久々にRICOH GXRを持ち出すようになると、そのコンパクトなボディの手軽さと、コトンというLeica Mシリーズのようなシャッター音に改めて気に入り、うちの小春さんを連れずにピンでお写ン歩する気にさせられる。
ということで、この日はGXRにGRシリーズの名玉GR28mmを付けて池袋から雑司ヶ谷方面へ。
ちなみに本エントリーも一か月ほど前の話(笑)
まずは池袋西口公園。
そうそう!この画角!フワッと視界に入ってくる左右も含めて、目の前の景色を一通り映し出してくれる28mmという画角。
28mmという画角はボクにとって一番慣れ親しんだ画角。
バッグの内ポケットには常にRICOH GRがあるんで、日常使いは28mmなのだ。
とすると、わざわざGXRにGR28mmレンズを付けて撮るのと、RICOH GRでそのまま撮るのと同じじゃね?
ということになる。
でも、画角は同じでもセンサーがRICOH GRの方が新し分若干高いからか、GXR+GR28mmよりも、RICOH GRの方がキリキリっと写しすぎるきらいがある。
なので、両者どちらも同じという感覚は無く、気分に応じて使い分けたりもできるのだ。
そんなこの日の池袋西口公園は東京と後任に大道芸人さんがそこかしこで芸を披露。
こちらは、石畳の上にクレパスで絵を描いている芸人さん。
黒板アートと同様に書いては消えゆく絵だけど、影の描写とかかなりリアルな書きっぷり。
こちらは大道芸の王道でもあるファイアージャグリングな芸人さんたち。
人混み掻き分けてもっと前で撮ればよかった...(^^;)ハハハ。
そんな池袋西口公園を離れて南池袋方面へ。
道中、最近ハマりつつある路地路地の街路樹の幹のコブを撮ってみたり(笑)
線路沿いの保育園の壁には、本来微笑ましく感じるべきであろうけど、どうもゾワゾワする落書きがあったり...(^^;)ハハハ。
目白エリアあたりから南へ。歩道橋から見える新宿方面のビル群。
豊島区内は大きな公園はそれほどないけど、路地路地には小さな公園がそこかしこにアリ、幹の瘤収集には事欠きません(笑)
そんなことしているうちに雑司ヶ谷。
もう、路地の向こう側は鬼子母神。
鬼子母神周辺の路地をブラりするのもいいなぁ〜と歩を進めていると民家の前に猫だまり発見!?
民家のドアのドアマットにちょこんとまだ仔猫が二匹。
餌待ちなんだろか?
鬼子母神へは路地のところから入れますが、いちおう参道から。
ここの参道はオモロイというか、小径の左右は普通の民家だったり、お店が並んでいて、参道というよりも生活動線なんですね。突きあたりのマンションの住民とかも普通に生活路として使ってます。
鬼子母神参道の木の幹(笑)
民芸品店の前にこんなオブジェが飾ってありました。
鬼子母神入口の手前には雑司ヶ谷みみずく公園。
ここはふくろうではなく敢えてみみずく!
なんかポリシーがあるんだろうか??
そして、鬼子母神本殿です。
こちらは正式には「きしもじん」と読むそうで、日蓮宗法明寺さんの管轄なんだそうです。
鬼子母神に来ると本殿よりも目が向いてしまうのが、手前横のお稲荷さん。
伏見稲荷ほど立派では無いモノの、朱鳥居が連なるこちらは武芳稲荷大明神。
朱鳥居を潜っていくと、この辺りはちらほらと紅葉が始まってます。
朱鳥居を潜っているとなんか異界への入口のような気がしてきて、妄想が膨れてきます(笑)
稲荷本殿の両脇には当然のことながらお狐様の阿吽像が。
この日、鬼子母神の境内に大きなテントが張ってあったんで、なにかと思い近づくと、「唐組」の旗がたなびいており!?
唐十郎による「動物園が消える日」の絶賛公演中!!
唐十郎ってまだ赤テントでの興業やってるんですね。
本の中でしか知らなかったけど、初めて実物の赤テントをみました。
本殿に拝殿して、帰路についます。
北側はすっかり黄色く色づき、秋も深まる週末のお写ン歩でした。