなんだろう。
1月にちっと気になる部分を書いたものの、では現在に至りちゃんと使えているのか?というとほぼ職場の机の引き出しの肥やしとなっている...(^^)ハハハ。
フォーマットとしては考え出されたモノであり、手帳だけで運用する分には使いやすい手帳だと思う。
しかしやはりデジタルメインで運用している中で、この手帳を最大限活用する部分が見いだせないのである。
また、やはり綴じ手帳まるまる一冊を常に鞄に入れて持ち歩くのは余計な重さに感じてしまうのである。
そんな感じで結局半年もしないうちに持ち歩かなくなり、さらには引き出しから出すことも無くなってしまったというのが現状である。
もぉ〜紙の手帳を買うのは止めようか!と思っていたところ来年向けの手帳でまた新しいフォーマットのモノが発売っ!?
とガジェット好きの脇の下を擽るようなニュースを目にしてしまい......。
なんかモーメントダイアリーに引き続きヘンタイ的な綴じ方を駆使したフォーマット。
これはとりあえず手にしてみないことにはなにも語れますまいっ!!
と発売日にポチッとしてしまったのです(笑)
待つこと数日。
コクヨから送られてきたダンボールには、コクヨの代名詞『Campus』の印字がっ!?!?
ということで、次回はこのコクヨの『Pat-mi』をご紹介ですっ!
という大変長い前振りのエントリーでごめんなさいm(._.)m...(^^)ハハハ。
続きはこちら!