今回総取っ替えして改めてEマウントのレンズに整理し直したんですが、準広角から標準域のレンズとしては35mm、45mm、50mmという3本のレンズが揃ってしまったのでございます。
これまで交互にやはりこの画角が収まりいいな!と35mmの時期と50mmの時期を交互に変わりながらやってきたんですが、その間に45mmが入り込んでしまったと。
さらには35mmと50mmがF2という大口径で重いレンズなのと違い、45mmはF2.8で無理なくコンパクトで軽い撮り廻しが良いレンズ!?ということで、さてさて標準レンズとして胡座をかいてきた50mmの立場はっ!?
ということで、先日の45mmと同様に50mmならば景色よりも特定の被写体が転がっていそうなところの方がシャッター切りやすいかな?ということで、困ったときの歌舞伎町詣で(笑)
まだ夜が明けないうちから我が家を出て副都心線で新宿三丁目駅へ。
長い長い地下通路を歩いてE2出入口から地上に出ると、もう花園神社が目の前でございます。
まだ夜が明けた直後で全体的に薄暗いところでもさすが現代のセンサーとレンズはなんの問題も無く目の前の光景を切り取ってくれます。
これまで普段使いのLeica M9-Pだと同じf2のレンズを使ってもこんな条件ではまともに撮れない(RAWならば違うンでしょうけど、JPG撮って出しの場合)ので、なんかこういう光が乏しい中で撮影するのが新鮮です(笑)
ちょうど11月第二週の週末は一の酉の酉の市な花園神社でした。
花園神社脇の階段を降りると、目の前には『新宿ゴールデン街』の入口!
もう20代後半から何度となく見慣れているこの光景ですが、なぜかいまだにここに来るとワクワクします。
さっそく一番左側のG1通りから徘徊を始めますが、いつもは灯りも付いて無くただただ暗いこの通りを繋ぐ通路もこの通り明るく撮影可能です!
というかこれくらい普通のことなんでしょうけどね、Leica M9-Pの時は暗いところはほとんど避けて通ってきたんで...(^^;)ハハハ。
季節柄なのかまだエアコンを付ける要理も夜風が抜ける方が涼しいと見えて、こんな感じでドアを開けているお店が散見されました。
ちょこっと見えるお店の中がなんか秘密基地を覗き込むようでドキドキです(笑)
海外の観光客がよく写真に撮っているBAR CHAMPIONの歌舞伎の看板。
G1通りからとなりのG2通りへ。
お店を出て家路についているのかと思いきや、朝6時過ぎからゴールデン街に飲み来て、まだ開いているお店を探してウロウロしているグループもいらっしゃいました...(^^;)ハハハ。
さらに隣の花園一番街へ!
今さらながら今回初めて気がついたンですけど、一番街入口のお店のところには新宿の魔女が描かれてたんですね?
新宿の妖精かもしれないけど(笑)
新宿ゴールデン街の中では一番雰囲気的に好きなナベサンの一角。
手前に灯りが無くても特に問題なく撮影可能!
これも現代センサーとレンズのなせる技なんでしょうか?
古いデジカメばかり使いすぎていて、いちいち技術の進歩に驚くばかりでございます...(^^;)ハハハ。
通常ゴールデン街のお店って、地面のラインにお店の出入口があるンですけど、こちらの澤さんの出入口は5段ほど上に作ってありまして、いつも気になる微妙な階段です(笑)
新宿ゴールデン街にはG1通り、G2通り、花園一番街、花園三番街、花園五番街、花園八番街にこの6つの路地を横に繋げるまねき通りの7つの路地がありますが、個人的に一番好きなのはこの花園三番街ですね。
左右のゴチャつき加減がちょうどいぃ〜按配なのと、
やはりこちらの『原子心母』のお店があるから!
これまで何十回とお店の前を通り過ぎてはシャッターを押してきましたが、営業中の原子心母の写真は初めてだったかもしれない!?(笑)
ちょうど面白い瞬間に出くわしたのでパ写リ!
お店の出入口と違って、かがまないと出入り出来ないカウンター脇の出入口を取りつけているお店もあるんですねぇ。
昔のまま残っている通りとしては最後の花園五番街。
ここはなぜかこれまでの通りと違ってもう営業終了しているお店が多かったですね。
なんかいつも勝手にロバート・A・ハインラインの小説『夏の扉』を思い出してキュンとなって通り過ぎるお店です(笑)
斜め前からまねき通りの灯りが当たって渋く見えた2階のベランダをパ写リ!
最後は以前の火災でだいぶ消失してしまい、すっかり変わってしまった花園八番街からはいつもの骸骨に絞めていただきましょう!
ちなみに新宿ゴールデン街の裏側の『四季の路』は整備されて遊歩道になってますが、以前は都電の軌道だったところなんですよね。
なんかほんの30分程度のお写ン歩でしたが、撮れ高的には満足したンで歌舞伎町方面に抜けて『どうとんぼり神座』さんで朝ラーです!(笑)
朝なので、この白菜出汁の醬油スープがお腹に優しぃ〜〜。
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そんなこんなでまぁ使い慣れた画角なんで、特に撮影時の距離に悩むことも無く、ここ撮りたい!と思っても感覚的に身体が距離を覚えてるんで、さらには撮り慣れた街なので短い時間でサクサク撮れました。
そういう意味ではやっぱり身体に馴染んだ50mmは使いやすいんですね。
これまでとの違いというと、やはり現代のセンサーを積んだカメラに現在のミラーレス用の設計を施されたレンズということで、薄暗かろうが、明暗のレンジが広かろうが特殊なテクニックを施さずにシャッターボタンを押すだけで問題なく撮れてしまうのを、改めて感動しましたね。
まぁ、別にこれくらい入門機でも今のミラーレスカメラには普通のことなんでしょうけど...(^^;)ハハハ。