引っ越し先のビルの地下は前後左右ご近所のビルの地下街と迷路のように繋がっており、思っていた以上に飲食店が豊富にある。
そんな中、隣のビルに『魚がし日本一』があることを確認!
魚がし日本一といえば、新橋駅烏森口の魚がし日本一に若かりし頃はよく通っていた。
店舗の間取りは狭く、立喰いというスタイルが若かりし頃のボクには粋に感じたのである。
ボクが食べたいネタをダラダラ食べている中、颯爽と入店したオジサンが瓶ビール一瓶にお寿司を二皿くらい食べて、500円くらい払って、また颯爽とお店を出て行く姿を目にして、格好いぃ〜なぁ〜ボクも歳取ったらあぁ〜なりたいモンだ!お酒苦手だけど...(^^;)ハハハ。などと粋な食べ方に憧れていた思い出深いお店である。
こちらのお店はなかなか小綺麗で、『300年のおいしさをいまに伝えます』と書いちゃってるけどダイジョブだろうか?
なにせ、2年間の金沢生活でA級からC級まで北陸の新鮮なネタがのったお寿司を日常食のように食べ歩き、悲しいかなすっかり舌が肥えてしまったのである。
都内に戻って一年、いくつか寿し屋の暖簾を潜ったが、金沢でのあの味わいを越える普段使い的なお寿司屋さんには出会っていない。
この日のネタはこんな感じ。
昔はえんがわばかり喰っていたよぉ〜な記憶がある(笑)
ネタケースで目に止まったのはかます。
これは後でいただこうと。
この日は初めてだったんで、1.5人前の握りセットな得盛り握りを注文。
お味噌汁はあおさの味噌汁。
まず出てきたのがこちらのメジャー処な4貫。
イカはおいしかったけど、後はまぁ〜良くても中といったところかな。
金沢と比べるとネタの厚みが半分くらいなのだ。うちの相方さんは、金沢の寿司のあのネタの厚みがイヤだ!といっていたんで、女子的にはこれくらいの方が食べやすいのかもしれないが、ボクには正直モノ足りなくなってしまっている...(^^;)ハハハ。
次は玉子に白身魚。
白身魚の豊富さはさすがに北陸にはかなわない。ランチタイムを外して入店したからか、ネタの瑞々しさが無くなりつつある感じ。
一仕事入ったこちらの軍艦はなかなか美味しゥ〜ございました。
こういう方がいいのかもしれないなぁ〜。
炙りモノは穴子にいかげそ。
こちらも旨し!イカゲソのレアな部分と、炙られて香ばしくなった部分のコントラストが口の中で調和して幸せになれます(笑)
これに、まぐろの手巻きが付いて、得盛り握りは終了。
ランチタイムにささっと食べられて、コスパ的にはちょうどいぃかも。
でも、寿司モードに入ってしまったボクとしてはこれだけではモノ足りず、追加で注文したのがまずはいわし。
いわしは美味しゥ〜ございましたなぁ〜。
脂がしっかりのっていて、ネタも生き生き。
やっぱり、ランチ握りのネタはあらかじめ大量に捌いて置いてあったモノなんですかね?だから遅い時間だと乾燥が始まっちゃうのかなぁ〜。
それと目の前にあったかます。
これは炙りでいただきました。
さっぱりとした白身かと思いきや、炙ったことで甘い脂の味が口の中に広がります。
そして、昔飽きるほど食べた魚がし日本一のえんがわは照り焼きえんがわマヨネーズのせで。
これは間違いない味!?
お子ちゃま向けな味ですが、てりやきバーガーが好きな貴兄にはぴったりの握りです(笑)
そんなこんなな魚がし日本一さん。
そもそも都内で食べていたお寿司ってこういう感じなんだよねぇ。
金沢とは環境が違うんで、これはこれでよしとしないといけないんだろうなぁ〜...(^^;)ハハハ。