この春になってらーめん屋さんのご新規さんが増えているせせらぎ通り。
最初はのど黒出汁というローカル色の強いらーめんがいただけるお店を目指していたら、その近場に名前は聞いていたけど遠くてイケなかった『豚蔵』さんのせせらぎ通り店が開店しておりましてっ!?
さっそく吸い込まれるよぉ〜にこちらに入店してしまいました(笑)
かの『豚蔵』さんの2号店になるようです。
豚骨醤油スープがご自慢の、金澤豚骨らーめん!
5月のGW明けに開店したばかりということで、白木作りの店内は綺麗で明るい感じです。
席はカウンターに2人掛けのテーブル席が3つくらい。
豚蔵さんのメニューは、能登カネヨ醤油を使っているという王道の豚骨醤油らーめんに奥能登の塩といえば珠洲産!の塩を使った豚骨能登塩らーめんの2つ!
それにそれぞれトッピングといった感じ。
ちなみに麵は並みのみ太麺か細麺が選べるそうで、中・大は太麺のみとのこと。
トッピングのキャベ二郎がなにやら気になりますなぁ〜。
カウンターに貼ってある注意書きを見ると、まずは太麺を召し上がれ!そして替え玉で細麺を食しなされ!!と。
替え玉は細麺しか無いそぉ〜です。
となると、最初のオーダーは太麺しかあり得なかろうということで、まずは初めてなんでまずは王道でいくことにしました。
豚蔵さんの豚骨醤油らーめん
豚骨醤油らーめんにチャーシュー、半熟玉子、マー油をトッピング。
チャーシューはトロトロ味付け系。
なので、いっぱい入っているよぉ〜に見えますが、トロトロバラバラになっちゃって、あまりチャーシュー喰ってる感はありません。
普段チャーシューメンを余り食べないのは、チャーシューでお腹いっぱいになっちゃうのがイヤだからなんですが、ここのチャーシューはそんなこともなく。
むしろ、チャーシュートッピングしとかないと逆にモノ足りないかも(笑)
その他の具は青菜にねぎ。それとたっぷり入ったマー油。
なんか具的には家系らーめんみたいですなぁ〜。
半熟玉子は半熟というよりもちょっと煮えすぎた感じ...(^^;)ハハハ。
なにせ、この豚蔵さんのキモはスープなのだそうで。
匂い的にもやはり家系に近い豚骨醤油スープです。
ギトギト感もさほどなく、こってり過ぎずあっさり過ぎず、こっさりな感じがよろしぅ〜ございます。
このスープ旨いっ!!
麵は太麺といってもそれほどでも無い中太くらいな感じの、しっかりコシのある弾力的な麵でした。こういうの好きです。
替え玉の細麺はけっこうバリカタくらいな茹で加減。
細いのに、堅いだけじゃ無くて弾力を感じる麵です。
最後はスプーンいっぱいのすりごまと魚粉を入れて和風豚骨に!
これはこれで、魚介系Wスープな旨い味に!!
ちっと失敗したのはマー油。マー油好きなんでこれはこれでボク的には満足なんだけど、マー油のおかげでさらにコクが坐してございますンで、豚蔵さんご自慢の豚骨醤油スープを堪能するなら、マー油なしの方がしっかりと味わえます。
豚蔵さんの豚骨能登塩らーめん
そして、初入店後にすかさず後日(笑)
豚骨醤油らーめんの味を忘れないうちに二度目のご来店。
今度は豚骨能登塩らーめんなのです!
またもやチャーシューをトッピング!今回は塩なんでマー油は控えました。相変わらずのトロトロなチャーシューです。
豚骨醤油らーめんにはなく、豚骨能登塩らーめんにはあるもの。
それは、ワッサァ~~~と盛られたあおさときくらげ。あおさのおかげで磯の匂いがプンプンいたします(笑)
麺はやはり最初の一杯は並で太麺!弾力のあるモチっとした食感の麺は旨しなのです。
そして、替え玉の細麺と。個人的にはこの豚骨能登塩らーめんの場合は太麺よりも細麺のほぉ~が合ってる感じがします。
コクのある豚骨といぃ~塩梅に効いた能登塩のバランスがいぃ~塩スープです。
たしかに豚蔵さんはスープが旨いっ!!
豚骨醤油らーめんのボク的正しい食し方
先日初入店して以来すっかり気に入ってしまった豚蔵せせらぎ通り店さん。
豚骨醤油らーめんと豚骨能登塩らーめんのメインの二種類のらーめんを味見したところで、よりボク的旨さを追求しよう!と時間をおかずに再度来店なのでございますっ!
前回豚骨醤油らーめんを頼んだ時に、ついついマー油好きが抑えられずにトッピングで追加してしまったのでありました。
まぁ~これはこれで美味しぃ~っちゃ美味しかったんですが、よくよく味わってスープを飲むと、このマー油が実は豚骨醤油スープの本来の味の邪魔をしているのではあるまいか?という疑念が持ち上がり、今回はマー油抜きで...(^^;)ハハハ。
さらには、チャーシューもやはりむやみにお腹に溜まりがちなんでトッピングはやめて、乗っけたのは半熟玉子のみ!
ゴチャゴチャせずに見た目もシンプルな豚骨醤油らーめんです。
最初の麺はやはり太麺で。まずは、余計なモンを加えずに、出てきたそのままの豚骨醤油スープで味わいます。
やっぱり旨いです!ここのスープ。家系な豚骨醤油であるにもかかわらず、獣っぽい臭みが一切ない見た目以上にまろやかな豚骨に、能登カネヨ醤油が合ってるんだろうなぁ~。
この能登カネヨ醤油、魚笑さんで刺身定食を食べる時によく使います。魚笑さんでは甘目の醤油にこの能登カネヨ醤油を使ってるんですが、普通の醤油に比べて、コクとともに旨みを感じさせる若干の甘味が特徴の醤油なのです。
太麺を半分くらい食べ進めたところで、カウンターに置いてある各種薬味の中からすり胡麻を一匙ふりかけましょう!
すり胡麻が豚骨醤油スープに胡麻の風味とコクを与えます。
すり胡麻までで太麺は食べきり、すかさず替え玉細麺をオーダーです!
細麺をスープに漬けたら、今度は魚粉を二匙ほどふりかけましょう!
前回は一匙にしときましたが、豚骨醤油スープとちょうどいい塩梅だったのはボク的には二匙でした。
すると、魚粉を振り掛けただけなのに、まるで豚骨魚介Wスープであるかのような、見事なマッチングが起こりますっ!?
そして、替え玉を半分ほど食した後で、最後におろしにんしくを一匙。
にんにくの風味が最後にピリッとスープを引き締めます。あまり入れすぎるとニンニクが強く出すぎてニンニク味になっちゃうんで、一匙程度が妥当です。
替え玉まで食べ終わった後に残された、豚骨醤油+すり胡麻(一匙)+魚粉(二匙)+おろしにんにく(一匙)の特製スープ。
思う存分最後まで飲み干しましょう!器をカウンターに置いたころには、幸福感に溢れているはずです(笑)
ちなみにせせらぎ通り店の食べログ情報はまだ少ないんで、本店はこちら!