そもそもSony α7ⅡはLeica M TYP240を里子に出した代わりにオールドレンズの母艦として活用すべくお迎えしたのである。
なので、以来手持ちのLeitzやらNikonやらのオールドレンズをマウントアダプターを噛まして使用してきたのだ。
がっ!?相変わらず悪魔の囁きは止むことを止めず......。
α7ⅡにSony純正のAFレンズを付けた按配はいかがなものだろうか?試さずしてなにも語れまいっ!?
と、いつの間にか自己暗示にかかってしまったのだ......。
とはいえ、お高いEマウントレンズをまたいちから揃えて、α7Ⅱを第一線で使用する予定もないので、とりあえず普段使いモノというよりも、エッジの効いた特徴のあるレンズがよろしかろうと、ポートレート向きの中望遠FE85mm f1.8をお迎えしたのだ。
ボディにはこのAF/MF切り替えスイッチにフォーカスロックのボタンのみ。
AFレンズだけに絞りリングもなくシンプルで、やはり筐体は太い。
f1.8というそれなりに明るいレンズであるため、レンズの口径もそれなりにデカい。
α7Ⅱに装着するとこんなバランス。
まぁデカいっちゃぁデカいけど、辛うじてレンズにボディが付いている感のギリギリのところかな。
だから、AFレンズはキラい!というのもあるが、利便性を考慮すると毛嫌いするワケにはいかないなんとも尻の座りが悪いのが、ボクのAFレンズ感なのである。
ちなみにフードを装着すると、さらにご立派ご立派。
そんなに存在感出してどぉ〜するっ!!と突っ込みたくなるのだが...(^^;)ハハハ。
お迎えしたその足で夜の池袋をブラり。
85mmという中望遠はこれまで縁がなく、というかポートレートを撮るという機会はほぼないんで、これまで意識したことがないのだ。
でも、このレンズはお手頃価格にもかかわらず、AFの精度やとろけるようなボケが高評価ということで、気分転換にブラりするのにちょうど良いのではないかと。
記念すべきファーストショット。
ちょっと前の方を歩いていたお兄さん。
なんか目の前にいるような距離感で写ってますが。
なるほど、85mmってこんな感じの距離感で写せるのかと、実感。
フィルムカメラぢゃまず写す気にもならない夜の暗がりでも、ミラーレズのデジタルカメラならなんの問題も無く。
お店のガラス越しでもAFはちゃんと店内のお客さんに合焦。まぁこれくらいは普通なんだろうけど、ネコ歩き以外はあまりAFレンズを使わない身としては新鮮でもあり。
メトロポリタン口のイルミネーション。
手前にピントが合って、後ボケはちと地味...(^^;)ハハハ。
AFだとあまり豪華にボケないんでMFに切り替えて思い切りピントを外してみる(笑)
脇にある池袋にしては小洒落たクレープ屋さん。
なんか色味がよかったんで(笑)
ゴリラ珈琲から新たにRoasted COFFEEに変わったカフェ。
光量とライトの色のせいかなんかフィルムっぽく写ってなくもない仕上がりに。
さすがにがちで人の前でレンズを向ける勇気がないんで、銅像でポートレート...(^^;)ハハハ。
うちの相方さんが素直にポートレート撮らしてくれればなんの問題もないのだが......せっかくの身近な被写体が勿体ない...(; ;)ハラリ。
ということで、デジタルならではの夜の撮影も問題なく。
やっぱりAFって便利な文明の利器であるなぁ〜と。