そんなこんなで我が家にお迎えした善三郎翁ことZenza BRONICA S2。
1965年発売当時の人気機種でロングセラーとはいえ、それから約半世紀は経っていらっしゃるわけで、外観のステンレスの輝きはいまだ衰えずというモノの、中身の機構はダイジョブなのかい?
ということで、早速フィルムを入れて試写なのです。
フィルムはFUJIFILM PRO 400Hで。
まずは家のベランダから眼下の劇場通りを一枚。
露出計内蔵では無いのを忘れていて、手元に露出計無かったんでテキトーに設定した割には写っていらっしゃるではないですか(笑)
なんか緑の色味が昔のNikkorレンズっぽい感じがします。やっぱりNikkorレンズだからですかね。
そのままサンダルつっかけて試写の旅へ!といっても近所の西一番街からWE ROADを抜けて東口の欲望エリアへ(笑)
ちと暗めの池袋駄菓子バーのところの照明を頼りに一枚。
夕暮れ間際の日陰の見た目の感じと似通った暗さが出てました。
池袋北口リトルチャイナの入口。
ここから先は日本人相手じゃない中華店が日に日に増えていきます...(^^;)ハハハ。
WE ROADの入口でローアングルから撮ったんですが、なんか屍者の葬送みたいな雰囲気に...(^^;)ハハハ。
でもあのいまのWE ROADの意味わからない絵を明るく表現するより、こっちの方が好きかも。
そして東口欲望ロードのランドマーク、ミカド劇場!
最近、カメラの試写には外せないところでございます(笑)
この辺もいずれは再開発されちゃうんでしょうけど、この昭和感は残っていて欲しいです。
こちらはとっくに新しい建物に建て替えられてしまっている新文芸坐。
珍しく若人の集団がたむろっておりました。
あ゛っ!?という間の12枚でしたが、重い重いと悲鳴を上げるかと思いきや、肩にかけて持ち歩く分にはかえって適度な重量感。
でも、これ首にかけて歩くとかなり凝りそぉ〜な気がします...(^^;)ハハハ。
なので、基本肩掛けかな。
撮るときは脇を締めて左手で下から支える感じで。ストラップの限界のところが胸の中心部に来るくらいにしておくと、ストラップが引っ張られたところでカメラが固定されるんでブレ防止にも良い感じです。
それと例の水鳥も驚いて大群が飛び立つというシャッター音も、街の雑踏の中では全然気にならないレベルでした(笑)