昨年コロナ禍に入り新たにボクの生活に加わったのがYouTubeの視聴。
以前からうちの相方さんはハマっていて何度も薦められたのに全然見る気がしなかったのが、リモート生活に陥ってからはなぜか素直に視聴するように...(^^;)ハハハ。
最初のウチはカメラ系YouTuberのチャネルを漁っていたモノの、次第に縦横様々なジャンルに手が伸びるようになり、お写ン歩のネタになるような昭和遺産系のチャネルを見ていると都内でも身近なところがいくつか紹介されており、今回はそんな中からこちらもよく写ン歩に出かける東新宿界隈へ!
まずは夜明け前の池袋から副都心線に乗り東新宿駅へ!
地上に出ると夜が明け始めておりました(笑)
ちなみに今回もここ数ヶ月定番のお供、Leica M9-PにLight lens lab M 35mm f2(周八枚)でございます。
夜明け後の明暗色とりどりの状況って正直M9-Pの露出やWBって全然当てにならないんですけどね...(^^;)ハハハ。
目指す方向は南なんですが、せっかくなんでもう一つ確認したいところがあったンで抜け弁天通りを東へ。
坂を上がりきったところにあるのが大好物な二差路のこちら!!
この二差路の右側は『久左衛門坂』と呼ばれています。
なんとこの久左衛門さん、徳川家康の江戸入城以前からこの辺りの大久保にお住まいだったそうです。
西から東へ久左衛門坂を観に来たところを、久左衛門坂を下って西へ戻ります。
途中気になったのがこちらの『くろねこブルース』。
スナックみたいな名前ですが、タイカフェなんだとか(笑)
以前もご紹介したばかりですが新宿七丁目にいるので、せっかくなので梯子坂見物に。
こういう路地裏で未だ健在の銭湯って貴重ですよねぇ〜
前回は緊急事態宣言下でモノクロ縛りだったんで、今回は総天然色で(笑)
再び抜け弁天通りに辿り着き、信号を渡って新宿六丁目のエリアへ!
このなんの変哲も無い道の先に目指す案件があるはずですっ!?
ホントにあるんだっ!?と一瞬怯ませる異様な空間がこちら!!
左にチラッと移ってますがいわゆるごく一般的な住宅街の一角なのです。
がっ!?この時が止まっているというか周りの時間の流れとすっかり隔絶されて時が進んでいるかのようなパラレルワールド感!?
所謂廃墟というモノなんでしょうが、この一軒に限らず脇の路地の先にも打ち捨てられ感漂う物件が見えてます。
家屋は一階から二階にかけて全面的に植物たちが光を求めるためだけの支えになっている模様......。
強風でしょうか?何かの際に折れてしまった樹の幹も処分されずにそのまま月日が経ち、朽ち果てております。
廃墟と思いきや、なにやら新しげな簾もかけられていたり、若干の生活感が見え隠れするのが、さらに怪しさを醸し出してございます...(^^;)ハハハ。
この物件の裏に回ってみましたが、先ほどの物件も含めてこの路地の左側は全て廃屋と化しているようで、なぜかこの区画だけがすでに人が立ち去った廃墟区画となっているようです。
かといって、再開発が始まるような気配は一切感じません.........。
謎が謎を呼ぶ新宿六丁目の廃墟区画でございました。
若干、『陰』な空気を身に纏ってしまったため、人気を感じる街に出ようと新宿三丁目方面に向かってテキトーに歩いていたら、ファンキーなシャッターが目に入ったんでパ写リ!
後々Google先生で知ったんですが、この辺はかの有名どころ『新宿二丁目』だったようですね。
だったらそれはそれで二丁目探訪でも面白かったなぁ〜と後悔です...(^^;)ハハハ。
新宿三丁目といえば末広通り!
ということで、こちらも以前ご紹介したことがある『どん底』さんのある横丁。
相変わらずいぃ〜味を醸し出している看板です(笑)
どん底前の瓶ケース。
この日は赤成分が多かったようですねぇ。
どん底さんの横丁の先に足を伸ばしまして。
も一回再訪したかったのが、こちらのビル!の裏側ッ!!(笑)
この三軒立ち並ぶ店舗ビルの裏側が駐車場なんで、各ビルの裏側が全開放で見られるのがガリガリゴテゴテ好きにはたまりません。
まずは一番奥のバーンリムバーの裏側。
雑多なアジアンな感じがいぃ〜ですねぇ〜でもこれでもまだこの日は綺麗な方だな(笑)
だいこんの葉菜さんの裏側。
裏側もスッキリして小洒落てます...(^^;)ハハハ。
こて屋さんの裏側。
ここもなんか綺麗だな.........も少しグチャグチャした感を期待してたんですが。
末広通りに向かって歩いているとおもしろい看板が。
いちおうお店の看板なんだろうけど路面にただ置いてあるだけみたいで。
銅板で地味だし、知ってる人じゃ無いと気付けないかも(笑)
まぁ〜いちおう末広といえば末広亭でしょ!
寄席の中に入ったことはないンですけどね、いつか老後の暇つぶしでここで話芸を愉しみたいですなぁ。
末広亭というと末広亭よりも、末広亭前のスナックよたろうの謎のオブジェの方がまだまだ気になるお年頃です(笑)
池袋でもそうですが、商業区画でビルの解体・建設工事が始まると普段は隣接するビルで見えないビルの裏側が見られるのがいいですね。
ということでこちらも記念にパ写リ(笑)
そんなこんなな新宿七丁目〜六丁目〜二丁目〜三丁目の明治通りの東側ツアーでございました。
新宿と聞くと歌舞伎町や西新宿の高層ビル街を抱える大都市のイメージが先行しますが、そんな大都会の一角に人知れず朽ち果てていく廃墟区画が存在するのが、奇妙な違和感を感じてゾクゾクしたお写ン歩でございました。