せっかく美味しいお店発見!と思い喜んでいたのに3末で店仕舞いをしてしまった『ひいき屋』さん。
その一か月後、早くも新しいお店が跡地に開店しておりました。
そのお店はなにゆえ池袋に??と一瞬訝しんでしまった、あのミシュランで2回連続で☆をいただいたという銀座の名店『篝』さんなのですっ!?
『篝』といえばその名は存じ上げており、銀座に行くたびに行こう行こうと思いつつ、ついつい日和ってABCラーメンに吸い込まれてしまいなかなか足を踏み入れられなかったお店なのです...(^^;)ハハハ。
そんなお店が池袋に出来たとなったら、臆することなく入るしかないのです(笑)
行こう行こうと思っていながらも事前知識が全くなく、なにが旨いのだ?と思っているとお店の前の看板には、つけSOBAと鶏白湯SOBAの名が。
おそらくこれがオススメなのでしょう。
入り口のところにもメニューが貼ってあり、一通り眺めてフムフムと。
店内レイアウトは前のお店のひいき屋さんと同様で、入り口入って目の前はカウンター席。
カウンター右から奥に入ると、こちらはひいき屋さんではテーブル席でしたが、篝さんでは奥の席もカウンター席に。
お店の人に聞くと、やはりオススメは鶏白湯SOBAということで、今回はお初なんで鶏白湯SOBAをご注文。
カウンターにはそれぞれのSOBAの美味しい食べ方も紹介されてます。
メニューの裏にはそれぞれのSOBAの特徴が。
うぅ〜ン、どれもこれも一通り試してみたくなってきます(笑)
調味料は黒胡椒に黒七味、変わり種の焦がしエシャロットオイルに有機玄米酢。
なんか銀座のらーめん屋さんっぽい!?池袋のらーめん屋の品揃えと異なります...(^^;)ハハハ。
鶏白湯SOBAを注文すると、まず運ばれてくるのがこちらの国産生姜とフライトオニオンの薬味。
そしてこちらが鶏白湯SOBA。
なんとも見た目がお美しぅ〜ございます。
よくわからないんで、トッピングにガーリックバターなんぞも頼んでみました。
バターも角切りではなく、すり下ろされて出されてきます。こういう一手間を敢えてかけるのが篝流!
鶏白湯SOBAの具も、他の鶏白湯系と比べて一味二味違います。
低温調理の鶏チャーシューや味玉はよくあるパターンとして、その他サヤエンドウにヤングコーン、三つ葉に、
なんと旬の筍まで入ってます。この辺の組み合わせがミシュラン受けするんですかね??
どの具も鶏白湯の全てを包み込むような奥深い味わいのせいか、違和感感じることなく美味しくいただけます。
ちなみに味玉は半熟系。
麵は弾力のある中細ストレート麵。
麵の味わいを堪能するというよりも、スープや具の邪魔をしないといった感じの役割を感じさせます。
麵とスープを半分くらい堪能してから、薬味の生姜、フライドオニオン、ガーリックバターを投入。
そのままでも十分美味しいスープですが、こちらの薬味でより味の輪郭がハッキリしてきます。
このところ、鶏白湯系をいろいろと食べ比べていますが、どこも美味しいとはいうものの、こちらの篝さんの鶏白湯スープの特徴は、他のどこのお店の鶏白湯スープよりもポタージュ感が強い感じ。
ただ単にコッテリしているのとは違う、コラーゲンといろいろな出汁や野菜が溶け込んだポタージュスープを飲んでいるような印象です。
これ、旨すぎ!