我が家のLマウントシステムをすべて売り払い、改めてEマウントシステムを組み直すにあたっては、これまで5年間お供していただいたSony α7ⅡとこれでLeicaレンズを弄ぶためのTECHART LM-EA7も同時に買取ってもらったのでございます。
というのも、当時はまだ珍しかった無理繰りAF機能を装備したLM-EA7もその後継機であるLM-EA9が発売されていたので...(^^;)ハハハ。
ということで、Sony α7Ⅱに替わるα7CⅡもLeicaレンズの母艦として活躍させるべく先取購入したのがこちらのTECHART LM-EA9でございます!!
化粧箱のようなパッケージの上蓋を開けると、ペラが現れます。
取扱説明書ですね。
パッケージの中身はLM-EA9本体を始めこんな感じです。
ちゃんと日本語のトリセツも同封されております(笑)
先代のLM-EA7とは随分違ってシンプルなデザインに替わったLM-EA9!?
LM-EA9自体はこのように3つのパーツに分解されます。
左側がマウントアダプター本体、真ん中はリアキャップであるとともにファームウェアアップデート時にはUSBドックとして使用するとか。
右はただのフロントキャップでございます。
使用法としてはそんなに小難しいモノでは無いので、いちいち覚えてられないのでメモ代わりに本エントリーに画像を載せておきます。個人向けに(笑)
この焦点距離設定は設定しなくても撮影上困りませんが、設定しておけば後々EXIFで焦点距離くらいではカテゴライズできるんでやっておいた方が無難かも。
あ゛っ!?いちおうカメラ本体の手ぶれ補正をちゃんと効かせたいなら、この設定は必須ですね!(笑)
オールドレンズなLeicaレンズは最短撮影距離が長いので、この<被写体に寄って撮影したい場合>は覚えておいても無駄にはならないかもしれません。
設定らしい設定は特になく、普段は無限遠に設定して使用するのを反対の最短撮影距離にピントリングを合わせて撮影すると、LM-EA9自体のマウントが伸びてレンズの最短撮影距離を超えて撮影することが出来ます。
デザイン面で今回気になったのは、LM-EA9自体の無限遠状態(一番マウントが引っ込んでいる状態)が若干マウントの外周よりも内側にめり込んでしまってるんですよね。
なので古いL39マウント時代のElmarとかピントレバーがあるものは、下手するとLM-EA9に干渉して使えません。強引に使えなくも無いけど...(^^;)ハハハ。
なので、このF45の設定をして置いて電源オフ時でも無限遠状態に戻らない設定のままにしておけば、マウントが若干伸びた状態で外周よりもめり込むコトが無いので、ピントレバーがLM-EA9に干渉すること無くピント合わせが可能になります。
なので、このF45の設定は覚えておいてもいいかもしれないですね。
ということで、若干クセがありますが先代との外観比較をするとこの通り。
なにせ左側の先代LM-EA7はマウント下のアゴがダサくていまいちテンション下がる思いばかりだったんですが、次世代のLM-EA9はアゴが丸々取れて随分普通のマウントアダプターの形状に進化しましたっ!?
ちなみにα7CⅡに先代LM-EA7を装着するとこんな感じに...(^^;)ハハハ。
横からみても、なにこれ?と機能的には文句は無いモノの、見た目の悪さに引いてしまいます。
当然後ろから見ても、何食わぬ顔でアゴが出ております(笑)
これがLM-EA9を装着した時のα7CⅡのお姿。
アゴが無くなりスッキリしましたが、よくよく見るとLM-EA9は外周部分にモーターを配置したのか、本体の直径がだいぶ長くなって、カメラの軍艦部を頭が越えてますね...(^^;)ハハハ。
上から見てもこんな感じ。
まぁ〜普通のマウントアダプターをなんら遜色なく感じます。
α7CⅡにLM-EA9を付けて最初に試したかったのがLomography minitar-1 32mm f2.8!
おそらく一番パンケーキレンズに近しい見た目になるモノと思われ。
実体に付けて見るとこんな感じ。
上から見てもやはり期待通りにパンケーキレンズ扱いですね!(笑)
これくらいならバッグに忍ばるのも可能かな?
とりあえずこの組み合わせでいつもの1STショットは我が家のフォトジェニック、うちの小春さん(笑)
なんか寝込みを襲われて非難じみた顔つきをしていらっしゃいますが...(^^;)ハハハ。
部屋の中の室内灯のみノ場合、先代のLM-EA7の時は何回かジジジッジジジッと合焦するのに考えてましたが、このLM-EA9だと迷うことなく合焦しますねっ!
それといろいろと明暗部で合焦時の動きを変えてみましたが、マウント部が可動するときのモーター音がほぼしなくなったように感じます。
合焦の速度とモーター音の制御という面では先代に比べて随分進化したような気がします!!