そんなこんなで飲み会で久々に歌舞伎町一丁目を彷徨いたときに目にした『どうとんぼり神座』さん。
そういえば2012年の春先くらいまで池袋のサンシャイン60通りの脇路地にもお店があったんですよねぇ...(遠い目)。
でも当時はボクの気力も胃もまだまだ衰えを見せず、どちらかというとこってり系のラーメンではないとモノ足りないという質だったので、なんどかお邪魔したモノのそれほどハマるという感じでも無かったのでございました...(^^;)ハハハ。
そんな『どうとんぼり神座』さんに10年ぶりに再会をいたしまして、これは訪問しないわけにはイキますまいなっ!と6月最後の週末にまた歌舞伎町一丁目に向かったのでございます。
メニューはこれも場所柄か中国語と韓国語が併記されたモノもございますが、基本はおいしいラーメンをベースにトッピングのバリエーションなメニュー構成でございます。
そういえば、ダウンタウンの松ちゃんとか未来永劫ただでおいしいラーメンがいただけるパスとか持ってるんでしたっけ?
池袋店から10年、関西に根付いたラーメンチェーンの味を今味わうといかなるモノか?
外に設置された券売機で食券を買い求めてから入店です。
店内は14時近くだったにもかかわらず、ほぼ満席。
なかなか人気はあるようですねぇ。6月末とはいえすでに夏のような御陽気だったこの日にしては、店内のエアコンの効きが弱く、湯気による湿度上昇も相まって熱いらーめんをいただくにはつらい環境でございました...(^^;)ハハハ。
店内設置のエアコンの調子が悪かったんですかね?
床には何台も可搬型のエアコンが設置されておりました。
忙しそうに立ち回る店員さんを捕まえて食券を渡して奥のカウンターへ。
カウンターの調味料は豆板醤、おろしにんにく、辣油、醬油といったラインナップ。
もう10年前の記憶はすっかり消え去っていたんですが、改めて記憶が蘇りましたっ!?(笑)
神座さんといえばこちらの辛子ニラですよねっ!
なんか見てるだけで食欲がそそられてきます(笑)
そんなこんなでやってきたのがこちらの煮玉子ラーメン!
いやぁ〜10年ぶりにこのビジュアルに再会でございます...(-人-)合掌。
着丼するやいなやフワァ〜っと白菜の香りが立ち上がってきます。
具はまずはこちらの大振りで薄めの焼豚。
薄くても肉感は充分にありつつ柔らかく、脂身でジューシーというよりも肉々しさを味わうタイプの焼豚です。
一蘭の焼豚を大振りにした感じに似てるかも。
それにトッピングの煮玉子に、どんぶりの表面一面に浮いている白菜(笑)
なんといってもこの白菜が神座さんならでのオリジナリティを醸し出してございますね。
多分日本人なら誰も否定しない味。おなべの具として、そして出汁として日常的に使われるこの白菜。
白菜から採れる出汁を使って、不味くないわけがございません。
そんな白菜出汁がたっぷりと染みわたったこの醬油スープ。
優しぃ〜わぁ〜。でも10年前当時はこの優しさよりもこってりとした重厚感の方を求めていて、ちゃんとこの味を理解出来なかったんですよね...(^^;)ハハハ。
あれから10年、半世紀を越える歳を重ねるようになって、ようやくこの味を理解出来るようになりました。
これがいい、いや、まさにこれでいい!と言い切れる普遍的な味でございます。
面は中細ストレート麵。
スープを邪魔することなく寄り添う程度の主張しかしない麵ですが、これくらいでいいのです。
これが家系の酒井製麺のような麵だと麵のパンチの方が強すぎて、スープの旨みが打ち消されてしまいます...(^^;)ハハハ。
麵を半分ほどいただいたところで辛子ニラで味変!
久々過ぎてどの程度入れるモノかすっかり忘れていたんですが、この程度ではなんの味変にもなりません...(^^;)ハハハ。
それほどベースのスープの出汁が効いているともいえるのですが、食後に特にご予定のない貴兄はどんぶり一面に辛子ニラを敷き詰めるくらいでもちょうどいいかもしれません。
実際、となりで食べていたおじちゃんはそれくらい入れまくっておりました(笑)
残りのスープは、まるで鍋の出汁の様な佇まい。
そのまま完飲してもいいですが、ここはご飯をちょっと入れて雑炊のようにして〆るのがいいかもしれません。
お腹の余裕が無かったんで今回はやりませんでしたが...(^^;)ハハハ。
そんなこんななどうとんぼり神座さん。
うれしいことに24時間営業ということもあり、新宿方面への朝ン歩の際は朝ラーリストの筆頭としてこれから通おうと思います(笑)
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