我が人生に必要なし!
AppleのデバイスがLightningに変わる以前から、Appleガジェットに接続するSDカードリーダーなんてモノは必要ないモノだと思っていた。
現に必要なかったし。
デジカメで使用するSDカードにはEye-FiのWiFi機能付きSDカードを使っていたし、そもそもiPhoneにSDカードをくっつけてまでSDカードを読み込ませる緊急性がどこにあるのだろうか?
根はパソコン人間である。初代Xperia以来スマホを肌身離さず持ち歩く生活が幾星霜とはいうものの、やはりボクくらいの年代はパソコンの方が落ち着くのである。
だから読み込ませるなら家に帰って、MacにSDカードリーダーを付けて読み込ませれば良いモノだと長年思っていたのである。
最近のデジタルカメラであれば、そもそもWiFi機能を内蔵し、データの転送はアプリでiPhoneと連携するのが一番スマートである。それが出来なければこれまで通りEye-Fi mobiカードで転送すればよいことだ。
しかし!?手持ちのガジェットが変わると考えも変わってしまうのが人間の悲しい性である。
先日手にしたEPSON R-D1Sなるデジタルカメラ。もう干支一周り以上前の2006年に発売されたこのクラシックデジカメの筆頭とも思われるシロモノは、そう簡単に今の世の中で迷わず運用できるモノでは無い。
フィルムカメラでは無くデジカメの性である。
なにせ、SDカードは2GBまでのモノしか使用できない。いまや1TBのカードが発売されようとしている時代なのに(笑)
なので、手持ちのEye-Fi mobiカードは使用できない。
当然のことながらWiFi機能なんてモノは考えたことすら無い時代の機種故、アプリ転送なんてモノが出来るシロモノでもない。
従って、必然的に画像転送にはWiredな接続に頼るしかないのである。
であれば、以前の通り家のMacに取り込めばいいではないかっ!ということになるが、ここ数年全くMac買い換えの興味が沸かなかったので、我が家のMacが2012年製であったことすら忘れていたのだ。
OSXの無償アップデートはありがたいことではあるが、バージョンアップを繰り返す毎に処理が重くなり、画像管理の母艦であるPhotosでSDカードから画像を取り込もうとすると、途中でPhotosが落ちること度々...(T^T)涙。
メインはPhotosとはいえ、ブログ用にFrickrやらバックアップ用にGoogle Photoにもアップしている環境を考慮すると、Macからネットサービスに上げるよりも、iPhoneから上げる方が正直楽なのである。
となると、やはり『必要は購買の母』なのである。
ついに長年無視しまくってきたLightning to SD Card Camera Readerをポチッてしまった...(^^;)ハハハ。
形状は見慣れたモノ。
というのも、ビックカメラでフィルムの現像とともにいつもiPhone転送で画像をiPhoneに転送しているのだ。
その時にビックカメラで使っているのがこれである。
EPSON R-D1Sの紹介の時に忘れていたかもしれないが、EPSON R-D1SのSDカードスロットは背面右に付いている。
昨今のデジカメはバッテリー室と同じ箇所にSDカードスロットを付けているモノが多いが、わざわざ分けて配置するのはある意味理にかなっている。
でも現在の常識を前提に触っているとどこにSDカードスロットがあるのか最初解りづらい...(^^;)ハハハ。
撮影後のSDカードをLightning to SD Card Camera Readerに差し込み、
それをiPhoneに接続すればiOSが自動的に認識してくれる。
Photosが自動的に起動して読み込みたい画像を選択すればいいだけというのは、うちのMacの手間を考えればやっぱり楽(笑)
そもそも600万画素が映し出す画像なんでファイル容量も大きくないこともあり、サクサクと読み込みが進む。
全て読み込んだ後は削除して終了。
メッセージを確認してLightning to SD Card Camera ReaderをiPhoneから外して作業完了!
後はPhotosが勝手にiCloudにアップロードしてくれるんでバックアップも問題なし。
ただ一点、RAWファイルでの撮影時にJPEGも保存している場合、ようは2種類のファイル形式での撮影をした場合、iPhoneに転送されるのは1種類だけのようである。
しかも、RAWかJPEGか選択する機会がなかったような気がするのだ。
ボクが読み込ませた時にはRAWファイルだけ読み込まれていたんで、そういうケースの時は気をつけた方がいいかもしれない。
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