都内復帰以降、日夜なにかと手っ取り早いジャンクな喰いモンを漁りまくり、夏バテとともに胃腸の疲れが...(^^;)ハハハ。
金沢で普通に和食にありついていた日々を思い起こすと、日本人たるモノやはり和食を食べないといかんなぁ〜と思うワケです。
そんな時にうちの相方さんがみっけてきたのが『寝かせ玄米』のお店、『いろは』さん。
玄米を売りにするとか、なんか意識高い系女子向けの自然派カフェを思い浮かべ、都内を離れる前のボクだったら絶対いかなかっただろうなぁ〜と思うワケですが、和食に飢えている今となっては、尻に帆を立てて付いていくのです(笑)
そんないろはさんの場所は、池袋東口のヤマダ電機の先、昔から有名な鯛焼き屋さんの隣。
といっても、この2年池袋から離れている間にこの辺りの光景が全く違ってしまっており......。
以前は2階建ての駐車場だったはずのところに、立体駐車場兼商業施設のWACCAなるテナントビルが出来てしまっておりました。
いろはさんはこのWACCAの1階、旧豊島区役所側の公園に面したところにございます。
店内はこんな感じでいわゆる自然派カフェ系の清潔感高い雰囲気。
天井が高く明るい店内なのです。
写真の通り、案の定お客さんは女子ばかり...(^^;)ハハハ。
ちなみに席はカウンターのみなのです。
そんないろはさんは店内に入って、まず注文をしてから席に着きます。ちなみにテイクアウトもイートインもどちらもOK!
ケースにはその日のおむすびが陳列されており、上にはメニューが掲げられているんで、おむすび希望の方はメニューや実物を見ながら選びましょ!
おむすび単体の他にも、おむすびとおばんざいのセットや定食もございます。
おばんざい、定食は魚かお肉で選べるよぉ〜ですなぁ〜。
カウンターの上には調味料。
なんか都内に戻ってきてから置いてある調味料になぜか興味を惹かれるのです...(^^;)ハハハ。
こちらでは、天然黒ゴマ塩に奥出雲産一味唐辛子、大間産天然これがこんぶとどれも興味を惹かれます(笑)
特に、天然黒ゴマ塩はゴマがすりごまになってるんで、普通のゴマ塩に比べて、ゴマの風味が倍増しており、こらぁ〜ご飯が進むの絶対ッ!!といった感じ。
レジでお金を支払って、カウンターで待っていると寝かせ玄米の魚定食!
寝かせ玄米に汁物、魚料理に香の物、煮ものに小皿と嗚呼ぁ〜日本人で良かったと思わせる和定食の組み合わせです。
これが、いわゆる寝かせ玄米のご飯。
見た目若干黒っぽい赤飯といった感じ。
というのもそもそも寝かせ玄米って、小豆と玄米で炊くんだそうで。
初めて食べた一口目。ムムムっ!?なのです。なんと、餅米でもないのにモチモチ。普通に炊いた玄米に比べて、ツブツブした穀物感もなく、あの独特の臭みも無い。噛めば噛むほど味わい深く、これはたしかに美味しぃ〜ご飯なのでございます。
3〜4日ねかせるだけでこうも変わるモンなんすかねぇ〜??
おかずのメインはカレイの西京焼き。
つけ込んだタレがカレイの内側まで染みこんでいて、とても味がしっかりした西京焼き。ご飯が進みます。
それに、西京焼きの大きさ以上に盛られた大量の香の物(笑)
これがなかなか名バイプレイヤーになってます。
煮ものはさつまいも。ほくほくで甘みのある味が、お口直しにちょうど良く。
小皿のこのこんぶが、このオレンジ色の実みたいなのがプチプチとした食感を加えていて美味しぃ〜ンですが、これいったいナンだったんだろ??
汁物は熱かったんで、味噌汁じゃなくて冷や汁に。
キュウリにみょうが、ナスにコーンの冷や汁です。ただ冷たいだけの味噌汁じゃなくて、その味わいもひんやりする味。
これは当然のことながら、ただ汁物としていただくだけではございませんっ!
寝かせ玄米のご飯を1/3ほど残して置いて、冷や汁にインっ!!
モッチリしたご飯が、汁に浸かって一粒一粒離れていって、口の中ではパラパラ、でも噛むと一粒一粒モチモチした食感が味わえてこれまた大変美味しゥ〜いただけます(笑)
ちなみにこののうちの相方さんはおにぎり3個と味噌汁、おばんざいのいろはセット。
肉みそ生姜に紀州南高梅と葉唐辛子。おばんざいはお肉の鶏肉のトマト煮から。
見た感じ小さく感じたんで3個にしたみたいですが、この寝かせ玄米のおむすびは、けっこうぎゅっとむすんでいるんで、お茶碗によそった寝かせ玄米ご飯とくらべて、よりモチモチ度が高くなってます。
なので、女子は2つでもけっこうお腹いっぱいになっちゃうんじゃないかなぁ〜。
うちの相方さんも案の定、2個でギブアップしとりました(笑)
そんなこんなないろはさん。
定食のおかずは肉一つ魚一つと少ないですが、毎回行くたびに違ったおかずが食べられるなら、けっこう通ってもいぃ〜かなぁ〜と思える和食屋さんでございました。