毎年恒例太平洋の向こう側からの贈り物。
以前の大昔のエントリーでも触れましたが、どうも戦後以来長年続いている我が家へのカリフォルニアからの贈り物。
もぉ〜60年以上経つのだろうか?当然のことながら、そもそもの頃はまだボクは卵にも精子の欠片にもなっておりません。
うちのご母堂様がまだ少女時代からの年末行事らしぃ〜のです。
それも長年の月日と共に代々かわり、元々は戦後カリフォルニアに渡った祖母の妹の大伯母からうちのご母堂様への贈り物に始まり、大伯母が亡くなってからは日系二世の旦那さんが引き続き祖国との縁をつないでくれて、そんな大伯父もなくなり...。
今はその二人の息子、うちのご母堂様にとっては従兄がそのバトンを引き継いで毎年送ってくれています。
太平洋の向こう側の親戚も、大伯父・大伯母がともに亡くなり代替わりして、うちのご母堂様の従兄たち2人もそれぞれ新たな人生を歩んでおられるようで。
大伯父&大伯母が長年暮らしていたのはロサンゼルスの隣町の住宅街、ノーウォークという街だったんですが、お二人亡き後、従兄の叔父もカリフォルニアを引き払い、コロラドに引っ越すそうでなんか西海岸から親戚がいなくなってしまうのがどことなく寂しくもアリ...(^^;)ハハハ。
ご母堂様のもう一人の従妹の叔母はカリフォルニアでもロスより北のリドレーという街のカリフォルニアオレンジとピスタチオの大農園に嫁いでおり、初めて訪問したときは、家の周囲の視界内に隣家を確認することが出来ず、見渡す限りの大平原に、夜になるとコヨーテが啼きまくり、玄関のドアの上には常に猟銃がかかっているという、リアル大草原の小さな家にカルチャーショックどころの騒ぎじゃなかったんですが、カリフォルニア自体がここ数年水不足が深刻で、オレンジもピスタチオも不作続きで大変とのこと......。
でもみなさん、今は無き我が一族のロッテンマイア婆ぁ〜と同じ遺伝子を分け持つ方々なんで、なにが起ころうと人生をエンジョイされると思います。
なんとか、姉妹から従兄同士に受け継がれたこの太平洋を隔てた絆をボクら世代のはとこ同士でも繋げていきたいモンです。
ということで、いつものsee'sチョコキャンディ。
何十年と贈られてきましたが、今回初めてのクリスマスパッケージ!?(笑)
でも、中の箱はいつもと同じ(笑)定番でございます。
今年は2段!!
もぉ〜何十年も変わらないsee'sのチョコキャンディ。
若い頃はミルクチョコばかり食べて、ビターチョコが余りモンになってたんですが、ここ数年はビターチョコの方がお好みなのです。
正直言って、国内のチョコレートの方が美味しいのです。絶対に(笑)
でも、うちのご母堂様もボクも小さい頃から、年に一回贈られてくるこのsee'sのチョコでアメリカの豊かさを植え付けられてしまっており、今でも特別なチョコレートキャンディなのでございます。